


瓦版2025.2.25第729号 増田寛也さんら、10人のコラム掲載。

瓦版2025.2.11第728号 室崎千重さんら、9人のコラム掲載。

週刊スローライフ瓦版 (2011.9.6 第72号)発行:NPOスローライフ・ジャパンスローライフ学会=======★★★★★9月20日(火)は「さんか・さろん」。NHK大河ドラマ「江」からたどる身近な史跡について、「新宿史跡めぐりの会」会長の来栖幹雄さんのお話。へえ~、ほほう~、とうなづきながら歴史に詳しくなりましょう。★★★★★コラム<火曜日の鐘> 川島英樹(せたがや文化財団)~~~ 東京・新宿、デパートに風立ちぬ。 京王、伊勢丹、小田急の各百貨店が(さらには日本橋の三越も)、こぞって北海道になった。8月31日から1週間、それぞれの催事場で、「大北海道展」「秋の大北海道展」「秋の北海道物産展」「秋の北海道展」が開催されたのだ。 「瓦版」に取材費でもあれば、詳細な飲食レポートをお届けできるのだが、新聞折り込みチラシ調査の範囲でも、うに、かに、いくら、ラーメン、さらにステーキ、ポテトに、チーズ、チョコレート、バターサンド・・と、よだれが避けがたい。 観光局のキャンペーンか、広告代理店の策略か、勘繰りながらも、節電に励みながらの残暑に疲れた東京人には、人いきれの催事場で舐めるソフトクリームでも十分に魅力的であろう。 でも、新宿のまちに、北の大地の風が吹きはしない。旅する時間と予算とをなんとか捻出しよう。そう願う心だって、きっとスローライフさ…。学会コラム<緑と絆の木陰> ~~~~~ 坪井ゆづる(朝日新聞論説副主幹) やっと、ここまで来ましたか 新政権の顔ぶれに、ああ、ようやくここまで来たのか、と感慨めいたものを覚えた。野田佳彦首相、藤村修官房長官、前原誠司・民主党政調会長はいずれも1993年に、日本新党から初めて立候補して当選した。玄葉光一郎外相も同年、新党さきがけで国会議員活動を始めた。 いわば政権中枢を「93年組」が占めている。93年といえば、宮沢喜一政権が政治改革法案を成立できず、自民党が分裂、下野に追い込まれたときだ。そのときの総選挙で、自民党を批判して国会にやってきた彼らは、自民党に一度も所属したことがない。あのとき、自民党を割った小沢一郎氏の政治スタイルに、どうしても金権体質がつきまとうのとはとは大きく違う。 そんな「93年組」が、「衆参ねじれ」と「2大政党内それぞれの路線対立」という「二重苦の国会」を起動させ、政治を前へ進めるのかどうか。 むろん楽観はできないが、少なくとも、もう金権腐敗に逆戻りはしないだろう、という淡い期待くらいは抱いてもいい気がする。■東日本大震災におもう ———————————————-「希望の松」再生の自転車キャラバン完走 田嶋義介(島根県立大名誉教授) 東日本大震災になお苦しむ岩手・陸前高田市に8月20日、長崎から約1カ月をかけ炎天下2500キロの道を走破した1台の自転車が滑り込んだ。 700本の松林を誇った名勝高田松原で津波で1本だけ残った「希望の松」再生支援を訴えて、単独キャラバンをした元長崎新聞記者南輝久氏(62)は、真っ黒に日焼けした顔をゆるめながら「災害ボランティアの絆と輪をさらに強められたのではないか。復興への険しい道のりを歩む被災地の人たちの背中を少しでも押すことにつながっていけばと願っている」と完走の弁。 各地で寄せられた支援金65万1425円を「高田松原を守る会」(鈴木善久会長)に全額贈った。途中の山口県で泊まってもらった拙宅にも礼状が届き、希望の松をバックにした写真が添えられていた。 ■まち・むらニュース ————————————————・伊賀市「藤堂高虎 築城400年祭」を開く 伊賀上野城が藤堂高虎公によって築城されて400年の節目を記念、伊賀上野城を全国に発信するイベント。9月から11月までの期間中、土・日曜日・祝日を中心に、たくさんのイベントを予定。 10月2日(日)には「高虎サミット in伊賀戦国 コスプレ大集合」を開く。甲冑、忍者など戦国時代のコスチュームで参加希望者を募集中。 問い合わせ 伊賀市商工労働観光課(0595-43-2309) 築城400年祭の詳細は、 http://www.city.iga.lg.jp/ctg/22031/22031.html戦国コスプレ大集合詳細は http://www.city.iga.lg.jp/ctg/54684/54684.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━「たかおか屋」から・・・ 季節は初秋となりましたが、はや来年の話題を。来年の干支は辰、辰年は、新しい世代が生まれ、盛んに成長するという意味があるそうです。http://www.takaokaya.jp/news/2011/09/03-165023.php━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━「日光『食』の研究所」から・・・夏場、暑さをしのぐ「グリーンカーテン」として大活躍してくれたゴーヤ。ゴジラのような形の大きな実がたくさん採れました。http://nikkokekko.blog121.fc2.com/blog-entry-127.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━クオリティライフから・・・私たちのお店「たまな食堂」で、最近ご好評だったメニューをランキング形式でご紹介。さて、あなたは何を召し上がりますか?ご参考にされてください。http://nfs.tamana-shokudo.jp/?p=346━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━コラム<象さんの散歩> どじょうの“しせいに注目・・~~~ 神田川沿いを散歩すると、楽しい私製掲示板にお目にかかる。自分の日々の思いを筆で書き、張り紙している。その日は「どじょう内閣おめでとう。でもアラえっささ、と籠ですくいとろうとするやからに気をつけて」とあった。 市民の気持ちの代弁とみたい。各社の世論調査からも同じ気分が読み取れる。よかった、と。また「やから」話も、党内抗争の再燃への警戒と見受ける。 野田佳彦首相もそこに知恵を傾けた。小沢一郎氏ともっとも近い輿石東氏を幹事長に。党内融和、挙党体制を最優先させたと強調した。が、目的のために手段を選ばず、はスローライフのとらざるところ。その過程を大切にしたい。 やはり、まず、政治姿勢ありきだろう。 二年前に自民党長期政権を変えた市民の民主党選択をどう見るか、マニフェストのほころびをどうつくろうのか、激しく乱高下した菅イズムをどう評価し、継いでいくのか。 それは施政”方針演説で、となる。注目したい。その「しせい」を神田川張り紙はどう書くか、世論調査はどう見るか、も含めて。 ∧ 川島正英 ∧コラム やまさかのぼる <暦と季節と暮らしと>その67~~~ 新暦への移行は各国さまざま グレゴリオ暦は、カトリック世界では、おおかた速やかに受容されたが、プロテスタントやギリシャ正教の世界では、そうはいかなかった。 新教世界でのグ暦の受容は、英国やスウェーデンなどは18世紀も中頃になってからだ。未確認情報だが、移行の遅れが関係して、英国では租税の年度(tax year)が今でも4月6日に始まるらしい。そう言えば、大蔵大臣による新年度の租税についての国会演説(budget speech)が4月初旬になったりするようだ。 ギリシャでは1923年になってグ暦を採用したが、一般の年中行事には今でも独自の暦が使われている。ロシアでもお正月がズレている。 我国では早くも明治5年12月2日の翌日を同6年の元日として、太陽暦を官暦に採用したが、その時点ではユリウス暦だった。どうしてだろうか? コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> じんじろ車~~~「はて何か」と思いました。鳥羽の離島で使われるミニ運搬用手押し車のこと。説明を受けても、まだ?。答志島(とうしじま)に渡って本物に対面しました。人がすれ違うのがやっとの島の路地、おばあちゃん達は魚や荷物を、この車で運びます。ふと見ると、あっちにもこっちにもじんじろ車。1台ずつ個性があってチャーミング。どんな高級車もひれ伏す、島の“名車”でした。http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=121■編集室だより△「さんか・さろん」9月のご案内。〔テーマ〕「江」からたどる身近な史跡…来栖幹雄さんNHK大河ドラマ「江」。この「江姫」に関係する史跡が、東京にもたくさんあります。例えば「江」の息子の家光と忠長、同じ兄弟でありながら、全く違う人生となったこの2人にまつわる史跡。番組のファンであろうとなかろうと、歴史の中で翻弄された人々、その史跡をたどることで、私たちは何かを得るのではないでしょうか。今回のゲストは「新宿史跡めぐりの会」会長の来栖幹雄さん。スローライフ学会会員で「さんか・さろん」出席率の高い方。NPOスローライフ・ジャパン事務局長 野口智子のお相手で、縁側談義といった和やかムードで進めます。○日 時……9月20日(火)19時~20時30分(18時40分受付開始)○場 所……平河町Mercury Room (千代田区平河町1-4-5平和第一ビル6階 クオリティ㈱ 会議室) ○主 催……スローライフ学会○参加費……会員1000円 一般2000円(学生500円、講師の紹介者1000円) ※終了後、希望者で簡単な懇親会を行います。会場は、当日お知らせします。○ゲスト……来栖幹雄(くるすみきお)さん。新宿史跡めぐりの会会長。 この会は東京都内の史跡を巡るウォーキングの催しを昭和50年代 から443回開催しています。【申込み】9月19日(月)までに下記へ。NPO スローライフ・ジャパン電話 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554当日参加もOKです。△講演会、研修会を承ります! 「スローライフとは何か?話をしてほしい」 「価値観やライフスタイルを変えるワークショップをお願いできますか」 大震災後、こんな問い合せが増えています。新しい暮らし方、また仲間を 見つけたい、ということかもしれません。私たちも考えたい、学びたい。 どんな内容の会合にするか、も含めて予算に合わせて対応します。 お気軽にご一報ください。 (03-5312-4141)△ボランティアスタッフ募集! NPOスローライフ・ジャパンの事務作業をお手伝いしていただける方を探 しています。アルバイト料をお支払いできない、とても虫のいいお願いでは あるのですが‥。データ入力や資料の発送など簡単な仕事ですが、お手伝い していただければとても助かります。ぜひご一報ください。 =======■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。鹿児島県 http://www.pref.kagoshima.jp/pr/koryu/index.html岩手県遠野市 http://www.city.tono.iwate.jp/鳥取市 http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1196922905996/index.html佐賀県小城市 http://www.city.ogi.lg.jp/日本テレネット株式会社 http://www.nippon-tele.net/クオリティ株式会社 http://www.quality.co.jp/アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社 http://www.edi.ne.jp/株式会社サンクス・ツー http://www.thanks2.jp/=======最後までお読みくださって、ありがとうございました。このメールマガジン、あるいは当団体へのご意見、ご質問はこちらへこのメールは毎週火曜日の発行です。NPOスローライフジャパンとのご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、お気軽にお付き合いください。今後、このメールマガジンの送信が不要という場合、あるいはメールアドレスの変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。この「週刊スローライフ瓦版」、バックナンバーをアップしています。まだご覧になっていない方、こちらからご覧ください。http://www.slowlife-japan.jp/modules/mailmagazine/details.php?blog_id=2=======Copyright(C) NPO法人スローライフ・ジャパン スローライフ学会〒160-0002東京都新宿区坂町21 リカビル301TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554 http://www.slowlife-japan.jp/”