高岡でスローライフ逸品研修。


富山県高岡市、2年前にNPOスローライフ・ジャパンが「スローライフ逸品フォーラム」を開催したまちです。
来年3月の北陸新幹線開通を待つ高岡ですが、ここには数年前からスローライフ時代の逸品にこだわって研究を続けている「高岡スローライフ逸品研究会」というグループがあります。
今回は高岡商工会議所の要請で、研究会メンバーへの「ものづくり」の研修に行ってきました。

スローライフ・ジャパン「逸村逸品運動」のコレクションから、徳島県上勝町の「テルペン」、岩手県遠野市の「だれがどすた」(両方とも木製玩具)、和歌山県海南市の「やさしいタワシ」などを運び、皆さんに実際に遊んで、触っていただきながら、これからの時代の“逸品とは何かをお話ししました。
あわせて、各地の逸品の誕生物語を、写真を見ながら解説しました。
少人数で1時間半ほどの研修でしたが、参加者から「こういう勉強の時間をとらなとダメですね。普段は毎日追われるだけで。楽しかった?」とか、「また、真剣に物づくりをして行きたい、という気になりました」などの感想をいただきました。
交通の便が良くなるということは、来訪者が増えて街が潤ういいことだけではありません。目の肥えた人達が訪れ、「この街は、ここの物はダメだ!」と厳しい評価を受ける可能性もあります。
ものづくりのまち高岡、頑張ってください!