


「さんか・さろん」で梼原フォーラムの感想を語りました。

スローライフ・フォーラムinゆすはら、写真記録です。

「スローライフ学会フォーラムin鳥取」の8月3日のフォーラムについては、既に講演や発言要旨をまとめてありますが、今一度このフォーラムのホットな部分をお伝えしましょう。このフォーラム「白うさぎスローライフ」とか「白兎学会」とかの愛称が使われましたが。白兎についてのこだわりは・・・。白兎の神話は、目的のために手段を選ばず、偽って、速く、楽に向こう岸へ、というファスト思考を戒めた物語です。偽装、不正、無差別の殺人、儲けるが勝ちの経済感覚、そんな今こそ「白兎伝説」をスローライフな視点で見つめなおすべきだ、とこの伝説・神話にこだわりました。全国の伝説・神話にもっとスローライフの教えがあるはず、今回をきっかけにそういう見渡し方もできるかもしれません。フォーラムステージには、鳥取市青谷の和紙照明が飾られました。遠目には白兎にも見えます。演題横の花は鳥取市内の女性グループが野に出て摘み、活けたもの。講演者やパネリストが飲んだ水は市内の湧き水です。会場しつらえは鳥取青年会議所の方々が力を出してくださいました。楽屋の接待も市民有志が担当。
ホールホワイエには、分科会を開いた4町のスローライフな活動について、また、全国でのスローライフな動きの展示を参加者みんなの手で展示されました。岩手県、遠野市、愛知県春日井市、佐賀県小城市などの動き。静岡県掛川市、北海道釧路市阿寒湖温泉などの市民グループの活動展示も。当日資料として分科会資料のほか、今回初めて行われた「スローライフ度調査」の速報も配布されました。体調の都合で欠席となった、筑紫哲也学会会長からの手書きのメッセージもプログラムとともにはさまれました。
そしてフォーラムの後の懇親会は、これまた市民の方々が実行委員会を作って開催。皆が会費を払って、場所は知事公邸で。鳥取市内の女性グループ「野菜畑のシンデレラ」の皆さんの手のかかった地元料理が並びました。
各地の学会会員からの差し入れも。そして、翌日には鳥取に来てから知り合った各地の方が、一緒に鳥取を回る姿が見られました。また、次の学会フォーラムで会いましょう!”