フォーラムに先立って、市民の皆さんとスローライフ学会からのアドバイザーが語り合う場が設営されました。テーマは「みどり」「ひかり」「みのり」。何かしらの活動をしている市民の方々の本音トークは熱く、もっともっと話し合いたい気持ちが育ちました。3月10日(日)9時?12時、篠山市民センター小部屋で。
グループトーク1「みどり」
丹波篠山の風土、自然、歴史、ふるさと、こころなどについて話されました。
アドバイザー:中村桂子
<アドバイザーから>
農業後継者は世襲性が強いが、血縁じゃなくても後継者を作るべき。閉じずに広げていく発想を。都会まで1時間は近いが、都会から見て1時間は遠い。その感覚のギャップを知っておくべき。6次産業化はポテンシャルが高い。観光をもっとPR自然を生かした観光・グリンツーリズムもできる。
グループトーク2「ひかり」
新しいまちづくり政策、再生エネルギー、新文化、新産業、外との交流などについて話されました。
アドバイザー:坪井ゆづる、乾 正博
<アドバイザーから>
生活に密着した産業と観光、食べるもの、エネルギーが地域の仕事になるべき/農業自体が儲からない、でなく、都会ではできないことの笹山再設計が必要/社会システムを信用せず自ら徐々に作っていけるのではないか/篠山は本当の働き方の改革を考えている、頼もしい方が沢山いる、住民の力日々の地域の繋がりがある篠山は大丈夫。
グループトーク3 「みのり」
逸村逸品、黒豆、牡丹鍋、米、酒、丹波焼などについて話されました。
アドバイザー:野口智子
<アドバイザーから>
ブランドなどはあっという間に消える、そうならないように。昔の料理や味の伝承が必要、学校給食に篠山の味を出そう。あらゆることに子どもを混ぜていこう。100均ライフから、100年ライフへ。篠山がそれを提唱しよう。目先の目的でなく、どんな世の中にしたいのかを考えよう。
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