SLJ さんの日記

[2015-2] 
 
2015
2月 10
(火)
10:46
本文

ほのかな春がやってきました。来週17日(火)の「さんか・さろん」で上映の
『物置のピアノ』も、早春を告げる映画です。「3・11」に見舞われた福島、
衰退していく農家にも、桃が香り、ピアノの音がひびき、青春が匂い立つ・・。
   


コラム<火曜日の鐘>  川島英樹(せたがや文化財団)
 ̄ ̄ ̄
     『美輪明宏ロマンティック音楽会2015』 
 
 美輪明宏のコンサートに行った。いや、美輪サマを観に行った、という方が
正確だ。ウィキペディアによれば、シンガーソングライター、俳優、演出家、
タレント。「女装の麗人」で、三島由紀夫や寺山修司との仕事で知られる。
  幕が開けば、そこはファンタジックな世界。一筋の明かりの中、美輪サマが
ゆっくり歩いてくる。拍手と歓声。しかし、そこからいきなり長いお話が始ま
った。約2時間半の公演の半分はトーク。「ヨイトマケの唄」はじめ自作の曲
を紹介しつつ、自らの半生を辿る。貧困や差別に対する静かな怒り、被爆体験
も踏まえての強い反戦の意思が伝わる。現政権を含め、いまの世の中の風潮に
対する批判から、「心の栄養」である芸術の大切さを語る。
  ひとことで言うと、オバちゃん(失礼)の救世主。ご本人の意思とは違いそう
だが、サービス精神旺盛なので、圧倒的多数の中高年女性客に向けて、そうい
う色合いが出る。ぼくの好みとは違ったけれど、シャンソン名曲での表現力は
印象深く、太宰治がシェイクスピアを評した「情熱の火柱が太い」という言葉
を思い出した。
  どんなに過激な発言をしていても品を忘れない。この人は、ただ自分の考え
る「美しいもの」を追求しているだけだが、だからこそ強い。そして、その様
はやはり美しかった。

 

学会コラム<緑と絆の木陰>  増田寛也(野村総合研究所顧問)

    東京圏集中をみて
 
 5日に総務省が発表した「人口移動報告」をみると、この1年で東京周辺へ
の人口集中が一段と進んでいることが分かる。一都三県への転入超過数は5年
ぶりに10万人を超え約11万人、そのうちの95%を15〜29歳の若年層が占めてい
る。総務省は「景気が回復している首都圏に全国から人口が流入している」と
説明しているが、確かにアベノミクスによる円安や株高の効果が大企業や大都
市に集中し、地方に届いていないことが影響しているのだろう。
 「増田リスト」の基となるデータは2010年の国勢調査であり、東日本大震災
によるその後の変化が反映されていないという意見もあるが、今年10月に行わ
れる国勢調査では、いわゆる「消滅可能性都市」はより増加しそうだ。
 大学進学や就職を機にふるさとを離れる若者が多い。個人の選択の自由は最
大限尊重するとしても、「心ならずも東京に行くしかない」と思っている人も
いる。選択肢が限られている現状は変えたい。地元の大学に進み、さらに地元
で働くという生き方を選択した若者を、地域全体で称揚するということも必要
だろう。
 もちろん、東京に集まる人の流れを変えただけでは意味がない。女性が社会
で直面する「ガラスの天井」を打ち破ったり、若者の不安定雇用をなくす改革
が必要だ。結婚、出産、子育てへの切れ目ない支援も実現したい。
 こうしたことは過度に人口が集中している過密都市東京では困難を伴う。東
京は、間もなく爆発的に増加する高齢者対策で手いっぱいとなる。日本全体を
俯瞰し、どのような生き方、どのような社会の実現を図るか、将来世代のため
にひとりひとりが真剣に考えたいと思う。

 

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 【逸村逸品】ひとこと紹介 〜 http://www.facebook.com/slowlifej
 東京都葛飾区「もくねんさん」。 鉛筆製造の過程で大量に出るおがくずの
 リサイクル商品です。木で作ったねんどなので「木粘」、もくねんさんです。
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■街角から畦道から

 竹内義昭(東京都杉並区) カズコさん――老々介護の現実 (11)

来年度予算案に盛り込まれた介護報酬削減の余波が早くも我が家にやってきた。
2か月に1回程度お世話になっていた八王子のショートステイ施設から、3月
末で閉鎖するとのお知らせが送られてきたのだ。
認知症歴7年余の母カズコさんの介護は、夫婦が二人がかりでこなしている。
どちらか一人が不在になると手に負えない。そんな時は施設で預かってもらっ
ている。地元の杉並区の施設にもお世話になっているが、こちらは2か月前に
予約しなければならず、突然の用事ができたときには比較的すいている八王子
にお願いしてきた。
閉鎖の理由は介護報酬削減と人手不足、とのこと。介護の現場が崩壊し始めて
いる。

 

■まち・むらニュース

  ・北海道稚内市 全国犬ぞり稚内大会

「犬たちの甲子園」といわれる大会。映画『南極物語』に出演したタロとジロ
が稚内市に寄贈されたことがきっかけで開かれるようになった。道内外からの
参加者も多数で、1頭引きや6頭引きレースのほか、競技種目も多彩。
日時:2月21日(土)・22日(日)9:00〜15:00
会場:稚内空港特設会場(JR稚内駅から車で25分)
主催:問合せ:全国犬ぞり稚内大会実行委員会(稚内市役所観光交流課内)
TEL0162-23-6468 
 https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kanko/event/inuzori.html


   ・新潟県十日町市 第66回十日町雪まつり

「雪を友とし、雪を楽しむ」という住民の自発的な思いから生まれた雪まつり。
市民手づくりの雪像、温かいおもてなしのお祭り広場、雪上カーニバルなどの
イベントが楽しめる。会期中は市街地巡回バスが運行される。
日時:2月20日(金)〜22日(日)
会場:十日町市内各所
主催・問合せ:雪まつり実行委員会025-757-3100  http://snowfes.jp/wp/
 


コラム<象さんの散歩>  不安なのは平和の道のぐらつき・・続

 先週号では、「イスラム国」事件を採りあげて、険しくともなお平和の道へ
「ゆっくり ゆったり ゆたかに」と、安倍政権への注文を書いた。
 安倍政権の平和へ往く動きに、ぐらつきが見えるからだ。憲法9条改正への
指向、集団的自衛権、特定秘密保護法へのアプローチからも明らか。戦後70年
を機にあらためて出したいという「安倍談話」にも注目したい。
 「イスラム国」事件が、はからずも、安倍政権の平和の道への姿勢をただす
機会となった。国会の予算委員会の論戦をはじめ、さまざまな場で政権の政治
姿勢について賛否両論があった。安倍談話も論点となった。
 いろいろな論議の一つに、4日のBSフジ・プライムニュースでの若宮啓文、
桜井よし子の2時間の論戦があった。「戦後70年」−日本の姿勢と選択は−が
テーマであり、「イスラム国」事件も経ての戦後70年の“安倍談話”の論議に
期待したが・・。それよりも、従軍慰安婦問題や朝日新聞事件といった問題に
傾きがち。でも、最後に「戦後70年、日本が世界に発信すべきこと」をボード
に書いた提言はよかった。桜井さんのメディアへの注文に対して、若宮くんは
「柔の国」とひと言。若宮くんは朝日新聞政治部の後輩で、仕事の合間の食事、
お酒・・よく語り合った。強、硬、剛でない思考がいいね。 ∨ 川島正英 ∧

 

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「奈良県十津川村」から・・
2月いっぱい「源泉かけ流し温泉感謝祭」を開催中。村内の宿・飲食店などを
利用すると公衆浴場無料券がもらえます。さあ、源泉の湯で温まりましょう!
http://www.vill.totsukawa.lg.jp/www/contents/1420501236151/index.html
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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅>  人×人
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久しぶりに長野県飯田市に行きました。地域観光を育ててきた人たちの、交流
と発表を兼ねた会です。以前は遠慮がちだった人たちがずいぶんたくましくな
って、実現可能な新しい企画を次々と発表してくれます。そこにまた新しい人
が加わって、その場でアイディアがさらに膨らみます。人は人を育てる、そう
いう場を常につくる、その努力が大事だと思いました。
http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=299

 

■編集室便り

□2月「さんか・さろん」は映画会・・・福島にも咲く青春物語

2月の「さんか・さろん」は映画『物置のピアノ』の上映会です。昨年福島で
先行の後、秋には東京で上映、いま、各地の団体が自主上映会を開いています。
「3・11」からもうすぐ4年を迎えます。いままた福島に、そこに生きる人々
に、目を向けたい。お誘いあわせて皆さまでお越しください。
(なお、会場がいつもと違っています。新宿区のNPO団体のための建物です。
少々わかりにくい場所ですが、下記のURLご確認ください。)

〇日 時:2015年2月17日(火)19:00〜21:30
〇会 場:新宿NPO協働推進センター5F 新宿区高田馬場4-36-12
(JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線「高田馬場駅」徒歩15分
 都営バス・関東バス「小滝橋」バス停徒歩4分)
 http://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000143374.pdf

〇映画紹介:武重邦夫(企画・制作)テーマ「〔物置のピアノ〕と若者たち」
〇参加費:会員500円 一般1,000円
〇主催:NPOスローライフ・ジャパン/スローライフ学会
〇申込み・問合せ:スローライフ・ジャパン03-5312-4141  FAX03-5312-4554
 メールslowlifej@nifty.com(会場の定員になり次第締切)
詳しくはこちらから
http://www.slowlife-japan.jp/modules/katsudou/index.php?page=detail&bid=242

 

□スローライフ学会の「自治体会員」へどうぞ・・

 道府県、市町村職員の諸兄姉へ

スローライフ学会・NPOは、これまで個人会員の活動に重きを置いてきまし
たが、この秋から自治体会員の募集に力を入れています。わが学会の会長でも
ある増田寛也さんの“増田警告”によって注目を集めつつある人口減少問題に
立ち向かう。それには、地域にスローライフのこころを広めていくことが大切
だと考えるからです。「まち・むらをちびっ子の遊ぶ里へ」をスローガンに、
連携を深めたい。人口問題の具体策をたてるお手伝いをさせてください。

私たちは、人口減少に直面して、将来に向けた対策を考え、また行動していく
「まち・むら」を全力で応援します。ぜひとも、地域ごとにご検討ください。

この考えに賛同いただく自治体からのご一報をお待ちします。

◇年会費:50,000円。
◇自治体会員になると
  (1) 参加費割引があります。
  (2) ホームページにバナーをつけられます。
  (3) メルマガ「スローライフ瓦版」に記事を掲載できます。
  (4) 記録を見られます。
  (5) 特別セミナーに参加できます。
  (6) 年に1回、事務局が講師としてがうかがいます。
  (7) さらなる展開のご相談に応じます。

詳しくはこちらから
http://www.slowlife-japan.jp/modules/contents/index.php?content_id=3      


□スローライフ版・IT塾 --------------------------------------------

Q:テレビCMや店頭で「surface」というパソコンを目にします。薄くて持ち
運びやすいのと、画面を取り外せてタブレットみたいに使える点に惹かれてい
ます。機種を選ぶときに注意することはありますか。<編集室:篠原伊佐武>
  ▼
A:「surface」とは次のようなMicrosoftのパソコンです。
http://www.microsoft.com/surface/ja-jp 
インターネットやメール、ワードやエクセルなどが使えればいい、という場合
はWindowsRTという機種で十分だと思いますが、他にも写真や動画の編集など、
作業内容が多岐にわたりそうなときは、Windows8.1が搭載されたSurfaceProを
選択することをおすすめします。 <EDI:藤井頼暁>

 

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クオリティライフから・・・
「たまな食堂」のカレー屋さん「たまなかり」では、テイクアウトを開始。
有機野菜の旨みたっぷりの「ベジたまなカレー」を750円で店頭販売です。
facebookは >>> http://qwebm.quality.co.jp/mail/u/l?p=twDfQbn19ZQZ
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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。

鹿児島県
 http://www.pref.kagoshima.jp/pr/koryu/index.html
岩手県遠野市
 http://www.city.tono.iwate.jp/
日本テレネット 株式会社
 http://www.nippon-tele.net/
クオリティ株式会社
 http://www.quality.co.jp/
アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社
 http://www.edi.ne.jp/
株式会社サンクス・ツー
 http://www.thanks2.jp/


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最後までお読みくださって、ありがとうございました。
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アドレスの変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。
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TEL 03-5312-4141  FAX 03-5312-4554 
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