
2023年2月20日
期間 | 2002年11月1日(金)~12月1日(日) |
場所 | 静岡県掛川市 |
主催 | 実行委員会 |
概要 | 生涯学習都市・掛川が21世紀の暮らし方・まちづくりのあり方として、全国に先駆けて「スローライフシティ宣言」。スーローペース、スローフード、スローウェア、スローインダストリー、スローエデュケーション、スローエイジング、スローマイウェイ、スローシンキングなどのキーワードを掲げ、その具体化のきっかけとして実施。四つのシンボルイベント、130を超える市民イベントが一か月間毎日展開された。 |
特色 | 生涯学習を積み重ねてきた市民たちが企画・運営・実施した、身近な提案イベントが圧巻。市民ボランティア運営の総合案内所も毎日開設。 |
窓口 | 掛川市企画人材課 |
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生涯学習を推進してきた榛村純一掛川市長がスローライフを8つのキーワードで整理、市民が考えるきっかけとなった。
自転車と電車を連動したスローツーリズムの実験、お寺を会場にした童謡コンサート、放置竹林に取り組む催し、農的暮らしを楽しむカフェ、昔の民話を復活させた紙芝居、建築家が子供達と取り組んだダンボールハウス作り、郷土の味・いも汁の体験、スローライフ川柳の公募展示、商店街のお宝をめぐる城下街博物館などなど。市民が実施した手作りイベントが1か月プログラムを埋め尽くした。
掛川城下にある明治時代の屋敷「竹の丸」は市民イベントの場として活用された。市民ボランティアが手入れした庭では見学会も。
ある市民グループは「ぶらりと寄ってひと学び」をテーマに、30日間毎日身近な人が先生になって何かを学ぶ「スローライフスクール」を開催。しめ縄作り、畳、雑穀、エコバック、遺跡、闘茶、和菓子などの体験参加型のスクールが。
市民活動のネットワークとして「ぼちぼちやる会」が発足。一カ月間「市民案内処 本陣」という総合案内所を運営した。
ゆっくり飲みながら談義する大人向けのトワイライトスクールは6回。政治、写真、ユビキタスネット、ブロードバンド、イタリアのスローライフなど全国的に有名な講師が参加して。
シンボルイベントとて、女性の専門家が揃った11月1日「オープニングフォーラム スローライフで輝こう」、11月14日「食と農の再生をめざして-スローライフの哲学を語る」 11月16日「新しいまちづくりスローライフの視点から」 12月1日各地の首長が参加したフィナーレ「スローライフのまち連合を結成しよう」などが行われた。
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