スローライフ月間 in 掛川 2002

期間 2002年11月1日(金)~12月1日(日)
場所 静岡県掛川市
主催 実行委員会
概要 生涯学習都市・掛川が21世紀の暮らし方・まちづくりのあり方として、全国に先駆けて「スローライフシティ宣言」。スーローペース、スローフード、スローウェア、スローインダストリー、スローエデュケーション、スローエイジング、スローマイウェイ、スローシンキングなどのキーワードを掲げ、その具体化のきっかけとして実施。四つのシンボルイベント、130を超える市民イベントが一か月間毎日展開された。
特色 生涯学習を積み重ねてきた市民たちが企画・運営・実施した、身近な提案イベントが圧巻。市民ボランティア運営の総合案内所も毎日開設。
窓口 掛川市企画人材課

川島氏・筑紫氏・榛村氏 生涯学習を推進してきた榛村純一掛川市長がスローライフを8つのキーワードで整理、市民が考えるきっかけとなった。

自転車と電車を連動したスローツーリズムの実験、お寺を会場にした童謡コンサート、放置竹林に取り組む催し、農的暮らしを楽しむカフェ、昔の民話を復活させた紙芝居、建築家が子供達と取り組んだダンボールハウス作り、郷土の味・いも汁の体験、スローライフ川柳の公募展示、商店街のお宝をめぐる城下街博物館などなど。市民が実施した手作りイベントが1か月プログラムを埋め尽くした。

掛川城下にある明治時代の屋敷「竹の丸」は市民イベントの場として活用された。市民ボランティアが手入れした庭では見学会も。

ある市民グループは「ぶらりと寄ってひと学び」をテーマに、30日間毎日身近な人が先生になって何かを学ぶ「スローライフスクール」を開催。しめ縄作り、畳、雑穀、エコバック、遺跡、闘茶、和菓子などの体験参加型のスクールが。

市民活動のネットワークとして「ぼちぼちやる会」が発足。一カ月間「市民案内処 本陣」という総合案内所を運営した。

トワイライトスクール ゆっくり飲みながら談義する大人向けのトワイライトスクールは6回。政治、写真、ユビキタスネット、ブロードバンド、イタリアのスローライフなど全国的に有名な講師が参加して。

「スローライフのまち連合を結成しよう」 シンボルイベントとて、女性の専門家が揃った11月1日「オープニングフォーラム スローライフで輝こう」、11月14日「食と農の再生をめざして-スローライフの哲学を語る」 11月16日「新しいまちづくりスローライフの視点から」 12月1日各地の首長が参加したフィナーレ「スローライフのまち連合を結成しよう」などが行われた。