
2025年3月29日
12月20日の「さんか・さろん」は「黒坂黒太郎コカリナコンサート」、黒坂さんのコカリナの音色と、矢口周美さんの歌声、オートハープに魅せられた夜でした。
ハンガリーの笛を参考に黒坂さんが考えた「コカリナ」は、木の材質、大きさ、形などによって、音質や音域も変わるおもしろい笛。でも、基本はシンプルで、丸い木をくりぬいて穴を空けたもの。秋田県・二ツ井の木工職人の技により作られた精巧な楽器です。
始めてみる楽器、始めての音色にみんな聞き入ります。黒坂さんのコカリナの演奏活動は筑紫哲也のニュース23にもとりあがられ「筑紫さんがずいぶん応援してくれた」とのことでした。
なんとバイオリンの曲「ひばり」もコカリナで演奏。コカリナを山で吹くと小鳥達が集まってくるそうです。
矢口さんの手話つきの歌には、みんなも合唱。会場が一つになりました。
石巻の小学校で被災し黒焦げになった松で作られたコカリナでは「ふるさと」が演奏されました。
桜美林大学の学生さんも参加、会場からは様々な感想が・・。コカリナやCD、本を求める人が多かったさろんです。
「筑紫さんが大切にした手仕事・手技がコカリナの世界。黒坂さんとスローライフ運動をこれから一緒にしていきたい」とリクエストも。”