天空のむら野迫川村です。
奈良県野迫川村(のせがわむら)は県の西南部、97パーセントが森林、標高700メートル、人口は約350人の小さなむらです。それだけに「奥大和の秘境」とも、「天空のむら」とも呼ばれ、霧に包まれた風景は格別です。
悲劇の美男子と言われる平維盛(これもり)の終焉の地ともいわれ「維盛塚」があります。この伝説を村の人は大事にして毎年「維盛祭り」を開催しています。冬には雪も積もる土地、ジャガイモの塩漬けなど独特の食文化や厚い人情で、旅人の心をつかむ土地でもあります。(維盛塚の写真は村のホームページから)
昔から高野槙を栽培してきました。
村の隣は、あの有名な高野山。空海はここを開いたときに、供える花を槙と決めました。このため、野迫川村では多量に使う槙を育ててきたのです。寒暖差が大きいことから良質の槙がとれます、そして野迫川村の槙は幹が赤みがかっているのも特色です。
しかし高齢化が進み、危険な山仕事につく人がいなくなり、伝統の槙栽培は途絶えそうになっていました。槙山を守る人がいなくなる、そんなときに助っ人が現れました。
山田裕哉さんが「槙の匠」を起業。
和歌山市から10年前に移住した、山田さん。村の旧池津川小学校の木造校舎を作業場に槙を出荷しています。「槙の匠」の屋号、「のせ川のまき」の名で販売。3人の子どもを育てながら、奥さんと仲間と槙生産の伝統を守っています。
急斜面の道なき道を進み、一日がかりの高所作業は危険を伴いますが、「野迫川村の高野槙に一生を捧げたい」と語ります。ホームページはこちらから。⇒槙の匠
高野槙はどんな樹?
高野槙はコウヤマキ科の日本固有種。常緑針葉樹で世界三大美樹のひとつといわれるそうです。日本の木工文化には欠かせない樹で、水に強く腐りにくいため、昔から最高級の棺桶に使われたとか。風呂桶や漬物桶、味噌桶、武家屋敷の建築にも使われてきたそうです。
弘法大師・空海が、真言宗高野山金剛峰寺を開いたときに槙を供花としたのは、槙の特別な生命力を知っていたからかもしれません。関西では、仏壇、墓、神棚に槙を飾る家も多いものです。常緑で扱いやすいことから、庭木にも好まれます。すがすがしい香りはエッセンシャルオイルにも利用されます。
すぐれた特色は
①美しい緑
②すがしい香り
③やわらかな手触り
④心を静める
⑤長持ち
槙を日常に使いましょう
家の玄関や、お店の入り口、ロビーの「ウェルカムグリーン」に。演題に催しに。
他の花と組み合わせて。花が枯れても槙は生き生き、何度でも使えます。
お正月、クリスマス、行事に合わせて。
生けてから、3カ月たってもこの緑、新芽もどんどん出てきます。小さな緑がほしいところにも。どんな器にも。水が少しでも、水替えができない期間があっても元気です。
槙の旬は通年です。
夏の酷暑の中でも切枝は1~2ヶ月位、青々と長持ちするので、仏壇・神棚以外にも、特に熱帯のような都会での生け花に重宝します。しかも、生けてあるだけで、心を静め、免疫力も上がるように思えてくるものです。
槙をお取り寄せになりませんか?お仲間とシェア買いしてもいいですね。オフィスのあちこちへ活ければ観葉植物よりずっと経済的です。
槙の芯は1本の木から 1 本しか採れない貴重品。サイズも 80cm~120cmまで。価格長さで決まってきます。
※ご注文は、スローライフ・ジャパンまで。ほかのイーコマースなどと違い、山に居る山田さんにご連絡し、ゆっくりと出荷となりますので、ご了承ください。売りあげの一部は、スローライフ運動に充てられます。
※配送時テープで止めたところが多少変色しますが、お許しください。
←Aセット
■価格 ※送料別
Aセット:3,300円(消費税込み)80センチ程度の芯の枝1本+サービス小枝(写真上)
Bセット:5,500円(消費税込み)80センチ程度の芯の枝2本+サービス小枝
芯の枝は100センチもあります。苗の販売もいたします。ご相談ください。
※商品代金+送料の請求書を品物と一緒にお送りいたします。
そちらへ送金をお願いいたします。
■申込みはメールで:スローライフ・ジャパンまで slowlifej@nifty.com
お名前、ご住所、お電話番号、ご希望の品を明記ください。
↑ お買い上げいただいた方からのお写真。「芯の部分を生けるとこんな感じです」(埼玉県・小松崎様)。
↓ お買い上げいただいた方からのお写真。「Aセット到着!こういう梱包で、開けるとこんな感じで届きます。暑さの中でも平気です。」(東京都・近澤様)。
↑ お買い上げいただいた方からのお写真。「早速、両親の遺影の前に生けました。多量の槙の枝、格闘しています。友人にもおすそ分けしました。」(東京都・吉田様)
「自家栽培の綿をアレンジしてみました。」(埼玉県・小松崎様)
↓ お買い上げいただいた方からのお写真。「吉野の清々しい風が我が家にも吹いて来たような嬉しい気分です。高野槙に、コロナ退治の鬼君と力を合わせて守ってもらいます。」で、コロナから守ってもらっています。」(東京都・平田様)
↓ お買い上げいただいた方からのお写真。「夏のお墓でも元気に緑でいる槙、ベランダなどの外空間でもきれいです」(東京都・丸山様)