SLJ さんの日記

 
2019
3月 19
(火)
21:59
本文

前号に続いて丹波篠山フオーラム特集号となりました。「街角から畦道から」
へ送っていただいた投稿は、いずれも再訪を希望、という楽しいうれしい便り。
感謝します。実は、あふれて次号に回させてもらった玉稿も。お詫びします。
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コラム<火曜日の鐘>  斉藤  睦(地域総合研究所所長)
 
     スローライフの大きな木の下で 
 
  スローライフ・フォーラムin 丹波篠山に参加しました。
 フォーラムの最大の魅力は、職業、地位、住まうところが全く異なる人々の
間で、瞬く間に分け隔てなく交流が深まること。その秘密は、フォーラム本番
前夜に開かれる夜なべ談義にあるでしょう。
  丹波篠山でも、地元地域おこしNPOが数日かけて用意した数十皿もの郷土
料理に、まず驚嘆。食べ始め、舌がほどけ、口がほどけ、スローフードによる
スロー交流が始まり、まるでスローライフの大きな木陰に寄り添うように集い
が動き出す感じです。
 丹波篠山の民謡デカンショ節は300番ほど歌詞があるそうですが、あいさつを
求められて、とっさに、即興で、”301番目”の歌詞を歌いました。
  ♪スローライフ スローライフで 半年暮らす(アヨイヨイ)
  後の半年もスローライフ(ヨーオイ ヨーオイ デッカンショ)♪
「イイネ」を、もらうには、ちょっと単純すぎるかな。

 

学会コラム<緑と絆の木陰>  坪井ゆづる(朝日新聞論説委員)

   地域おこし協力隊

 丹波篠山のフォーラムで、うまく言葉にできなかったので、ここに書かせて
いただく。増田寛也さんに問われた「地域おこし協力隊」について。
 私たちがフォーラムで伺った長野・飯山や島根・出雲でも、協力隊員やOB
らと話してきた。観光案内人、しめ縄職人、味噌づくり会社員など、みんな真
っ直ぐで、金銭的な稼ぎにこだわる生き方とは違う価値観の持ち主に見えた。
 だが現実には、彼らは人手不足の地域や職場の「便利な穴埋め」にされかね
ない状況がある。ただの「穴埋め」にならないためには、彼らの生き方、価値
観が異端ではなく、世の中のあたり前(主流とまではいかなくても、ごく普通
なこと)にしてゆく必要があると思う。
 そんな価値観の転換ができれば、ひとり年間400万円(うち人件費は上限200
万円)の税金がなくても、彼らの手法で、それぞれの地域で食べてゆけるよう
になるだろう。できなければ、税金の終わりとともに隊員も雲散霧消してゆく
のではないか。
 10年前に89人で始まり、いまや全国で5000人を数えるまで普及した制度が、
どこまで社会の価値観を変えつつあるのか。その点に注目している。

 

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【逸村逸品】ひとこと紹介 〜 http://www.facebook.com/slowlifej
兵庫県篠山市「小西の黒豆パン」。甘さをおさえ、じっくりと煮込んだ篠山産
の丹波黒大豆をパン生地とともに焼き上げました。通販でも大人気の逸品です。
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■街角から畦道から

 田嶋義介(神奈川県秦野市 島根県立大学名誉教授) 
   郷愁を誘う篠山市

兵庫県中央部を訪れるのは初めてだった。元新聞記者で、15回ほど転居、九州
と四国以外は住んだことがある。その経験からも郷愁を誘う田舎だった。
グループトークで、地域おこし協力隊員として、東京から移住してきて2年と
いう若い女性が「想像を超える楽しさを感じている。文化度の高さでしょう」
と話していた。東京は日本の文化の中心とされるが、それとは違う文化度を感
じているのだろう。1泊2日だから文化度までは分からないが、「夜なべ談義」
でいただいた、丹精込めて作られた地物料理にその一端を感じた。歴史的な町
並みにも住民の愛情がのぞいていた。
この町並みで、丹波栗の焼き栗を売っていた。なつかしく、土産にもした。
ゆったりした空気が流れ、春や秋はどんな風情だろうか。再訪したいと思った。


 栗生尚子(兵庫県宝塚市)
   宝塚でのスローライフ・フォーラムを思い出しながら

篠山は宝塚の我が家から車で1時間ほど。移住も考えていた場所であり、今回
のフォーラムはぴったり。初参加の夜なべ談義はスローライフ版デカンショ節
で始まり、様々な方のスピーチと美味しい篠山の手料理に元気を頂きました。
パネルディスカッションでは野口さんの「丹波篠山の黒豆が、簡単に真似され
る事も考えて行かなければ」との言葉が心に残っています。
「いつのまにかお洒落な田舎」篠山は、ゆっくりのんびりと歩けます。人が住
まなくなった古民家をリノベーションしている若者達に新しい感覚での地域お
こしを感じました。ホームステイしていた留学生を連れて行くと「京都よりも
ここが好き」と言っていた。これからも度々訪ねて行きたい篠山です。
 

 吉田俊実(東京都 東京工科大学教授)
  「スローライフ・フォーラムin丹波篠山」は終わらず

斎藤睦さんと私は延泊。早朝、前日に眼をとめた呉服町の素敵なカフェに飛び
込み、フォーラムで出た話題を始めていました。すると、カフェのオーナーが
「面白い話・・」と輪に入って来られ、さらに一人で静かにコーヒーを飲んで
いらした女性が「私も昨日のフォーラムを聞きにいったのよ」と、ひとしきり
篠山市で暮らしや「波乱万丈」という人生の一端を話して行かれました。
そのうち現れたのは中西俊介さん(写真家)で「まちなみアートフェスティバ
ル(2018) 」の総合ディレクター。従兄の丹波古陶館館長)が実行委員長とか。
町屋空間全体がアート空間となった数日間に思いを馳せると、抗しがたい引力
です。再訪をお約束し、私たちのフォーラムは終わらず、となりました。
こういうことが起こるからスローライフはやめられない。
http://sasayama-art.com/index.htm ←まちなみアートフェス、ご覧ください。

 

■まち・むらニュース

・長野県飯山市 のんびり寄り道ツアー

地元案内人と街中を散策する寄り道ツアー。飯山駅から「高橋まゆみ人形館」
まで歩き、お寺を散策。造り酒屋での日本酒の試飲や和のスイーツの試食も。
期間:4月1日(月)〜10月31日(木)(日曜、祝日除く) 金額:1800円
問合せ・予約:一般社団法人 信州いいやま観光局 TEL0269-62-3133
https://www.tabi-tabi.com/plans/3961/subscriptions/new
https://www.tabi-tabi.com/plan/sake-sweets_3961.php


・広島県尾道市 しまなみ縦走

開催期間中、好きな時間に、好きな順番で、好きな場所からチェックポイント
を徒歩か自転車で回るスタンプラリー。それぞれの責任と計画で、自由に参加
できるイベントで、22回目を迎える。
開催日:3月23日(土)、24日(日)7時〜17時
場所:瀬戸内しまなみ海道沿線ONOMICHI U2〜今治市サイクリングターミナル
主催:本州四国連絡高速道路しまなみ尾道センター・しまなみ今治管理センタ
   ー・一般社団法人しまなみジャパン
問合せ:本州四国連絡高速道路(株)しまなみ尾道センターしまなみ縦走係
TEL 0848-44-3700  http://shimanami-cycle.or.jp/rental/201811/2621

 

コラム<象さんの散歩>  

   デカンショ・スローライフ・・続

 丹波篠山フォーラム、そう「デカンショ・スローライフ」賛歌を続けたい。
 まず、フォーラム前日の市内散策、夜なべ談義、ともに学会諸兄姉の評価は
高く、分科会に代わるグループ・トークもよかった。フォーラムも。
 基調講演の神野直彦先生。「地域再生の潮流の中で」の丹波篠山の未来を、
スローライフと合わせ、地方分権の動きにも着目して考えていただいた視点が
うれしい。増田寛也さんは「人生100年時代」でのアプローチなども題材に、
幅広い視野の多彩な意見を引き出してまとめてくださった。
 まず丹波篠山観。パネリストの評価はよく、都市に近いが、みどりの原風景
を残す。すばらしい、沢山の特産物。おまつりも多く、歴史がゆたか。暮らす
人々の文化度が高く、優しい。誇りを持ち、地域を愛している。個性あるまち、
ほどよいまち。観光と農業のバランスがとれ、魅力ある都市、などなど。
 もちろん、課題も。中村桂子さんは、次の世代、具体的に農業高校を大切に。
乾正博さんは地域のエネルギー資源の活用を求め、野口智子さんは、せっかく
のいいものも努力をしなければ消えていくのも早い、と警鐘を鳴らした。
 受けてたつ酒井隆明市長。「“スローライフのまち”だと評価してもらった。
そうだと思うし、大切に守ってきた。でも、市民一人一人が深く感じとらねば
なるまい。課題も多い。真の先進地となるよう頑張りたい」と、力強く。
 残る3人のパネリストのお話は次号にさせていただく・・・ <川島正英>

 

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 「奈良県十津川村」から・・
先回ご紹介した「十津川温泉郷ショートフィルム」制作時の裏話、村の方々の
協力などが紹介されました。知るとなおさらこの動画が愛おしくなります。
https://www.vill.totsukawa.lg.jp/news/index.php?c=topics_view&pk=1552464852
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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅>  篠山時間を振り返り

よそ者と土地の人との交流では、いろいろなことが起きます。良いことだけで
なく、嫌な場面や失礼なことも。篠山の観光施設で気になったことがありまし
た。一方、訪れた我々側は静かな町並みを奔放に歩き、宿を大勢で覗き込んだ
り。私などは「早く早く」と大声を上げたり。お互いの無礼に目を向けないと、
本当の磨き合いにならないと私は思います。今はただ反省しきり・・・。
http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=508

 

■編集室便り

▽3月の「さんか・さろん」はお休みです。

来月、4月16日(火)は「スローライフ・フォーラムin丹波篠山」を振り返り、
皆で語り合う場にしたいと思っています。
詳しくはまた改めて連絡しますが、参加された方も、参加できなかった方も、
ご都合をつけてぜひ足をお運びください。


▽写真家・大石芳野さん写真展

以下、当NPOの理事である写真家・大石芳野さんからのお知らせです。

〜写真展『戦禍の記憶』と同名の写真集、さらに長崎の被爆者を撮影しました
『長崎の痕(きずあと)』をご案内します。どちらも私の写真家人生の集成と
言えるものですが、テーマが楽しくない分、お運びいただきたい、あるいはお
手に取っていただきたいと申しにくくあります。ですが、同じ時代に生きる者
同士として、写真を通して戦争は起こしてはならないという決意を共有してい
ただきたいと願ってお届け致します。〜

●写真展『戦禍の記憶』東京都写真美術館(月曜日休館)
3月23日〜5月12日 講演会・対談・ギャラリートークも。
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3114.html
     
●写真集『長崎の痕(きずあと)』藤原書店3月20日発売
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1645

 

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クオリティライフから・・・
【たまな商店】春から新生活を始める方や春から新しい食習慣として玄米食を
始めたい方に! 幻のお米・旭一号を10年以上も無農薬・無肥料で育てた低アレ
ルゲンのお米「元田旭」がおすすめです。>>>https://tamana-shop.jp/motodaasahi/
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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。

岩手県遠野市
 http://www.city.tono.iwate.jp/
和歌山県紀の川市
 http://www.city.kinokawa.lg.jp/
奈良県吉野郡十津川村
 http://www.vill.totsukawa.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
奈良県 
 http://www.pref.nara.jp/
雲仙市
 https://www.city.unzen.nagasaki.jp/
飯山市 
 http://www.city.iiyama.nagano.jp/
出雲市
 http://www.city.izumo.shimane.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
日本テレネット株式会社
 http://www.nippon-tele.net/
クオリティ株式会社
 http://www.quality.co.jp/
アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社
 http://www.edi.ne.jp/
株式会社サンクス・ツー
 http://www.thanks2.jp/


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