SLJ さんの日記

 
2019
8月 13
(火)
15:55
2019.8.13 第477号
本文

残暑お見舞い申し上げます。今年の夏は灼熱の暑さと台風が心配です。編集室
も夏休み気分を味わうことにして8月の「さんか・さろん」はお休みとさせて
いただきます。皆さまも、熱中症にお気をつけて夏休みをお過ごしください。
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コラム<火曜日の鐘>  斉藤睦(地域総合研究所所長) 
 
    涼風至(すずかぜいたる)  
 
  先週8日は、二十四節気では立秋でした。暑い暑いと思っていても、とくに
夕暮れ時など、どこか風の感じが違うことに気づきます。
 二十四節気をさらにほぼ5日ずつの三期に分けた七十二候では、いまは三十
二侯・涼風至と名づけられます。夕暮れ時、浴衣姿の少女たちが、この街の小
さなシアターの芝居を見るためでしょうか、笑いながら足早に追い越していき
ます。その後姿をみていると、世界のあちこちでキナ臭い事件が起こり不安も
よぎる中、この少女たちの笑いが途切れることなく何世代も続いていくすべは
ないものか、と思案している自分に気づきます。
 父や母の思い出語りで兄弟、友たちと過ごしていれば、あちらでもきっとこ
ちらの思い出話をしているのではないかと、ふと誰かが言い、アラそうに違い
ないとうなづきあうお盆。“すずかぜいたる”世界を私たちがいつまでも伝え
られるようにと、祈りつつ過ごす8月です。
   まざまざといますが如し魂祭り(たままつり) 季吟

 

学会コラム<緑と絆の木陰>  神野直彦(日本社会事業大学学長)

    スローライフと「脱商品」化

 「僕は走らなくてはいけないのだろうか」。そう相談者が尋ねると、日本社
会事業大学の藤岡孝志教授は、「大丈夫だよ。君は立派に歩いているじゃない
か」と答える。すると相談者は救われたように安堵して、生き返ったようにな
って去っていく。
 日本では「伴走支援」と称して、伴走するから走れと強要される。「生きる」
ということは、スローライフつまり「ゆっくりと歩くこと」だ。道端の花を愛
で、行き交う人と言葉を交わしながら人生の道をゆっくりと歩くとことが「生
きる」ことである。
 しかし、そんなことをしていたら競争に負けてしまうから、伴走するから走
れと、ファストライフが強要される。もちろん、「走れ」とは、労働市場とい
う競技場で、「走る」ことである。前述の相談者は、自分を労働市場で競争に
敗れた敗北者だと思っている。競争に疲れた自分の健康のためにと始めた料理
を、今では家族のために励んでいる。ところが、そうした彼に伴走するから競
技場で走れと、「伴走支援」が促迫し、彼を苦しめることになる。
 自然に抱かれた人間は、労働市場という競技場に参加しなくても生きていけ
る。実際、原始時代には人間はゆっくりと生きていたことが知らされている。
自然と切り離され、労働市場という競技場に参加するしか、生きる術が見い出
せなくなったから参加するにすぎないのである。
 社会保障の国際比較は、労働市場という競技場に参加しなくても生きていけ
ること、つまり労働市場で自己の労働力を商品として走らなくとも生きていけ
ることとしての「脱商品」化が基本的指標となる。もちろん、「脱商品」化は
スローライフの重要な指標でもある。ところが、日本では「商品」化を促迫す
る施策が推進されているのである。

 

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 【逸村逸品】ひとこと紹介 〜 http://www.facebook.com/slowlifej
東京都葛飾区「大人の鉛筆」。大人に書く楽しみをもう一度思い起こしてほし
い。そんなコンセプトから誕生。木のぬくもりがやさしい書き心地です。
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■街角から畦道から

 舟越隆裕(日光・珈琲CoCom) 「カフェおやじ」への道(5)

そもそも日光には喫茶店やカフェがいっぱいあるんじゃない?
そうお思いでしょう。はい、そのとおりです。なので、他のお店にはないよう
なものを提供してみようと思いました。
そのひとつがタイのコーヒー。実は、日光を訪れる外国人観光客のうち、2番
目に多いのがタイからのお客様なのです。そこで、地元の方や他の国から訪れ
る方に、もっとタイを知ってほしいと思ったのです。
あまり知られていませんが、タイはおいしいコーヒー豆の産地、そして、生活
に根差したコーヒー文化があるのです。こんなことをきっかけにタイからのお
客様との交流ができたらという夢を描いています。
観光のまち歩きの思い出作りのお手伝い、それがひとつの目標です。(続く)

 

■まち・むらニュース

・島根県出雲市 切明神事

大きな桜の造花を置き、傍らで花笠をかぶった着流しの踊り手たちが念仏踊り
を奉納する。神事の後にこの花を持ち帰り、田畑に立てておくと虫害を防ぐと
いわれる。県の無形文化財に指定されている。
開催日:8月15日(木)11時〜  場所・問合せ:須佐神社 
TEL0853-84-0605  http://www.susa-jinja.jp/event/27/31


・福井県勝山市 ジオ・イルミネーション

スキー場に北陸最大級という光の地上絵イルミネーションが登場。地域を代表
する“恐竜の世界”をコンセプトに、地球誕生から中生代までが、約60万球の
輝く光で表現されている。期間中さまざまなイベントも楽しめる。
開催期間:〜10月28日(日)18:30〜22:00(以後は17:30〜21:00)
入場料:大人1,000円、小学生500円  https://www.skijam.jp/illumination/

 

コラム<象さんの散歩>  

    迷い続ける「ふるさと納税」
 
 象さんは、「瓦版」先週号で、安倍政権の思想と姿勢を嘆いた。外交政策を。
「信じがたい対韓政策」を。きょうは、転じて、内政について嘆く。
 「ふるさと納税」。この仕組みは、2008年にスタート、10年を越す。問題は、
初めから指摘されてきた。ふるさとへの納税に返礼品を認めたこと。返礼品を
あてに税金を他の市町村への寄付に切り替える。もはや目に余る。
 総務省は、昨年、「返礼品は寄付額の3割以下、地場産品に限る」の制限を
設けた。それでも、返礼品を競う、ギフト券や見返りを求める寄付が続いた。
改めない大阪府泉佐野市など4市町が、5月に“処分”された。
 総務省が今月2日に発表した昨年度ふるさと納税の寄付総額は、5127億円。
過去最高の記録。一方、自治体が寄付集めに使った返礼品の調達と広告などが
その55%に。地方税の大変な危機である。この欄でも、たびたび指摘してきた。
が、この納税は、改まらない。安倍政権の支柱の菅官房長官が、総務相時代に
提唱した看板政策だったからか。その後の総務相からの意見は弱い。淋しい。
 お盆の季節である。ふるさとで過ごす人も多い。「ふるさと納税」について
深く見つめ直し、考え直す動きが出てこないものか・・ <川島正英>

 

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 「奈良県十津川村」から・・
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加をお待ちしております。http://kohechi-trail-j-totsukawa.com/
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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅>  明治のリゾートを今に

明治時代の初期から、日本の観光地には外国人が訪れるようになりました。雲
仙温泉も同様、椅子式のカゴに乗って避暑にやって来たそうです。森の木陰に
テントを張ってのパーティ、池での優雅な舟遊びなど、外国人のリゾート文化
はいち早く雲仙に伝わったのです。そんなお洒落な賑わいを再び作ろうと、若
者たちが始めた「雲仙三角フェス」、今年で3回目となりました。
http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=530

 

■編集室便り

▽夏休みのスローな体験談、思い出話をぜひお寄せください。

スローライフ学会会員の皆さま、どんな夏をお過ごしでしょうか?
海山へのレジャー、里帰り、夏ならではおいしい味。原爆や反戦への想い‥
この夏の思い出や気づき、喜びや悲しみを、400字ほどにまとめて編集室まで
お送りください。編集室で確認させていただき、このスローライフ瓦版「街角
から畦道から」のコーナーで紹介させていただきます。

原稿をお送りいただく際は、この「スローライフ瓦版」の返信するのではなく、
E-Mail slowlifej@nifty.com へお送りください。

おひとりでも多くの会員の方からの投稿をお待ちしています。

 

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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。

岩手県遠野市
 http://www.city.tono.iwate.jp/
奈良県吉野郡十津川村
 http://www.vill.totsukawa.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
奈良県 
 http://www.pref.nara.jp/
雲仙市
 https://www.city.unzen.nagasaki.jp/
飯山市 
 http://www.city.iiyama.nagano.jp/
出雲市
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丹波篠山市
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日本テレネット株式会社
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シン・エナジー株式会社
 https://www.symenergy.co.jp/
クオリティ株式会社
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アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社
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株式会社サンクス・ツー
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