


瓦版2025.1.28第727号 神野直彦さんら、8人のコラム掲載。

瓦版2025.01.14第726号 斉藤睦さんのコラムほか、「ふるさと納税」廃止論など掲載

週刊スローライフ瓦版 (2013.4.2 第152号)発行:NPOスローライフ・ジャパンスローライフ学会**********************************************************************★★★★★新しい年度を迎えました。活動もいろいろあらたまるとして、この「瓦版」もちょっぴり新しい試みを。「逸村逸品ひとこと紹介」コーナーを設けることに。「まち・むらニュース」「編集室便り」もにぎやかに、と考えています。★★★★★コラム<火曜日の鐘> 斉藤 睦(地域総合研究所所長)~~~ 「リスクは日常」と思えば… 先週、新宿駅で山手線に乗り換えようと思ったら、“人身事故でしばらく動きませんとのアナウンス。遅れてはいけない会議だったから、他の代替手段の選択肢で、頭はフル回転・・。 山手線が動くのを待つのがよいか、それとも他ラインを選ぶべきか。周りは同様の選択を抱えて、階段もホームも携帯情報を見ながら、あるいは、携帯に現状を連絡しながら移動する人びと、その渦中でさらに選択に迷う人波で溢れかえってきています。 と、その時、そうか、これは「難民」だと思いました。被災して混乱し、助かる道を求めて、選択にさ迷う難民。東北の皆さんとは比ぶべくもない。でも、リスクはいつも私たちのすぐそばにあり、穏やかに続く日常のほうが、むしろ「奇跡」。もし私たちの身近にスローライフを感じさせる一瞬があれば、それをこそ、隅々まで、存分に楽しみ尽くそう、平穏は壊れやすいのだから…。 リスクに遭遇して、改めて気づきました。学会コラム<緑と絆の木陰> ~~~~~ 坪井ゆづる (朝日新聞東北復興取材センター長・仙台総局長) 仙台市が「エスカレーター条例」を制定 「エスカレーターは左側に立つべし」。仙台市が4月1日に、こんな条例を全国で初めて制定し、即日施行した。東北最大の100万都市は、いわゆる「支店経済」の街で、各地から転勤族が集まっている。「左側」の首都圏と、「右側」の関西圏の人々が混在しており、駅やデパートのエスカレーターでは、じぐざぐに並ぶ光景が当たり前だった。 しかし、ここ数年は「急ぐ人のために片側をあけよう」という市民の声が広がっていた。このため、新年度に合わせて、条例制定に踏み切った。「東京や大阪ほどは混雑していないから義務化までは必要ない」との異論もあったが、「大都市の身だしなみとして統一しよう」という意見が多数を占めた。 仙台市は「条例はあくまで街で快適にすごすためのルール。エスカレーターで急がなくてもいいように、時間にゆとりを持って行動してほしい」と呼びかけている・・・・。 という記事を、4月1日付の宮城版にドカンと掲載した。末尾に「きょうはエープリルフール。心にゆとりが生まれたでしょうか」と付けて。大震災から2年、読者の気持ちにも、少しゆとりができてきたことを祈りながら。▽▽▽▽▽▽▽▽ 【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej「塩は海から」とは限りません。長野県大鹿村の鹿塩温泉「山塩館」という宿では、湧き出る塩泉から大変珍しい「山塩」を作っています。△△△△△△△△△△△■街角から畦道から方向感覚を試してみる方法? 舟越隆裕(日光まるかじり塾) 以前テレビで「方向音痴を直す方法」というのをやっていました。それは、カーナビの画面の上方を「北」に固定すること。ひどい方向音痴というわけではないのですが試してみました。 1か月くらいすると、なるほど感覚が変わってきました。今までは前に進むことしか考えていませんでしたが、自分の頭の中の地図で、今自分がどの方向に進んでいるかがイメージできるようになりました。すると、いろいろな場所のつながりもパズルのように組み立てられます。遥か離れた場所でも、我が家がどの方向にあるかもわかります。 当たり前のようなことですが、車に頼り過ぎの生活では、こんな本能もどこかに隠れてしまっていたのですね。些細なことで、また少し新しい世界が開けたような気がします。 日本映画学校の幕は閉じられた・・ 武重邦夫(映画プロデューサー)昨夜12時59分、何とも不思議な体験をしました。3月31日から4月1日に至る1分間の時計の針の緩やかな動きです。最後の1秒が音もなく過ぎ、日本映画学校が消え去っていきました。長~い60秒でした。3月18日の卒業式では、学生が居たためでしょう、少し感傷的になりました。1975年の創立以来、自分はすべての入学式と卒業式に参加してきたからです。日本映画学校が幕を閉じる最後に、嬉しいことが三つほどありました。地元のアートセンター劇場が「ありがとう日本映画学校!」という特集を組んでくれた事。また、一昨日の「しんゆり映画祭」のパーテーで、『映画祭が17年も続けて来られたのは日本映画学校のお蔭です』とお褒め戴いたこと。講師、職員、学生が一丸になって地域文化活動に励んだ成果です。映画大学になってもその志は継いで欲しい。そして、最期の日の夜、僕の孫弟子のOB/島田隆一君が日本映画監督協会の新人賞を受賞した報せを受けました。島田君は、故・橋本信一と「1000年の山古志」の撮影で共に苦労したスタッフです。==== PR ====米粉のまち・胎内市から・・・新生活がスタート!胎内市の米粉キャラクター「こめこちゃん」も新入学バージョンに。手作りランドセルもいい感じにできました。かわいがってください。http://tainai-komeko.blogto.jp/archives/26146694.html=======■まち・むらニュース・佐賀県 楽しく学ぼう「ビーコロ2013」を県立宇宙科学館で開く 武雄市にある佐賀県立宇宙科学館は、子どもたちに科学する心、創造する喜びを楽しみながら学んでもらう施設。参加体験型の展示を中心に企画展を行っているが、春の企画展として、5月6日(祝・月)まで「ビーコロ2013」を開催。ビーコロとは、ビー玉を転がして動かす仕掛けで、簡単にできるような動きを手間をかけた複雑な仕掛け。次々と連鎖させていくところに面白さがある。物理の法則や現象を、楽しく体感してもらう多彩なビーコロ装置を展示。全長約15mの大型コロコロ装置は、宇宙科学館のビーコロ製作スペシャリストが手掛けたもので、最後にあっと驚く。体験コーナーや工作コーナーなどもある。宇宙科学館 http://www.yumeginga.jp/kikakuten/2013haru/b-coronew.php・和歌山県 東京・有楽町で『わかやま紀州館』への改名キャンペーン東京交通会館地下1階(千代田区有楽町2丁目10番)に開店していた和歌山県のアンテナショップ『わかやま喜集館』が、4月1日、10年経過を機に改名。新名称は『わかやま紀州館』(http://www.kishukan.com/)。観光PRと県産食材の魅力を発信する情報基地で、改名キャンペーンを7日(日)まで1週間開き、ガラガラ抽選会、10%割引などのほか特売セールやイベントを行う。和歌山県情報館(県水産部 農林水産政策局 食品流通課 )http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/071700/index.html問い合わせ先は「わかやま紀州館」(03-3216-8000)コラム<象さんの散歩> オペラ「アイーダ」を観て~~~ 足早に訪れて去っていったお花見週間のあと、この一週間の川島家は、文化と芸術に明け暮れて、いわば“観劇週間”といったところ。お芝居二つと映画2本。お芝居は、息子が苦労して買ってくれたのだし、映画は日本記者クラブの試写会であって、文化といいつつも、あなた任せのような話である。 映画は、作家・三浦しをん原作で、国語辞典づくりを描いた「舟を編む」。続いて、あのスピルバーグ監督が奴隷解放の闘いを凝視した「リンカーン」。 週末に、新国立劇場で15周年記念公演楽日のオペラ「アイーダ」を。オペラは松本市のサイトウキネンで見る程度のわが夫婦だが、ときにすごいオペラ・プレゼントがある。「アイーダ」も、海外へも出かけて同作品を10本近く見ている息子が、音楽、舞台、美術も高い水準だからとすすめてくれた。 妻・宏子は「落ち着けた一週間」と。まさにお笑いと悪ふざけのTV番組に毒されてしまったのとは全く次元の違った味わいある時間に浸った。 そして、きょう。新歌舞伎座の柿落とし。感激の観劇・・。∨ 川島正英 ∧コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> 東京花見~~~地方から東京に移り住むと、東京の人は花見が好きだなあと思います。それだけ自然に飢えているのでしょうか。今年の気の早い桜を追いかけて、出かけてみると都会ならではの、花見風景がまた印象的でした。花よりペット、花よりパソコン、花より化粧。人が多すぎるからか規制が厳しくて持ち物検査まで。桜の花は、都市人の素顔や暮らしを映し出すのかも知れません。http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=203==== PR ====「日光『食』の研究所」から・・・日光旅ナビホームページに、日光市内のハイキングコースを掲載しました。全部で13ヶ所、初級から上級まで見どころ満載。春の日光へ歩きにどうぞ。http://nikkokekko.blog121.fc2.com/blog-entry-224.html=======■編集室便り □アルバイト、緊急募集! スローライフ・ジャパン、スローライフ学会の仕事を手伝ってくれる方を募 集しています。朝10時から夕方18時まで、週3日くらい。 4月から12月まで。ワード、エクセルのできる方。 日給7000円(交通費別)。まちづくりやスローライフの活動に興味のある方、 ぜひご一報ください。 ↓ □ 瓦版を4月からもよろしく 瓦版の記事、コラム、など大勢は4月からも不動です。「火曜日の鐘」「緑 と絆の木陰」また「象さんの散歩」「スローライフ曼荼羅」のコラムは書き 手もそのままで続けます。これまでと変わることなく、御愛読のほどを・・。 読者のみなさんのコーナー「街角から畦道から」、全国各地の情報コーナー の「まち・むらニュース」も、変わらず、たくさんの便りを待っています。 新しい年度を意識しての模様替えも・・。昨年からの「逸村逸品」活動を瓦 版 の紙面でも展開、「逸村逸品ひとこと紹介」の欄を設けました。これは NPOスローライフ・ジャパンがFacebookでも提供していくものと同じ内容 を、と考えています。読者のみなさんも参加いただければ幸いです。 □4月の「さんか・さろん」は・・坪井ゆづるさんに しばらく”閉館”していた「さろん」交流が、また楽しく再開です。会場は、 以前の近く、しかもずっとわかりやすいところに。 再開の最初の語り手は、わがNPOの理事、もうおなじみの坪井ゆづるさん。 今回初めて参加を‥という人のためにつけ加えると、朝日新聞の論説副主幹 時代から、政治、地域、文化について「お任せ民主主義」から脱すべし、と 高く、ひろく論じて注目されるジャーナリストでした。いま、朝日新聞東北 復興取材センター長・仙台総局長として活躍しています。 語っていただくテーマは、「3・11」から2年を経て。いま、巷には、その 回顧はじめ、批判、記録、展望、激励・・、まさに多様な論にあふれんばか りですが、坪井ゆづるを措いてほかに論客なし。聴きましょう。 ○とき・・・4月16日(火)19時~21時 ○ゲスト・・坪井ゆづるさん ○テーマ・・「3・11」から2年。 ○会場・・・クオリティKK(千代田区麹町3丁目3 KDX麹町ビル6階) 新宿通りに面して、麹町4丁目交差点から半蔵門寄り徒歩1分。 「成城石井」のビル左隣り建物6階。(居酒屋「しん坊」真向い) ○主催・・・スローライフ学会 ○参加費・・会員1000円、一般2000円。 (学生500円、講師の紹介者1000円) ○申込み・・4月15日(月)までにNPOスローライフ・ジャパンへ。 03-5312-4141 ○詳しくはこちらを↓ http://www.slowlife-japan.jp/modules/katudou/details.php?blog_id=173==== PR ====クオリティライフから・・・「たまな食堂」の現役シェフが、人気ランチメニュー「本日の一汁三菜」の作り方をお伝えします。4月7日(日)11:00~13:00、4月16日(火)19:00~21:00「たべごと教室」 http://qwebm.quality.co.jp/mail/u/l?p=AnUOsjNMIo4Z=======■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。鹿児島県 http://www.pref.kagoshima.jp/pr/koryu/index.html岩手県遠野市 http://www.city.tono.iwate.jp/日本テレネット株式会社 http://www.nippon-tele.net/クオリティ株式会社 http://www.quality.co.jp/アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社 http://www.edi.ne.jp/株式会社サンクス・ツー http://www.thanks2.jp/=======最後までお読みくださって、ありがとうございました。このメールマガジン、あるいは当団体へのご意見、ご質問はこちらへこのメールは毎週火曜日の発行です。NPOスローライフ・ジャパンとのご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、お気軽にお付き合いください。今後、このメールマガジンの送信が不要という場合、あるいはメールアドレスの変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。この「週刊スローライフ瓦版」、バックナンバーをアップしています。まだご覧になっていない方、こちらからご覧ください。http://www.slowlife-japan.jp/modules/mailmagazine/details.php?blog_id=2=======Copyright(C) NPO法人スローライフ・ジャパン スローライフ学会〒160-0002東京都新宿区坂町21 リカビル301TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554 http://www.slowlife-japan.jp/——————————————————————————–“