設立の趣旨
21世紀、「スローライフ」というキーワードが、世界を動かす流れとなってきました。がむしゃらに突き進むことだけを良しとする世界から、立ち止まって考えることも是とする世の中への変化です。
「ゆっくり、ゆったり、ゆたかに――」。マイナスイメージをプラスに切り替える。結果だけでなく過程を楽しむ。地域の自然・歴史・伝統・文化を大切にして暮らす。感性を磨き、みずみずしい人間関係を取り戻す。こうした価値観の変化は、新しい暮らし方をつくりあげるでしょう。
「スローライフ」を単なるライフスタイルのレベルにとどめず、まちづくりへの目標と手法に活かしたい。地方分権や、その上に成り立つ新しい市町村経営の改革へと進めたい。緩急自在の意識を育て、地域の活性化の新しい道を見出したい――。
私たちは市民と一緒にスローライフを考え、自治体と協力してスローライフが実現できるまちづくりを進め、手間暇かけて魅力ある地域をつくりだす運動を進めます。
主な活動内容
1.スローライフ学会活動
NPOスローライフ・ジャパンの中に、スローライフについて考える“学会”を置き、個人や自治体の立場で参加する会員の輪の中で、次の活動を推進していきます。スローライフ学会会員はNPOスローライフ・ジャパンの賛助会員です。
学 長:神野直彦(日本社会事業大学学長)
会 長:増田寛也(東京大学公共政策大学院客員教授)
副会長:中村桂子(JT生命誌研究館名誉館長)
- メールマガジン「スローライフ瓦版」の発行(毎週火曜日)
- 勉強会「さんかさろん」を開く(毎月第3火曜日)
- 「スローライフフォーラム」の開催(ほぼ毎年)
- 「まちむらをちびっ子の遊ぶ里へ」活動。人口減少に立ち向かう具体策を考える。
2.スローライフのまちづくり
- 住民参加の仕掛けづくり、運営
- 自治体からの委託
- 研修講演シンポジウム
- オリジナルのワークショップ
- 自治体との相談、政策提言
3.スローライフの催し、出版など
4.「逸村逸品」運動
- まちむらの特産品開発
- 地域の逸品紹介
- 各地のスローライフ逸品展示会
役員(理事・監事・顧問)
役員はNPOスローライフ・ジャパンの正会員です。
- 理事長
- 川島正英(地域活性化研究所代表)
- 副理事長・事務局長
- 野口智子(ゆとり研究所代表)
理事(五十音順)
- 浦 聖治
- (クオリティソフト株式会社代表取締役)
- 大石芳野
- (写真家)
- 川島英樹
- (公益財団法人せたがや文化財団)
- 菊池賢児
- (地域風景研究所代表)
- 斉藤 睦
- (地域総合研究所所長)
- 神野直彦
- (日本社会事業大学学長、、スローライフ学会学長)
- 瀧 栄治郎
- (日本テレネット株式会社代表取締役会長)
- 田嶋義介
- (島根県立大学名誉教授)
- 坪井ゆづる
- (朝日新聞論説委員)
- 中村桂子
- (JT生命誌研究館名誉館長、スローライフ学会副会長)
- 長谷川八重
- (NPOスローライフ掛川)
- 早野 透
- (桜美林大学名誉教授)
- 増田寛也
- (東京大学公共政策大学院客員教授、スローライフ学会会長)
- 丸岡一直
- (社会福祉法人二ツ井ふくし会理事長)
- 山下 茂
- (明治大学公共政策大学院名誉教授)
監事
- 塚本英樹
- (EDIアース・デザイン・インターナショナル株式会社代表取締役社長)
顧問
- 篠田伸夫
- (認定NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク理事長)