週刊スローライフ瓦版 (2014.8.26 第223号)発行:NPOスローライフ・ジャパンスローライフ学会**********************************************************************★★★★★9月13日、群馬県南牧村で開くフォーラムの詳細が決まりました。テーマは、みんなで語り合うスローライフ・フォーラム~南牧村を「ちびっ子の遊ぶ里」へ。ご参加お待ちしています。(詳しくは「編集室便り」に)http://www.slowlife-japan.jp/modules/katudou/details.php?blog_id=214★★★★★コラム<火曜日の鐘> 早野透(桜美林大学教授) ~~~ 浴衣で過ごした今年の夏 この夏、私は浴衣をあつらえた。新聞記者として走り回って、ゆっくり過ごす日常がなかったから、和服とは無縁の生活をしてきた。ところが、私が加わっているネット放送「デモクラTV」で、浴衣姿で政局を語り合う「納涼・永田町フーゥン録」という番組をつくるというので急きょ、近くの神楽坂の呉服屋さんに頼んでこしらえたのである。 神楽坂は花柳界があったから、むかしは呉服屋は10数軒あったが、いまは2軒に減っているそうである。 しかし、浴衣というのはなかなかいいね、首筋が開いていて風が涼しい。下腹が少々出ているほうが帯を締めやすい。おじさん体型にはまことにありがたい。ぶじに番組をすませて、図に乗って落語寄席にも浴衣姿で繰り出した。なんと「浴衣割引」というのがあって、入場料も安くなる。早野さん、似あいますね、などとお世辞を言われて悦にいる。まあ、いい年になってきたのだから、これからは和服生活もしてみよう。これもわがスローライフである。学会コラム<緑と絆の木陰> 中村桂子(JT生命誌研究館館長) スパッと思い切りよく 最近スカッとしたのは城台美弥子さんの「平和への誓い」です。長崎での原爆犠牲者慰霊平和祈念式典で被爆者代表として「今、進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじる暴挙です。日本が戦争できるようになり、武力で守ろうと言うのですか。武器製造、武器輸出は戦争への道です。いったん戦争が始まると、戦争は戦争を呼びます。歴史が証明しているではないですか。日本の未来を担う若者や子どもたちを脅かさないでください。被爆者の苦しみを忘れ、なかったことにしないでください」ときっぱりとおっしゃった。田上市長の「不安と懸念の声に真摯に耳を傾ける」は、くだらない配慮の結果でしょう。もちろん、世の中まったく配慮なしではいけませんが、このところはきっぱりしていただきたかったと思います。そこです。女性のこういう特質を生かしたいと思うのです。安倍首相の女性活用は、男手が足りなくなったから女性にというニュアンスがあり気に入りません。今は思い切りよく、スパッとできる女性の特質を生かして、世の中を変えていく時だと思うのです。▽▽▽▽▽▽▽▽ 【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej宮城県加美町「緊急時非常食品即席もち 安心君」。コップ一杯の水で袋の中の米粉が瞬く間にお餅に。良質米の産地で米粉一筋のお店が考案しました。△△△△△△△△△△△■街角から畦道から 藤原和寛 (鳥取県智頭町「山の郷工房」主宰) 鳥取砂丘を育む千代川源流の新名所「R373やまさと」平成24年3月、小学校統合に伴い、地区の中心であった山郷小学校が廃校となりました。4月から、3つのグループの使用が始まりました。一つは、『山の郷工房』で教室を借り、「木と手作りギャラリー『ひとと木』」を開設。『ひと』と『木』の出逢いの場をつくり、お客様が日常に木と接するような、新しい生活のヒントを見つけて頂くことを目指しています。店内では原木~木工製品・地元の手作り品などの展示販売をしています。または、農家レストラン『おむすびころりん』、お菓子工房『クリのみ学級』が、地域内外からのお客の受入れや交流を行い地域振興に繋げられるよう、それぞれ取組みを行っています。今後は、田舎でゆっくり滞在していただけるよう、宿泊・体験イベント・レジャー・観光・お土産・情報発信などの環境づくりを『山郷地区振興協議会』と共に企画・計画をしていますので、注目してご覧ください。山郷地区振興協議会:https://www.facebook.com/yamasatoshinko藤原和寛: https://www.facebook.com/kazuhiro.fujiwara.750※写真は↓「ひとと木」■まち・むらニュース・宮城県鳴子温泉 「第60回全国こけし祭り」の開催東北地方をはじめ各系統のこけし工人が集まり、全国の伝統こけしが一堂に会する。こけしの実演展示即売会やこけし供養祭も行われ、60回を記念して最古の鳴子こけし復元作品の展示販売やフォーラムも開催される。 期間:9月5日~7日 会場:日本こけし館他(JR陸羽線東線「鳴子温泉駅」から車で5分) 問合せ:大崎市鳴子総合支所地域振興課 TEL0229-82-2026 http://www.naruko.gr.jp/news/2014/07/25/000649.php・熊本県 山都町 「矢部の八朔」旧暦8月1日に、豊作祈願の祭りとして行われる「八朔祭」。早稲の穂が実るこの頃、お世話になった人たちに初穂を送る風習から「田の実の節句」ともいわれ、各地で様々な行事が行われる。山辺町では自生する竹やススキ、シュロの皮などで作った4メートルもの巨大な「造り物」の引き廻しが迫力満点。 期間:9月6日~7日 会場:山都町浜町商店街一帯(JR熊本駅~バスで「熊本交通センター」~熊 本バスで「浜町営業所」) 問合せ:山都町八朔実行委員会事務局 TEL0967-72-1158 http://kumanago.jp/event/?mode=detail&id=430000003572&isEvent=1コラム<象さんの散歩> 甲子園の土 甲子園での高校野球。そのTV観戦は、やはり私の夏の欠かしたことのない行事の一つ。ことしも、ときどきのぞいたが、決勝戦は始めから終りまで。大阪桐蔭が準決勝戦に続いて逆転劇を演じ、楽しませてくれた。 敗れた三重高校の印象も強い。そして、TV観戦の心残りは、傷心の三重高校の選手がグランドを去っていく風景が映し出されなかったこと。どのチームも必ずと言っていいほど、敗れて去っていくときにグランドの土を袋に詰めて帰る。その場面があったかどうか。 この土をどうするのだろうか。例外なく、試合後の異常なほどの袋詰め作業。いつも気にかかる。両親や兄弟、友人ら、お世話になった人へのお土産だろうか。自分の子どもたちへ残す記念品がわりだろうか。 この光景は、古くから見られたそうだ。戦前、後に巨人軍監督となった川上哲治さんが熊本工業高校の投手として決勝戦に敗れたとき、ポケットに入れて持ち帰り、自分の学校の練習場のマウンドに撒いたと伝わる。 いつだったか、TVで解説者が「なぜ、逆に自分たちの練習場の土を甲子園へ持ってこないのですかね」と言っていたのが印象に残る。私も賛成だ。汗を流した練習場の土を甲子園に連れてきてやればいいのに‥。 ∨ 川島正英 ∧================= PR =====「奈良県十津川村」から・・9月15日(祝・月)「平成23年 紀伊半島大水害犠牲者追悼in十津川村」が開かれます。会場「ホテル昴」、復興支援コーンサート出演は森山良子さん。http://www.vill.totsukawa.lg.jp/www/contents/1408587200751/index.html=======コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> フルーツ・ツーリズムGO!~~~ 果物産地、和歌山県紀の川市で、フルーツ産業を観光に結びつけようと、市民100人が集まり、初のワークショップ。みんなで400を超えるアイディアを書きだして、盛り上がりました。単なる“産地買い”や“もぎ取り”だけでない、フルーツ文化が開花しそうです。わいわい話し合うテーブルにはもちろん地元の果物が。おいしい楽しい話し合い、私もはりきって行ってきました。http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=276■編集室便り□南牧村フォーラムの詳細です!南牧村への日帰りフォーラムの内容が下記のように決まりました。午前中の村内視察は村からのバスでまわります。村の人々、村外からの参加者、みんなで語り合い、考えるフォーラムです。是非ご参加ください。●テーマ:~みんなで語り合う スローライフ・フォーラム~ 南牧村を「ちびっ子の遊ぶ里」へ●日 時:9月13日(土)13時30分~(13時受付開始)(17:10閉会予定)●会 場:南牧村活性化センター●参加費:無料 ●主 催:南牧村、商工会新事業開発検討実行委員会、NPOスローライフ・ ジャパン、スローライフ学会、桜美林大学早野研究室●内 容:1)基調講演:「むら・まちの未来を考える」 講師:増田寛也 2)テーブルトーク 5つのテーマに分かれたテーブルで話し合います。 3)まとめトーク●交 通:JRと高速バス(東京から)の利用が便利です。決められた時間の 電車、バス乗車の参加者は村のバスがそれぞれピックアップして 村内視察があります。●参加申込:スローライフ・ジャパンまで 電話:03-5312-4141 メール:テーブルトークのテーマ、交通の時刻表など、詳しくは↓http://www.slowlife-japan.jp/modules/katudou/details.php?blog_id=214□スローライフ版・IT塾 ——————————————–Q:昨日、家族でプールに行ったとき、誤ってスマホを水没させてしまいました。バッテリーを外して乾かして、今朝つけてみたんですが復活せず‥。データもスマホもあきらめるしかないんでしょうか。 <編集部;篠原伊佐武> ▼A:水没させたら、すぐに電源を切ってバッテリーを外して、強く振って少しでも内部の水を出しましょう。そのまま風通しの良いところで3日間くらい放置して電源が入ればラッキー! でも、あきらめざるを得ない場合もあります。また、完全に乾燥する前に電源を入れると、ショートして完全に壊れることもあるので焦りは禁物です。水遊びに行くときはジップロックなどに入れることをおすすめします。