SLJ さんの日記

 
2018
8月 7
(火)
08:53
2018.8.7 第425号
本文

「街角から畦道から」常連の渡辺均さんと白馬村の室伏義郎さんから“お便り”
をいただきました。いずこも異常な夏の風景のようですが、東京・四谷の瓦版
編集室からみれば、どっぷり夏の緑を感じとれてうらやましいかぎり・・。
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コラム<火曜日の鐘>  川島英樹(せたがや文化財団)

    この夏のプロジェクト
     
 スターバックスとマクドナルドが、プラスティック製のストローを廃止する
という計画を発表した。経費削減ではなく、環境問題対策。ストローは、プラ
スティックの蓋やペットボトルなどと比べても、リサイクルが難しいらしく、
特に海洋への影響が深刻とのことだ。
 両店ともすっかりご無沙汰しているのだが、共感して「ストロー解消プロジ
ェクト」を試みている。挿されて出てきた時は諦める程度のいい加減な「がん
ばらない」派だが、添えてある時は使わない。口紅を付けないので、味わいは
問題ない。氷の塊の直撃に気を付けさえすれば、むしろおいしい気がする。
 困るのは、アイス・コーヒーにミルクを入れたい時。庶民が行くような店で
マドラーが出てくることはめったにない。ミルクを我慢するか、人目を忍び、
フォークや時にはお箸を用いて、黒白の融合を図ることになる。
 あまりに情けないので、用意のある店では、30円から50円程度がんばって、
アイス・カフェラテを注文する。これだと、ひとくち飲むごとに混ざってくる。
海洋生物諸君に思いを馳せつつ、ミルクと苦味のハーモニーを楽しむ。スロー
なおいしさ、ひとしおである。

 

学会コラム<緑と絆の木陰>  神野直彦(日本社会事業大学学長)

    信濃通俗大学会

 数奇な経緯から、私は、『経済学は悲しみを分かち合うために―私の原点』
(岩波書店、2018年)と題した自伝を世に問うことになってしまった。この
瓦版で心優しき川島正英氏が、拙い私の自伝を温かき言葉をもって紹介して下
さった。中村桂子さんからも長谷川八重さんからも、拙著を讃える青い鳥の運
ぶ便りが届いた。
 想い起こすと、温かき言葉はスローライフ学会が誕生していく掛川の頃から
の仲間から送られている。志を同じくし、生を共にしてくれている優しき仲間
たちに、私はただ生ある限り仲間であり続けること以外に、見い出すことがで
きない。
 時を同じくして、一丸節夫東京大学名誉教授から私の自伝への称賛の言葉と
ともに、『科学の小径』(文芸社、2016年)という名著が送られてきた。この
『科学の小径』には一丸先生の信濃木崎夏期大学への熱き想いが溢れている。
信濃木崎夏期大学は、後藤新平や新渡戸稲造などの力添えで、1917年
(大正6年)に創設された日本で初めての夏期大学である。信濃木崎夏期大学
は信濃通俗大学会によって運営されている。「通俗」とは「一般社会にも十分
通用し、浸透し得る」学問を意味し、後藤新平の「学俗の調和」という思想に
由来する。それはスローライフ学会を唱導した筑紫哲也氏の思想と軌を一にす
るといってよい。
 私は、昨年から、この歴史ある信濃通俗大学の理事長を務め、8月1日には
開講の挨拶をした。8月1日は一丸先生の尽力で、ノーベル賞に輝く梶田隆章
東京大学教授が丸一日、熱き講義を担当される。そのため私は梶田教授と前日
から寝食を共にし、すがすがしく湖面を走る風に吹かれながら、梶田先生を紹
介したのである。

 

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 【逸村逸品】ひとこと紹介 〜 http://www.facebook.com/slowlifej
香川県小豆島町「オリーブサイダー」。小豆島ならではのフルーティーで鮮やかなオリーブ色のサイダー。フレッシュオリーブの爽やかな味わいです。
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■街角から畦道から

  室伏義郎(長野県白馬村・食彩の宿 山の森) 信州白馬里山便り

朝早くからの蝉時雨が季節を知らせてきております。標高760?地点でも七月
中旬より盛夏を思わす季節の訪れとなりました。例年ですと夕立が一時の涼を
運んでくれるのですが、雨も降らない夏となっております。先日、夕刻七時頃、
日本海に沈む陽が北アルプスの峰みねの天空を紅色に染め始めます。その折、
上弦の月が出ていて陽の乱反射を受けたからでしょうか、数分間の一瞬、月が
青白く揺らいでいるように観えてきました。足下の草むらは「ぎぼうし」が終
わり、「せんのう」の花が咲き始め、気の早いコオロギの囀りが聴こえてきて、
自然のなかでは移ろいを感じさす時節となってきております。


  渡辺 均(長野県小海町町議・“八峰村”村長) 野菜産地の変

北八ヶ岳山麓は高原野菜の産地である。レタス、白菜、キャベツ、サニーなど。
それらに出荷調整が生じた。農家は野菜を山積し、カラースプレイを掛け証拠
写真を撮り、トラクターで踏みつぶす。保険金が入るとはいえ、丹精を込めた
野菜である。豊かな国のこの不幸。
  ・・どうせなら、集中豪雨の被害にあわれた皆さんに、届けたいね。

高原野菜畑。強い日差しを浴び、今年は成長が早い。絨毯のような緑濃い畑に、
茶色の筋が目立ち始め、日を追って際立ちを強めてきた。撒いたな、と思った。
除草剤である。野菜以上に成長が早いのが雑草。除草剤と言えば聞こえはいい
が、要は枯葉剤だ。枯葉剤と呼ぶべきではないのか。そういえば、監視カメラ
も、いつの間にか、防犯カメラに呼び名が変わった。
  ・・我々の認識も、負の側面が捨象され、あたかも清く、正しく、そして
  決して美しくはないが、やむを得ないんだな、と納得させられる。


  竹内 義昭  カズコさん(173)

なかなか口を開いてくれないカズコさん。食欲があるとはいえ、いざスプーン
におかゆやおかずを載せて口元へ運ぶと、おちょぼ口のようになって、スプー
ンの淵をただ舐めるだけ。スプーン上の食べ物は胸元を覆ったエプロンの上に
ぼろぼろこぼれてしまう。

介護スタッフは大声で呼びかけて無理やりスプーンを突っ込む。短時間でこな
そうとするせいか、入れきれなかった食べ物が口の周りに張り付いてしまう。

そこでスプーン上の食べ物に人差し指を添えて押し込むと、うまく行くことが
わかった。ちょうど私の指をしゃぶらせるようにするのだ。時間はかかるが、
かなりの量を食べさせることができた。

 

■まち・むらニュース

・長野県飯山市 2018いいやま灯篭まつり

町並みに一万の灯りがともり、心やすらぐ宵となる。夕方は飯山ダンスフェス。
18時から各会場に灯篭がともされ、動と静が演出される。そぞろ歩きの夏の夜
は、日本夜景遺産に認定されている。
日時:11日(土)15時〜21時(灯篭18時〜)   会場:飯山中心市街地
主催・問合せ:いいやま灯篭まつり実行委員会事務局 TEL0269-62-3111
http://www.city.iiyama.nagano.jp/soshiki/shoukou/kankou/evetinfo/41414


・北海道札幌市 夜の動物園

普段は見られない夜行性動物の生態を観察できる。サル山や情報ホールで専門
員が観察のポイント、みどころを解説。園内には竹あかりを設置、やわらかな
灯りが照らす。
開催日時:10日(金)〜15日(水)21時まで
場所・問合せ:円山動物園 TEL011-621-1426 札幌市中央区宮ヶ丘3−1
https://www.city.sapporo.jp/zoo/04event/h30/20180810nightzoo.html

 

コラム<象さんの散歩>  

   『稲むらの火』

 先週のこの欄で・・私は和歌山県立耐久中学校に学び、この学校は小泉八雲
の『稲むらの火』に登場・・という話を書いたが、その部分は「稲むらの火で
“調べた”古い学校」という文章になっていた。そこは「稲むらの火で“知ら
れた”古い学校」と書くべきところでした。すみません。
 つけ加えて、この「稲むらの火」について、もう少し紹介させていただく。
物語は・・紀州広川村で地震が起きた。村の高台に住む庄屋が、海を見やる。
津波だ。海辺の村人たちに、一刻も早く知らせねば。刈り取ったばかりの稲束
に火を放った。庄屋さんは、村の防災のために松林や堤防もつくる。教育に、
と私財を投じて建てたのが耐久中学だった、のである。
 この庄屋さん、浜口梧陵翁と呼ばれる。物語は、小泉八雲が随筆に。小学校
の教科書にも。「稲むらの火」は、和歌山県内に四つある日本遺産の一つでも
ある。災害への備えが、全国の市町村の範とされて指定を受けた。
 いまの70代、80代が小学校で学んだ「稲むらの火」。その物語の一角の学校
に2年間通ったぞ、といいたかった。すみません・・  <川島正英>

 

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「奈良県十津川村」から・・
谷瀬の吊り橋に続く「ゆっくり散歩道」、この猛暑の中でも散歩客が歩きます。
水車横に丸太をくり抜いた水場があり、谷水で冷やす飲み物無人売り場は集落
の方が作ったものです。地元では、涼を呼ぶ“谷水自販機”と呼んでいます。
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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅>  野菜パワー

雲仙で地元野菜のステーキを食べてきました。私がそう呼んでいるだけで本当
はお肉も含む鉄板焼きです。でもお肉の存在がかすむほど、カボチャやオクラ、
アオナス等の野菜がおいしく、色がカラフル、美しい。食べているうちに身体
が弾んで元気になっていくようです。16種類の野菜を食べて、都会との味の違
いに驚きました。複雑な料理よりも新鮮な野菜の勝ちだったな、と感じました。
http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=477

 

■編集室便り

▽2018年度の会費をお願いします。 新会員も募集中。

 スローライフ学会は、NPOスローライフ・ジャパンが運営している学会
  です。(学長・神野直彦、会長・増田寛也、副会長・中村桂子)
  スローライフについて多くの分野から学び、楽しく語り合う。また、
  全国でスローライフまちづくりをすすめる同士とのつながりです。

  年会費5,000円(自治体会員は50,000円)、
  この「瓦版」に記事を出したり「さんか・さろん」などで交流したり。
  会費は下記の口座へお振り込みください。

 【振込先】
  ゆうちょ銀行 振替口座 00190−4−595293 スローライフ学会
  三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会 

 詳しくはこちらをご覧ください。
  http://www.slowlife-japan.jp/modules/contents/index.php?content_id=3


▽スローライフ運動への寄付も引き続きよろしく。

 詳しくはこちらから↓
 http://www.slowlife-japan.jp/modules/katsudou/index.php?page=detail&bid=345&req_uid=4

 

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クオリティライフから・・・
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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。

岩手県遠野市
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和歌山県紀の川市
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奈良県吉野郡十津川村
 http://www.vill.totsukawa.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
奈良県 
 http://www.pref.nara.jp/
雲仙市
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飯山市 
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出雲市
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日本テレネット株式会社
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クオリティ株式会社
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アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社
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株式会社サンクス・ツー
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