


瓦版2025.1.28第727号 神野直彦さんら、8人のコラム掲載。

瓦版2025.01.14第726号 斉藤睦さんのコラムほか、「ふるさと納税」廃止論など掲載

週刊スローライフ瓦版 (2013.4.23 第155号)発行:NPOスローライフ・ジャパンスローライフ学会**********************************************************************★★★★★今週のこの「瓦版」は、奈良県川上村から発信しています。ことし11月に開くフォーラムの前段階の仕事がいろいろあり、今回もその打ち合わせ。編集室の3人とも出かけてきたため、初めての遠隔地発信となった次第でした。★★★★★コラム<火曜日の鐘> 長谷川八重(NPOスローライフ掛川)~~~ がんばれ新社会人 フレッシャーズの季節。私も新社会人に向けた講座を一つ受け持っています。地域医療に携わろうと志す新人看護士さんに対して3年前から顔のスキンケアとメイクアップを指導しています。『身だしなみ』という題で。 30年ほど昔、大手化粧品メーカーが高校などへ出向き、販促を兼ねて基本を教えましたが、化粧の低年齢化とメーカーの都合で店頭への誘客施策へ変わり、今では新社会人を対象とした指導機会は無くなってしまいました。 すると青眉・黒目メイク・自己流のまま…、と心配になります。治療の現場にこそ清潔感のある癒しの雰囲気は必要だと考えました。それで私なりの実習教育をしているのです。 モデルを立てず、私自ら皆の前で化粧を落とし、スキンケアとメイクアップをします。勇気も要るのですが、基本を教える上では大切だと考えています。でも、これがまた盛り上がるんです! キチキチ医療行為を学ぶカリキュラムの中で、唯一「キャ!」「かわいい」が言える講座だと指導者にも好評です。 今年は掛川市と袋井市の総合病院が新たに合併して『中東遠医療センター』になります。57人の新人看護士さんにエールを送って来ました。 学会コラム<緑と絆の木陰> ~~~~~ 中村 桂子(JT生命誌研究館館長) 魅力的な年のとり方 三国連太郎さんが亡くなりました。生まれて初めて一人前に映画館で観賞したのが木下恵介監督の「善魔」、三国さんのデビュー作でした。岸田国士原作で、善を貫こうとすると魔の心が必要となる時があるという、今考えても難しいテーマがその時どれだけ理解できたかはわかりませんが、若い三国さんとお相手の桂木洋子さんをうっとり見ていた記憶は今もはっきり残っています。桂木洋子さんは黛敏郎さんと結婚し、引退なさってしまいましたけれど、三国さんはこの作品での役名をそのまま芸名になさって独特の味のある演技を見せて下さいました。 最近映画を観ていなかったので、その鋭さが印象に残っていたのですが、テレビで追悼の映像を見て、人を包み込むような雰囲気のすてきさに胸が熱くなりました。すばらしい年のとり方をなさった、つまりすばらしい生き方をなさったことが伝わってきて、ティンエージャーの時のうっとり感を再び味わいました。そして、年のとり方を改めて考えました。▽▽▽▽▽▽▽▽
【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej春のワカメの「メカブ」を細く切り、熱々の薄味だしと混ぜ、ご飯にかけでざくざくっとかっ込みます。「メーブ汁」という呼び名。鳥羽市答志島で。△△△△△△△△△△△■街角から畦道から 鉄道の記念切手発売 中村友子(千葉市在住 ライター ) 千葉県の愛らしいキャラクター・チーバくんが、県内の鉄道を案内する切手シート「チーバくんと巡る鉄道の旅」が県内の郵便局で限定発売されました。紹介されているのは、いすみ鉄道、小湊鉄道、JR各線。5月の連休は、旅先から鉄道の記念切手を貼って、友達やご両親に手紙を贈るのもお勧めです。ひと手間の心づかいが、嬉しい便りに花を添えます。一シート80円切手10枚で1300円。購入するとチーバくんが紹介する各沿線の見所ガイドがついてくるそうです。
アートのたび、瀬戸内海直島へ 人形寺祥弘(兵庫県淡路島)淡路夢舞台ウエスティンホテル下の翼港から船に乗り、約2時間時速60キロで香川県香川郡直島に参りました。ベネッセホールディングス会長・福武總一郎氏の発案で、直島再生プロジェクトが1988年に建築家・安藤忠雄を呼び寄せ、島の自然の中に美術館と現代アートを点在させた「ベネッセアートサイト直島」を展開した。島の中に数々の美術館を建築、3月9日には「ANODO MUSEUM」がオープン、また直島本村地区に古い」建物にアートを融合させた「家プロジェクト」を展開、過疎で活力を失っていた島は活気づき、観光客でにぎわっていました。直島へは岡山県宇野港からフエリーで20分、循環バスが運行。自転車で、歩いて、ゆったりした島の時間が流れています。 ==== PR ====米粉のまち・胎内市から・・・米粉で朝からホットケーキを焼きました。表面はサクッと、中はしっとりモッチリした感じで焼きあがります。米粉なので腹持ちも良いです。http://tainai-komeko.blogto.jp/archives/26862182.html=======■まち・むらニュース・鹿児島県 「かごしま暮らし・交流セミナー」を東京、大阪で鹿児島県への移住希望者を対象に、豊かな自然、南国ロマンの歴史、あふれる人情、おいしい食をあげて「あなたのスローライフを鹿児島で」と呼びかけてセミナーを開く。問い合わせー鹿児島県企画部地域政策課(099-286-2424)<東京>5月11日(土)11:00~16:00 NPOふるさと回帰支援センターで (東京交通会館6階:東京都千代田区有楽町2-10-1)<大阪>5月25日(土)13:00~16:30 「エル・おおさか」で (大阪府立労働センター:大阪市中央区北浜東3-14) <参加申し込み宛先>NPO法人かごしま企業家交流協会 〒鹿児島市新屋敷町16-405 TEL099-216-2050 FAX099-216-2051コラム<象さんの散歩> すてきな本をありがとう④「税金 常識のウソ」~~~ わが会の3月の役員会でいただいて帰ったお土産がある。神野直彦先生からご自身の著書『税金 常識のウソ』(文春新書)を。数字は頭痛のタネであり、経済学も大の苦手ときているから、読み通すのが一苦労である。 でも、神野先生の著作は、お人柄そのまま、真正面からの論理展開が小気味よく、また文学や歴史からの引用が楽しい。この本もパニック、アリアドネの火玉、ディオニュソスなど、ギリシャ神話のたとえがふんだんに。 学んだのは税金について。ヴィジョン型の税制改革の必要性を説き、財政を担当する政府として「中央」「地方」「社会保障基金」の三つの政府をあげ、独自の考えが展開される。神野直彦先生からは、これまでも『システム改革の政治経済学』(岩波書店)をはじめ『「分かち合い」の経済学』(岩波新書)『人間回復の経済学』『地域再生の経済学』『二兎を得る経済学』などを頂戴、勉強させてもらってきた。一方通行だが私にとって経済学の恩師である。 「おわりに」は、和子夫人への熱き思いを綴りつつ「妻和子に捧げたい」と。人生についても恩師、と納得させられて読み終えたのである。∨ 川島正英 ∧コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> 売木村のなっちゃん~~~総務省の制度「地域おこし協力隊」として、過疎地などに若者が入っています。長野県売木(うるぎ)村の能見奈津子さん(28歳)もその一人。3.11を東京で経験、都会も自分も弱いと思ったそうです。「いつか田舎で暮らしたいと考えていましたが、その“いつか”は、今なんじゃ」と思って協力隊に。「今度、私、饅頭屋をやるんです」なんだかとってもうれしそうに、笑っていました。http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=206==== PR ====「日光『食』の研究所」から・・・弥生祭がありました。しきたりを重んじ、格式とおり万事を進める祭。伝統の祭りシーズンを迎えた日光では、5月17日・18日「春季例大祭・百物揃千人行列」もあります。http://nikkokekko.blog121.fc2.com/blog-entry-227.html=======■編集室便り □平成25年度の会費をお願いします。新会員も募集中。 スローライフ学会はNPOスローライフ・ジャパンが運営する学会(学長・ 神野直彦、会長・増田寛也、副会長・中村桂子)です。 スローライフについて多くの分野から学び、楽しく語り合う。また、全国で スローライフなまちづくりをすすめる皆さんとのつながりでもあります。 年会費5000円。会員は、この「瓦版」に記事を出したり「さんか・さろん」 などで交流したり。会費は下記の口座へお振り込みください。 【振込先】 ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフ学会 三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会 ==== PR ====クオリティライフから・・・マイペースではじめる“食”業のはなし、なごやかにお茶とお菓子を楽しみながらの講座です。どなたさまもお気軽に、4月30日(火)14:00~16:00。「たべごと教室」 http://qwebm.quality.co.jp/mail/u/l?p=mD3S1IYfpB0Z=======■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。鹿児島県 http://www.pref.kagoshima.jp/pr/koryu/index.html岩手県遠野市 http://www.city.tono.iwate.jp/日本テレネット株式会社 http://www.nippon-tele.net/クオリティ株式会社 http://www.quality.co.jp/アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社 http://www.edi.ne.jp/株式会社サンクス・ツー http://www.thanks2.jp/=======最後までお読みくださって、ありがとうございました。このメールマガジン、あるいは当団体へのご意見、ご質問はこちらへこのメールは毎週火曜日の発行です。NPOスローライフ・ジャパンとのご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、お気軽にお付き合いください。今後、このメールマガジンの送信が不要という場合、あるいはメールアドレスの変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。この「週刊スローライフ瓦版」、バックナンバーをアップしています。まだご覧になっていない方、こちらからご覧ください。http://www.slowlife-japan.jp/modules/mailmagazine/details.php?blog_id=2=======Copyright(C) NPO法人スローライフ・ジャパン スローライフ学会〒160-0002東京都新宿区坂町21 リカビル301TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554 http://www.slowlife-japan.jp/——————————————————————————–——————————————————————————–——————————————————————————–“