これからのスローライフを展望した3月「さろん」でした。








3月15日の「さんか・さろん」は、日本テレネット株式会社代表取締役の瀧 栄治郎さんのお話でした。瀧さんは当NPOの創立以来の理事でもあります。



IT業界での企業として立派な業績を上げながらも、スローライフ的な動きを多様に取り組んでおいでです。



例えば、高齢者向けのSNSサイト「スローネット」、地域情報のブログサイト「ぶらっと!」参加型のニュースメディア「NEWS論」など。実業界の中でも、瀧さんのアイディアに満ちた動きには脱帽!という声も。






今回はその中でも、“明日へのための三つのテーマ”として、


?KICK Smart Life Lab  ?京都市古川町商店街リノベーション事業 ?札幌 マイクロコンピュータミュージアム構想について話されました。



詳しい報告はまた後ほど、ですがさわりだけ・・。



KICKでは、太陽光発電でオフィス内でグリーンを育てる実験を。パソコンに向かう時間が長すぎて鬱になる人が多い中で、オフィスの緑化は確実にストレスを減らすというデータもあるとのことです。



単なるグリーンだけでなく、野菜も育てられて、食べることもできる。一石二鳥というわけです。この試みが、いつか日本のあらゆるオフィスを太陽光発電で緑化に進める引き金になるでしょう。



古川町商店街では、何度も手作りのイベントを重ね、今までなかった業種や関わりのなかった人たちに参画してもらうことで、お客様が増え、新たな出店も始まっているとのことです。



商店街の中に、復興のための事務所を構え、人が常駐し、催しのある時には瀧さんの会社を上げて社員の皆さんがお手伝いに行く、そんな本気度が、商店街の方々にも、お客様にも届いたのでしょう。



札幌に創ろうとしているミュージアムも、注目すべきうごき。私たちの時代にどんな変化があったのか、それをきちんと記録展示することで、次なる展開がみえてくる。これも楽しみなところです。



あらゆる実業家が、その立ち位置で、その専門を活かして、社会に貢献していけば、世の中が変わっていく。そのすばらしさを実感する「さろん」でした。



「社員の中じゃ、こういう直接仕事にならない地域貢献は、僕の道楽のように思われている部分もありますが、こういう動きの中から、新しい仕事が誕生すると思います」瀧さんの言葉が印象的でした。





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