SLJ さんの日記

カテゴリー [週刊スローライフ瓦版] 
 
2017
5月 2
(火)
16:11
本文

「大型連休」と、にぎやかですね。でも、瓦版編集室は、変わりなく、です。
今月の「さんか・さろん」の準備開始です。「私の仕事」シリーズの藤井頼曉
さん『コンピューターはフライパン』をよろしく。(詳細は編集室便りで)

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コラム<火曜日の鐘>  川島英樹(せたがや文化財団)      
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   晴れたら市原、行こう 
 
  いま開催中の『いちはらアート×ミックス2017』のキャッチフレーズだ。
連休前半の日曜、東京は気持ちのよい青空。それで、「都心から1時間、里山
が舞台の芸術祭」に出かけた。房総半島の真ん中。トロッコ列車が走るのどか
な風景が広がっている。芸術祭自体も、のどかなもの。展示されているアート
作品も最先端のトンがったものより、肩の力を抜いた素朴なものが多かった。        
 まず「菜の花プレイヤーズ」というボランティア・サポーターたちがいい。
お洒落なフェスティバルだと、都会からの意識が高い系のスタッフが多いが、
ここにいるのは、地元のおじちゃん、おばちゃんばっかり。まことに不慣れな
運営だけど、誰も文句を言う気にならない。
 この日の呼び物は野外舞踏公演。廃校を見下ろす、大きな倒木が転がる丘が
舞台だ。力演をよそに、新緑の緑や、風でそよぐ木、鶯の声に関心が向かう。
何故ここで公演なんか観ているのだろうという気がしてくる。でも、公演がな
ければ、ここに来ることもなかった。何故ただ里山を見て、ぼんやり時間を過
ごすことができないのだろう…。スローライフ同人として恥じ入るばかり。
 公演は投げ銭制だった。隣の席のお年寄りが、おひねりを包みながら、感想
をもらした。「なんだか訳が分からないけど、がんばってたねぇ」。やっぱり、
人間は、そして、おばちゃんはすばらしい。 

 

学会コラム<緑と絆の木陰>  坪井ゆづる(朝日新聞論説委員)

   「あっち」と「こっち」

 「あっちの方だから良かった」
 確かに、「あっち」は、いま自分がいる「こっち」からは遠い場所なので、
未曽有の災厄が起きても、困りごとに見舞われても、「こっち」で何か大問題
に直面するより実害は少ないし、事態の深刻さもなかなか伝わりにくい。
 もちろん、「あっち」には「あっち」の人々がいて、「こっち」にいる私た
ちとさほど変わらない環境のもとで、ほとんど同じような暮らしをしているの
だから、「あっち」の人々にとっての迷惑や困難は、きっと「こっち」の私た
ちに降りかかれば、嫌なこと、何とか避けたいことなのだろうと想像はする。
けれど、実体験でないと、やっぱりどこか他人事のままなのだ。
 だから、「こっち」の人は、「あっちの方だから良かった」なんて、ついつ
い考えてしまいがちだ。でも、苦難に向き合っている「あっち」の人々がそれ
を知れば、驚き、呆れ、そして怒り、最後は悲しくなるに違いない。なぜ、自
分たちだけがこんなひどい目に遭わなくてはいけないのですか、と。
 さて、「こっち」の人のあなたは、「あっち」をどこだと思いましたか。
 ここに書いた「あっち」は、米軍基地を押しつけられている沖縄のことです。

 

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 【逸村逸品】ひとこと紹介 〜 http://www.facebook.com/slowlifej
埼玉県越谷市「平和鳩」。電子部品加工のプレス加工会社から誕生した「平和
鳩」は、鳩状の折り紙になるよう形状記憶加工が施された立体カードです。
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■街角から畦道から

  越川進(スローライフ学会会員、埼玉県越谷市) 「役立つ」とは何か

「われわれ人間が構築したものは、公共のものにせよ個人のものにせよ、欠陥
だらけである。けれども、自然の中に役立たないものなど何もない。この世界
に入り込んだもので、しかるべき場所を占めないものなど存在しないのだ」
(モンテーニュ「エセー6」p12 宮下志朗訳)
「役立つこと」(有用性)ほど移ろいやすいものはない、と言った人がいます。
確かに、旧式になって役立たなくなったら弊履のように捨ててしまう、という
のは現代の消費社会では当たり前となっています。しかし本当に当たり前な話
で片づけていいのでしょうか?
例えば、老人を邪魔者扱いして社会から排除する風潮は有用性という視点から
だけの判断であって、それほど彼らの人間性を無視した思想はありません。そ
ういう傾向に異議申し立てをしない限り、われわれは人間の未来について期待
や希望を持って語ることはできません。「自然の中には役立たないものなど何
もない」何よりもまず、こうした認識に立って問題の本質を考え直すべきです。
そうでないと、老人を“翁”として尊敬した時代は「夢のまた夢」(豊臣秀吉)
となっていくに違いありません。


  竹内義昭   カズコさん・・110

要介護度「4」から「5」に進行したことで、カズコさんの変わりようを改め
て振り返ってみた。「3」から「4」になったのは2年前。自分で排せつがで
きなくなり、箸を使っての食事も難しくなっていた。

同居する私たち老夫婦の手に負えなくなったため、ケアマネジャーを介し特養
へ申し込み。ダメ元と思っていたのだが、幸いにも半年後の一昨年11月に近所
の施設への入所が決まった。

入所から1年半、最初は普通の食事だったが、刻み食を経て、現在はとろみの
ついたソフト食で、入歯は用済みに。最近は話しかけても「わからない」を連
発するばかり。「わからない」ことがわかっていることが不思議ではある。

 

■まち・むらニュース

・鹿児島県南さつま市  2017吹上浜砂の祭典 

毎年10万人を超える人が集まる、鹿児島のGWを代表する世界一の砂まつりは
今年30回目を迎える。高さ10mのメイン砂像を含め、砂だけで造られた精巧で
芸術性に優れた大小100基が並ぶ。3日〜7日は夜のライトアップが楽しめる。
開催日時:3日(水)〜31日(水)9時〜17時(3日〜7日は21時まで)
場所:砂丘の杜きんぽう内特設会場、他
主催・問合せ:吹上砂丘の祭典実行委員会 TEL0993-53-2111
http://www.sand-minamisatsuma.jp/


・香川県土庄町 肥土山農村歌舞伎奉納

300年以上も里人が受け継いできた郷土芸能の農村歌舞伎。県の無形民俗文化
財に指定されている。境内にある舞台は間口17mの立派なもので、花道、回り
舞台、迫りあがり、奈落など本格的。桟敷席は全席無料で観劇できる。
日時:3日(水)15時〜20時30分   場所:肥土山離宮八幡神社
主催:肥土町自治会   問合せ:土庄町商工観光課 TEL0879-62-7004
http://www.town.tonosho.kagawa.jp/tns/info.php?y=2017&m=5&id=4252

 

コラム<象さんの散歩>  スローライフの母

 先週の日曜日に映画を観た。『ターシャ・テューダー・・静かな森の物語』。
そもそも、どんな人なのか。映画のプログラムには、序章で「アメリカを代表
する絵本作家、花と動物に囲まれたユーモアたっぷりのライフスタイルと心に
泌みる言葉の数々を未来に伝えるドキュメンタリ映画」と紹介している。
 1915年、ボストンの名家の生まれ。父は飛行機・帆船などの設計製造技師、
母は肖像画家の環境に育つ。9歳で両親が離婚。彼女は19世紀の農村に憧れを
もつ。22歳のとき同じ思いの人と結婚。農場を経営、花壇を造り、子ども4人
を育てた。絵本作家にも。だが、夫が農業に興味を失って離婚に至る。
 56歳。バーモント州で森に囲まれた荒地を購入、コテージを建てた。一人で
気ままに美しい庭をつくり、絵本を書く。園芸家、アンティーク収集家、人形
作家、料理名人としても人気で、その思想と暮らしが、関心を集めた。
 世界的に「アメリカのコテージ・ガーデンの手本」と。日本でもターシャ・
ライフを紹介した本が話題を呼び、またNHKが数回の特集を放映した。
 これは、妻・宏子の世界だ。テューダーの本もいくつか読み、NHK作品も
見ている。ささやかながら庭と花に打ち込んできた。映画に感激ひとしお。
 この文の書き出しで、映画のプログラムの序章を引用したが、そのあと文章
は「スローライフの母」と続く。まさしく、それを実感・・  <川島正英>

 

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「奈良県十津川村」から・・
人気スポット「谷瀬の吊り橋」は黄金週間の混雑緩和のため、5月3〜6日、
一方通行になります。上野地側から谷瀬側へ渡ったら、帰りは臨時バス200円
でお戻りください。ご協力お願いします。観光振興課 電話0746−62−0004
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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅>  ブラリ神楽坂

地方の方には「それ、どこ?」という場所でしょうが、都内の方には「ああ、
あそこ」という場所。新宿区・早稲田通りの一部、約500メートルほどの緩い
坂。大正時代の花街の風情が残り、石畳の路地などで知られます。今風のお店
が急に増えて情緒は減少しましたが、その新旧のせめぎあい、住空間と観光の
同居が不思議な雰囲気をつくり、カメラを向けたくなります。歩いてきました。
http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=412

 

■編集室便り

 ▽5月の「さんか・さろん」・・・5月16日(火)19時〜21時

・テーマ:「私の仕事」シリーズ(3)

 『コンピューターはフライパン』

 ITによって、人と人、また仕事と仕事を繋げることができる。
 除染作業などにもかかわりながら、自分のライフワークとして
 コンピューターを通じ人と人が繋がっていく手助けをしている。     

・講 師:藤井頼暁さん(EDI株式会社勤務)

 熊本出身。まずスーパーの鮮魚部門で売り場や市場での仕入れなど。
 その後、運送会社に勤め、産業廃棄物にも関心をもつ。その経験を
 活かし、またIT実用の経験を積むためにEDI社へ。

・会 場:クオリティKK・会議室マーキュリールーム
(千代田区麹町3−3KDX麹町ビル6F・地下鉄「麹町駅」すぐ)
 http://www.quality.co.jp/company/map/map_tokyo.html

・会 費:会員1,000円、一般2,000円(学生500円)
       どなたも参加できます。

・申込みは5月16日までにメールかお電話で
     メール slowlifej@nifty.com 
      TEL 03-5312-4141 まで。

 

▽平成29年度の会費をお願いします。 新会員も募集中。

 スローライフ学会は、NPOスローライフ・ジャパンが運営している学会
  です。(学長・神野直彦、会長・増田寛也、副会長・中村桂子)
  スローライフについて多くの分野から学び、楽しく語り合う。また、
  全国でスローライフまちづくりをすすめる同士とのつながりです。

  年会費5,000円(自治体会員は50,000円)、
  この「瓦版」に記事を出したり「さんか・さろん」などで交流したり。
  会費は下記の口座へお振り込みください。

 【振込先】
  ゆうちょ銀行 振替口座 00190−4−595293 スローライフ学会
  三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会 

 詳しくはこちらをご覧ください。
  http://www.slowlife-japan.jp/modules/contents/index.php?content_id=3

 

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クオリティライフから・・・
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紀州南高梅の青梅の予約受付を開始しました。5月下旬から出荷開始です。
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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。

岩手県遠野市
 http://www.city.tono.iwate.jp/
和歌山県紀の川市
 http://www.city.kinokawa.lg.jp/
奈良県吉野郡十津川村
 http://www.vill.totsukawa.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
奈良県 
 http://www.pref.nara.jp/
雲仙市
 https://www.city.unzen.nagasaki.jp/
飯山市 
 http://www.city.iiyama.nagano.jp/
出雲市
 http://www.city.izumo.shimane.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
日本テレネット株式会社
 http://www.nippon-tele.net/
クオリティ株式会社
 http://www.quality.co.jp/
アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社
 http://www.edi.ne.jp/
株式会社サンクス・ツー
 http://www.thanks2.jp/


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