SLJ さんの日記

 
2012
10月 30
(火)
12:01
瓦版2012.10.30第131号
本文
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  週刊スローライフ瓦版 (2012.10.30 第131号)

発行:NPOスローライフ・ジャパン
                     スローライフ学会
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今月20日の「さんか・さろん」はお休みにさせてください、というお願い。
会場を提供してくれていた浦理事の会社が移転。代わる会場探し?「第3火曜
夕の3?4時間、30?40人の集会場やーい」です。会員諸兄姉もよろしく。
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コラム<火曜日の鐘>  長谷川八重(NPOスローライフ掛川)
 ̄ ̄ ̄   スローライフ逸品の「価格」とは?

 スローライフ逸品フォーラムin高岡では、スタッフに加わって、司会役を努
めさせてもらったりしましたが、いま「ものづくり」分科会のテープ起こしを
お手伝い中です。。初めてのテープ起こしは、イヤホンでのパネリストの声に
集中しながら要点をまとめ、それを分かりやすい文体に並べていく根気のいる
作業です。自分がパネリストの時を反省したりして…。
 分科会の論議では、「人」「まち」「こと」が語られ、ものづくりに大切な
のはこれらの関係、つまり「物語」なのだと感じることができます。
 そして、地域性や生活提案を織り込む「スローライフ逸品」の要件に対して、
高岡の銅器産業に携わる若手職人の代表からの質問があり、手間ひまかけた物
にはそれなりの価格があって、安易な外国製との違いはそこだと“納得価格で
買いやすいもの”に少々の異論も出されました。NHKでも逸品を取り上げた
シリーズ番組が放送されていますが、私も、価格を定義してしまうと逸品から
離れていく気がしています。「作る」と「売る」、最終目的は合致していても
それぞれの苦労があり、すべてが美しい物語とはいかない過程もスローライフ
なのだと感じています。
 この「ものづくり」分科会のテープ起こした報告も、スローライフジャパン
のホームページでお楽しみいただければ・・・。



学会コラム<緑と絆の木陰> 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      
中村桂子(JT生命誌研究館館長) 高岡のたたずまいから一票の重みへ

 高岡での会合に参加した2日間は本当に充実したものでした。東京と大阪と
いう大都市での暮らしでは得られない生活の基本を体感できる貴重な時間をい
ただき、皆さま(御一緒した方すべて)へのお礼の気持でいっぱいです。スロ
ーライフと言いながら、準備のお手伝いをする余裕のない生活をしていること
を反省しながら。富山と金沢には何度も訪れたことがありますが、その間の高
岡は今回が初めてです。一言で表わすなら、“たたずまいがとてもすてきな街”
でした。短い時間でしたが、店のショウウィンドウに並ぶ品物がゆったりした
時間を感じさせてくれました。もちろん、地方の街として商店街にはたくさん
の問題があるのだろうと思いますが、この感じを大切にしながら、なお活気の
ある状況だったらよいなと思いました。
 そこで、思うのです。今一票の格差が問題になり、違憲とされていますが、
地方を支えている力のことを考えたら、これは格差ではないとも言えるように
思うのです。どれだけの土地を支えているか、どれだけの生きものたちを生存
させているかということを考慮すれば、たとえば鳥取県は神奈川県より一票が
重いのは当然ではないかなと思えます。一極集中を止め、地域を大切にすると
いうことを基本に政治のシステムも考える必要がある・・・しろうとの発想で
すがそう思います。
 高岡の感想はたくさんありますが、中央や大都会の政治家が勝手なことをし
ている状況に地域の大切さを思ったものですから筆がすべりました。



■街角から畦道から

元飼い主?が現れて・・・ 竹内義昭(東京・杉並区 ジャーナリスト)

 我が家で預かっている福島被災犬に「ひょっとしてうちの飼い犬ではないか」
という問い合わせがあった。救出、保護作戦をしているボランティアのホーム
ページに載っている写真を見たそうで、ボランティアの担当者も保護した地域
や下半身が不自由などの特徴から「ほぼ間違いなさそう」と言ってきた。
週末の夜、避難先の埼玉県から初老の女性が息子と一緒にさっそく駆けつけて
きた。玄関に入るなり、名前を呼んだが反応がにぶい。近づいてよく見てもら
ったが、「似てるけど違う」とつぶやいた。福島第一原発のある大熊町の方で、
バスで避難したため仕方なく愛犬を置いてきたのだという。仕事の関係で母親
と長男が埼玉にやってきて、ほかの家族は秋田県に避難しているそうだ。
「大熊町に帰れないけど、町の代表として頑張ってね」と犬に語りかけ、持参
したエサやおもちゃを置いて帰って行った。今は引き取れないが、顔だけでも
見たいと言っていたのに、「犬違い」に終わった。避難犬の年齢や生活ぶりを
聞きたいと思っていたこちらも当てがはずれた。母子には気の毒なことをした
が、ちょっぴりほっとした私と妻がいた。



■まち・むらニュース

・北海道釧路市 タンチョウ特別天然記念物指定60周年記念シンポジウム

 タンチョウの保護について、これまでの取り組みと現状、また今後について
シンポジウム「サルルンカムイとともに歩んだ60年、そして未来へ」で専門家
と考える。パネルディスカッションのほか<基調講演>高橋 良治 氏(釧路市
丹頂鶴自然公園名誉園長)<招待講演>金 仕謙 氏(台北市立動物園園長)         
日時:11月3日(土・祝)10:00?15:30
場所:釧路プリンスホテル3階北斗の間(釧路市幸町7丁目1)
定員:300名(申込みは不要) 参加費:無料  釧路市動物園(0154)56-2121
詳しくはこちら http://www.city.kushiro.lg.jp/zoo/event/0002.html


・東京都墨田区 東京スカイツリータウン・ソラマチ5FでTOKYO油田ショウ

 東京スカイツリータウン・ソラマチ5Fに「産業観光プラザ すみだ まち処」
がオープン、TOKYO油田が「環境にやさしい、すみだのまち」を紹介しながら、
展示や使用済み油の回収を行う。11月15日(木)?26日(月)。
また「エコ・アロマ・キャンドル」や絵柄を自分で選んで作る「オリジナル・
リサイクル石けん」ワークショップを開く。17日(土)18日(日)23日(金)
24日(土)25日(日)11時? 参加費¥500。
問い合わせは、TOKYO油田2017 ?ユーズ TEL:03-6661-1610 



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米粉のまち・胎内市から・・・
世界有数の米粉グルメ国(現地の屋台で出会ったおじさん談)、マレーシアの
「カーリーミー」。読んで字のごとく、いわゆるカレーヌードルです。
http://tainai-komeko.blogto.jp/archives/18939437.html
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「日光『食』の研究所」から・・・
11月3日(土)と4日(日)「とちぎ元気グルメまつり」が開催されます。
県内各市町から集まった自慢のご当地グルメが参加します。
http://nikkokekko.blog121.fc2.com/blog-entry-202.html
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クオリティライフから・・・
「たまな食堂」では山形県の鶴岡食文化産業創造センター主催の「つるおか在
来作物3days in Tokyo」の協力店として、11月9日?11日、鶴岡市在来作物の
お料理をご提供。→ https://qweb.quality.co.jp/mm.cfm?mm=1053&url=5416
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コラム<象さんの散歩>  わが身を叩いて終わった「橋下叩き」
 ̄ ̄ ̄ 
 秋は同窓会、OB会の季節だ。先週は、朝日新聞時代の政治部と論説委員会
のOB会が続いた。話題は「週刊朝日の橋下叩きが残念」の声の渦、渦。
 私の残念は、この記事が橋下徹批判封じへ通じるからだ。不適切な表現とか
同和地区への配慮を欠くとか以前の問題。そもそも「ハシシタの奴の本性」の
見出しが品性下劣としかいえない。佐野真一氏もなぜ。「あんぽん 孫正義伝」
はじめ「阿片王 満州の夜と霧」「甘粕正彦乱心の高や」「枢密院議長の日記」
など、なかなかのノンフィクション作品だと読んでいたのだが・・。
 あと一つの残念は、ほんものの批判記事をこわばらせそうだから。橋下市長
を「けんか民主主義」と断じて批判を続けたわが「瓦版」の坪井ゆづるさんら
朝日新聞の橋下批判派は多いが、原稿を書くペンが重くなるだろう。
 橋下市長は、大阪府立北野高校?早稲田大学コースで、私のはるか後輩に当
たるが、登場時から危ないと思い、最近は、この欄で「こわい」とも書いた。
彼の政治への立ち位置はきわめて明瞭。中央政界で場を得ること。知事、市長
のポジションは踏み台である。府知事ポストを途中で投げ出した。市長職務は
どこへやら、「日本維新の会」の全国遊説に飛び歩く。任期一年半で知事職を
放り出した石原都知事と同じだ。地方分権派には許しがたい。∨ 川島正英 ∧



コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> 松阪の味わい
 ̄ ̄ ̄
三重県松阪の味といえば、牛。有名すき焼き店に人が押し寄せる印象ですが、
そればかりではありません。まちを丁寧に歩くと、メインにはなりませんが、
へえ?と感心する味があちこちに。蜂蜜アイス、麹味噌、蒲鉾、駄菓子など。
地元の方と話しながらいただくと、「食べる」というより「味わう」感じです。
高級牛肉をほおばるよりも、味わい深い思い出になりました。
http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=183



■編集室だより

 ・早野 透さんが新しい著作・・「田中角栄」

わが瓦版コラムの「火曜日の鐘」執筆陣の早野透さん(桜美林大学教授)が、
中公新書から「田中角栄ー戦後日本の悲しき自画像」を出版。朝日新聞の政治
記者を田中番で出発、熟達の政治コラムニストで終えた面目躍如の著作である。
角栄を戦後政治の体現者という視点で捉える早野さん。「歴史の狡智」として
の田中角栄を通して、日本政治の苦悶の過程を見てもらい・・(あとがき)と
執筆の気持ちを書いています。混迷する現政局を考察するにも絶好でしょう。

 
 ・石川義憲さんの「まちづくり分科会のフォローアップ」

高岡のフォーラムの直後に、まちづくり分科会パネリストの石川義憲さんから
便りをいただいた。分科会論議のフォローアップということだったが、「高岡
の歴史まちづくりと逸品」の物差としてドイツの都市の事例、と名づけられて
いる。示唆に富む大変な労作。ごく一部分を抜粋、掲載させていただこう。

路面電車とスローライフ
分科会では、島正範さんが路面電車について熱く語っていました。ドイツにお
いても、町並み保存の動きが起こったのとほぼ同時期の1970年代に、西ドイツ
の多くの都市で路面電車存続・拡充に舵を切りました。ドレスデンは東ドイツ
に属していたため、それ以上に路面電車重視でした。統一後には、ドレスデン
では路面電車で貨物を運ぶといった画期的な事業も行っています。
路面電車はまちづくりと大きく関わっています。富山市の試みに見られるよう
にコンパクトシティ、職住近接と密接な関係があります。高齢者を中心に町中
に居住する、町の拠点や観光地、産業地帯、職場を結ぶなど、折角生き残った
高岡の路面電車ですから、ぜひ長期展望を持ってまちづくりに活かしていって
ほしいと思います。新高岡駅、瑞龍寺を結びつけていけば、観光やものづくり
でも重要な役割を果たすかも知れません。
路面電車も、スローライフに欠かせない主役です。



□今年度の会費をお願いします。新会員も募集中。

スローライフ学会はNPOスローライフ・ジャパンが運営する学会(学長・
神野直彦、会長・増田寛也、副会長・中村桂子)です。
スローライフについて多くの分野から学び、楽しく語り合う。また、全国で
スローライフなまちづくりをすすめる皆さんとのつながりでもあります。
 
年会費5,000円。会員は、この「瓦版」に記事を出したり「さんか・さろん」
などで交流したり。会費は下記の口座へお振り込みください。

【振込先】
ゆうちょ銀行 振替口座 00190?4?595293 スローライフ学会
三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会

※4月?3月の年会費のため、昨年度中途のお支払いの方も、新年度は新たに
 お振込いただきたく、よろしくお願いいたします。
※個人名以外の口座でお振込の場合、確認できませんのでご一報ください。

新しく入会ご希望の方は、こちらからお申し込みください。
【入会フォーム】
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株式会社サンクス・ツー
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