週刊スローライフ瓦版 (2012.5.22 第108号)発行:NPOスローライフ・ジャパンスローライフ学会=======★★★★★17日のNPOスローライフ・ジャパンとスローライフ学会の役員会で「もっともっと仲間をふやしたい、すてきな輪を拡げて楽しい会に‥」と話し合った。みなさん、新会員になりませんか。また会員の方は年会費をよろしく。★★★★★コラム<火曜日の鐘> 川島英樹(せたがや文化財団)~~~ アメリカの歌 学生の時に大陸横断して以来28年、仕舞い込んでいた“250円の1ドル札も携え、米国に行ってきた。前回に訪れた中で一番魅力あったニューヨークと、行き損ねて残念だったニューオリンズでの音楽三昧。13日間で、50人のクラブから5万人のスタジアムまで、17のライヴ。加えて、ジャズと文化遺産のフェスティバルに3日間。そして、数えきれない路上での演奏…。幸せだった。 しかし、もうひとつの歌の話。ヤンキー・スタジアムで、大リーグ観戦した。よく晴れた日曜日のデイ・ゲーム。その開放感。イメージのアメリカそのもの。プレイボール直前に国歌演奏があった。全員起立。みんな被っている野球帽を取って敬礼する。すっかりできあがっていた隣席のオヤジすら、ビールを置いて、星条旗を見つめ胸に手を当てる。連れられてきた子どもたちも、その姿を見て立ち上がり、グローブをはめたちっちゃな手を胸に、神妙な顔になる。 「口元調査」してみたが、歌っている人は殆どいなかった。だが、あの場でアメリカを愛する心が生まれてないと思う政治家がいたら、勲章ものだろう。学会コラム<緑と絆の木陰> ~~~~~ 坪井ゆづる(朝日新聞論説副主幹) 谷垣さんの秘策 ようやく国会で、税と社会保障の一体改革の審議が始まった。民主党政権も最大野党の自民党も「消費税を10%に上げる」という結論は同じだ。何だかんだといがみ合うが、国会での質疑を見れば共通点が目立つ。社説で「いったい何が違うのか」と書いたほど、両党の考え方は似ている。 ここまでくれば、増税法案の成否は自民党次第だ。民主党の小沢一郎元代表らがどう抗っても関係ない。だから谷垣禎一総裁の話を聞いた。 増税の必要性については、野田首相とシンクロしていた。要は自民党の主張をどこまで飲ませたら賛成に回るのかだ。これまで谷垣氏は「解散総選挙」の一点張りだった。それが少し変わってきた。民主党にマニフェスト違反の「けじめ」を求めつつも、「解散だけがけじめではない」と言ったのだ。「具体的には何か」と聞くと、「それは相手が考えることでしょ」と口を濁した。 解散しなくても増税案に乗るという道筋を描いているように見えた。そんな秘策が本当にあるとすれば、あと1カ月、国会会期末の6月21日までに中身が見えてくるはずだ。■街角から畦道からどこをみているの?市長さん 村井良江(イラストレーター 新潟市)あるイベントでパンフレットをもらったら・・・「新潟が目指す未来!マンガ・アニメを活用したまちづくり構想」というものでした。今年3月に新潟市が発行しているのです。A4で12ページに今後5年間でどんなふうに新潟をマンガ・アニメの街にしていくかをマンガで描いています。最後の一コマには地元の巨大な専門学校と行政がタッグを組んでいるシーン。「マンガの家」や「マンガ・アニメ情報館」(仮名)が来年開設予定です。先日のニュースでは新潟市長が「事業仕分けするものもありますが、いいものは拡張します」。と言っていました。何を拡張するのかなぁ~。のどかな風景 人形寺祥弘(兵庫県淡路島)カラス、キジ、白サギが、田んぼの畦で遊んでいました。虫を探しているのでしょうか?家の周囲の田んぼにも水が入って、田植えが始まりました。我が家の田植えはもう少し先です。 <鳥たちのかわいい写真つきです>■まち・むらニュース・岩手県雫石町 「観光キャッチフレーズ」を募集雄大で秀麗な山岳美や個性豊かな温泉群を有する観光資源に恵まれた町・雫石町は、キャッチフレーズとして「山(やま)と牧場(まきば)といで湯のまち」を掲げてきた。だが、このフレーズは40年以上前の決定であり、社会情勢の大きな変化に伴って観光に対する価値観も変化してきている。町では、「雫石町観光・交流活性化行動計画」を策定、観光客を増加させる取り組みを始めた。その一環として、観光キャッチフレーズを募集をしている。☆募集期間:6月15日(金)まで。☆応募対象者:どなたでも。・優秀賞(4作品)賞金 3万円・最優秀賞(優秀賞の中から1作品)4万円+雫石町特産品セット問い合わせ:雫石町役場 観光商工課(東京事務所グループ兼務 岩井真晴)TEL 019-692-2111 Eメール kankou@town.shizukuishi.iwate.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━米粉のまち・胎内市から・・・6月2日(土)新潟駅南口広場で「えきなん産直市 胎内グルメフェア」を開催。黒豚の加工品や地ビール“米粉発祥の地”胎内市の米粉グルメも販売です。http://tainai-komeko.blogto.jp/archives/7094647.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━「日光『食』の研究所」から・・・海老屋の湯波、ふじやの湯波、落合商店の志そ巻きとうがらし、柏崎商店の山椒、三ツ山の羊羹、綿半の羊羹、すべてが味わえた「日光精進膳」です。http://nikkokekko.blog121.fc2.com/blog-entry-171.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━クオリティライフから・・・「たまな食堂」併設の食材ショップ「たべもの商店」では、玄米菜食生活におすすめの食材をご提案しています。今回商品のご紹介WEBページをつくりました。まずはご覧ください→ http://nfst.jp/?p=373━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━コラム<象さんの散歩> 「フットパス」セミナーに参加して ~~~ 先週末、東京都町田市で「フットパス」協会のセミナーがあった。講演会と事例発表、交流会に参加した。環境省、日本エコツーリズム協会の考えを聞き、10地域の取り組みの半分は懇親の交流会での報告というみっちり型・・。 やはり、圧巻は記念講演だった。講師は、総務省自治財政局長・椎川 忍氏。「緑の分権改革」を論じた。このキャッチフレーズは、原口一博総務大臣時代に省をあげて取り組まれたテーマだが、とくに椎川氏は、背景、細かな動向や社会経済のベクトルのあり方、国の政策、自治体の役割も含めて論じつくしてきた。同じタイトルの「緑の分権改革」の著作もあらわしている。 この日もフットパスの意義と結びつけながら「地域力の創造」を語って明快。すべてスローライフのこころと通じあう。「地域主権改革」と「着地型観光」の語は誤った意を伝えて親しめないが、ほかは全面的に拍手拍手だ。 私は、交流会で挨拶を求められて「まちづくりから“むら”づくりの時代へ。今回のフットパス事例は、どこも“むら”が育ててきた自然、民俗、文化とか人情を大切にしている。お互い、がんばりましょう」と・・。 ∧ 川島正英 ∧コラム やまさかのぼる <暦と季節と暮らしと>~~~ ====== 今週はお休みです ====== コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> マーマレードとラッキョウと~~~毎年5月には、我がNPOスローライフ・ジャパンの川島さんが、伊豆の河津のおうちから無農薬の甘夏を送ってくださいます。これで作るマーマレードは我が家の朝食に欠かせません。ヨーグルトに山ほど入れて毎朝食べています。一方、今はラッキョウ漬け。家中に臭わせてヒゲ根を切っています。やらなきゃいけない仕事を放り出して、こういうことをやるのが私は好きです。http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=158■編集室だより □新年度の会費をお願いします。新会員も募集中です。 スローライフ学会はNPOスローライフ・ジャパンが運営する学会(学長・神野直彦、会長・増田寛也、副会長・中村桂子)です。 スローライフについて多くの分野から学び、楽しく語り合う。また、全国でスローライフなまちづくりをすすめる皆さんとのつながりでもあります。 年会費5000円。会員は、この「瓦版」に記事を出したり「さんか・さろん」などで交流したりできます。既会員の方は下記の口座へお振り込みください。【振込先】ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフ学会三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会※4月~3月の年会費のため、昨年度中途のお支払いの方も、新年度は新たに お振込いただきたく、よろしくお願いいたします。※個人名以外の口座でお振込の場合、確認できませんのでご一報ください。新しく入会ご希望の方は、こちらからお申し込みください。【入会フォーム】 http://www.slowlife-japan.jp/modules/contents/index.php?content_id=6 □ボランティア募集 NPOスローライフ・ジャパンの事務作業をお手伝いしていただける方を探しています。アルバイト料をお支払いできない、とても虫のいいお願いではあるのですが‥。データ入力や資料の発送など簡単な仕事ですが、お手伝いしていただければとても助かります。ぜひご一報ください。【問い合わせ先】 ■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。鹿児島県 http://www.pref.kagoshima.jp/pr/koryu/index.html岩手県遠野市 http://www.city.tono.iwate.jp/日本テレネット株式会社 http://www.nippon-tele.net/クオリティ株式会社 http://www.quality.co.jp/アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社 http://www.edi.ne.jp/株式会社サンクス・ツー http://www.thanks2.jp/=======最後までお読みくださって、ありがとうございました。このメールマガジン、あるいは当団体へのご意見、ご質問はこちらへこのメールは毎週火曜日の発行です。NPOスローライフ・ジャパンとのご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、お気軽にお付き合いください。今後、このメールマガジンの送信が不要という場合、あるいはメールアドレスの変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。この「週刊スローライフ瓦版」、バックナンバーをアップしています。まだご覧になっていない方、こちらからご覧ください。http://www.slowlife-japan.jp/modules/mailmagazine/details.php?blog_id=2=======Copyright(C) NPO法人スローライフ・ジャパン スローライフ学会〒160-0002東京都新宿区坂町21 リカビル301TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554 http://www.slowlife-japan.jp/”