瓦版2020.5.5 第514号

コロナ状況はなお厳しく、政府の緊急事態宣言も延長されたので、「さんか・
さろん」は、密集を避けて今月もお休みといたします。でも頑張りましょう。
今週号の「街角から畦道から」も<コロナに負けないぞ>の特集です。
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コラム<火曜日の鐘>   長谷川八重(NPOスローライフ掛川)

寛容になあれ!

コロナ禍でも季節は確実に進んでいます。新緑は力強い緑へと変わり、掛川
市は新茶で活気づく季節になりました。
農村にある私の商店は緊急事態宣言が全国に発令されたことで営業を自粛。
早期収束の為に私が出来る事は“8割減”ですが、冷ややかな声と共に、閉じ
た店内でひとり取り残される不安があります。店舗を兼ねた住まいには認知症
の母が一人、介護施設へ通いながらギリギリの在宅を続けているので、人の出
入りには神経質になる事情があります。
5月1日現在、市内の感染者は5名。内3名は家庭内感染で発症後に出勤し
ていました。非常識だと批判したくもなりますが、それもきっと何かの事情が
あったのでしょう。
立場や所属が違えば考え方も違い、危機感のセンサーもそれぞれ、命の次に
大切なものも各々違う。これほどまでに多様な人のつながりで社会は構成し、
経済を回していたことに私たちはこの騒動で改めて気づきました。そのことを
享受できず不安や怒りの矛先を他人に向けては、コロナ禍が収束した後の社会
を生きづらくしてしまいます。政府や給付金への不満は尽きませんが、まずは
10万円を受け取って、心を落ち着かせてから寛容な社会をつくる意識を待ちた
いと思います。五月の風に乗せて、掛川より。

学会コラム<緑と絆の木陰>   増田寛也(東京大学大学院客員教授)

長丁場のコロナ禍

在宅勤務が多くなった。テレビ会議ではズーム(Zoom)などを使って行って
いるが、簡単に設営できるので、今の所それ程不便さは感じていない。これま
でのリアルの会議は職位順に並ぶのがほとんどで、若手の人達は発言しづらい
雰囲気もあるだろう。ズームは全く別。入ってくる順に画面が表示されフラッ
ト感がある。それぞれが自宅など思い思いの場所から参画するし、服装もかな
り自由。誰もが周囲を気にせずに思い切った意見を表明してくれるような運営
をしたい。
私は、年初から新しい職場に移ったが、そこでは私のようにテレビ会議で仕
事を代替できるのは少数派。グループの大部分の社員は、現場で危険にさらさ
れながら働いている。窓口や物流などの現場で非対面、非接触をどう実現する
のか、試行錯誤が続く毎日である。今後、世の中はデジタル化が急速に進むだ
ろうが、飲食店などそれでは代替できないようなリアルの現場をどうするのか、
実に悩ましい。
コロナ禍は、数年単位での長丁場となりそうだ。それを前提に日常的なウイ
ルスとの付き合いを考えなければならないが、答えは一通りには出そうにない。
経済も「不要不急」「余剰」に支えられてきた経済から、「厳選」への切り換
えが必要となる。今は人の命や健康を守ることと中小企業や個人の商売、生活
を守ることが最優先。そのことによって将来への不安や不確実性が低下すれば、
感染防止策と経済の再生が両立しやすくなる。経済優先の名の下に感染防止策
をおろそかにしてはいけないし、逆に強固な感染防止策だけをふりかざして、
中小や人々の生活そのものを犠牲にすることも許されない。

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【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej
長野市「季節の山菜セット」。北アルプスを一望する農楽里ファームから届く
箱には9種類もの山菜が。“旬”の野生のパワーを美しく商品化しています。
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■街角から畦道から <コロナに負けないぞ>

野口一則 (新潟市 (株)シアンス)

皆で頑張って

いつもスローライフ瓦版をありがとうございます。神野さんのスウェーデンの
感染対策、川島さんの床屋さん、野口さんのアベノマスク、とても興味深く、
有意義なお話しでした。
東京は新型コロナウィルスの感染がつづき、毎日大変でしょうね。新潟は東京
のような感染拡大はなく、一定程度で収まっていますが、日課のスポーツジム
がクローズ、自粛による地元経済の停滞や倒産等、いつまで続くのか、そろそ
ろ限界に近づいているようです。今はピンチが続きますが、逆にきっと大きな
チャンスもあるので、皆で頑張っていきます!

新美真穂 (和歌山県紀の川市 一般社団法人紀の川フルーツ観光局)

果樹から元気をもらって

フルーツのまち紀の川市では、今はイチゴが旬です。でも今年はコロナの影響
で、イチゴ狩りのお客様は激減。イチゴ狩り園では、人が来ずとも次々真っ赤
に実るイチゴをパックで売り始めました。例年はされないことで、地元の方に
は大人気となっています。猫の駅長で有名な「貴志駅」は、年間10万人の外国
人観光客が訪れるところ。ここも3月からお客様はパッタリ途絶え、駅長は在
宅勤務となりました。
人の世がコロナコロナと騒いでいるなかでも、市内を走れば畑や山に果樹がす
くすくと育ち、花を咲かせ、実を実らせようとしています。4月初めに一面ピ
ンクの桃源郷を創っていた桃の木は、今は青々とした葉が茂り、小さな実がつ
いています。年中各種の果物が収穫できる紀の川市は、まちを行けばフルーツ
の生命力が感じられ、こちらも元気になります。木々が成長する様子に力をも
らい、この非常事態をみんなで乗り越えていきたいと思います。
※編集部から:添付写真は新美さん撮影、紀の川市の現在の桃の実です。

小笠原洋子 (東京都多摩市  美術エッセイスト)

コロナに負けないケチ暮らし

私は70歳の単身者です。お小遣いは、使うことより貯めることに興味があった
ドケチ子でした。成人して人並みの収入を得るようになっても、熱心な節約教
徒で、年金暮らしにになった現在では、綱渡りのようなケチ暮らしに励んでい
ます。過疎の緑地に住んでいて、散歩好きな私は、日々いかにお金を使わず生
きるか瞑想に耽りながら歩いています。この超ケチ度は、自著『おひとりさま
のケチじょうず』(ビジネス社)に詳しいのですが、極力家財を持たず物を買
わない私がコレクションしているのは、非常食と、避難用および入院グッズで
す。節約暮らしに重要なのは危機意識と病恐です。医者にかかると出費に結び
付くからです。除菌や徹底的な手洗いは、長年の習慣でした。
この時勢下、近距離で談笑している人達を目にします。若夫婦と子供らが、と
び跳ねながらすれ違っていきます。しかしコロナ菌をも節約したい私は、必死
のご遠慮対策です。

■まち・むらニュース

・島根県奥出雲町 Stay Homeで「奥出雲の思い出教えて」キャンペーン

観光客を受け入れることが難しいいま、町の観光関係者にエールとして届ける
奥出雲の思い出を募集中。風景、お店、料理など、楽しい、懐かしい思い出、
エピソードを文章と写真で。先着順で奥出雲で使える商品券をプレゼント。
応募期間:~6月15日(月)
問合せ:奥出雲町観光協会TEL0854-54-2260
応募方法は下記より

観光ガイド詳細

・広島市 コロナに負けるな!飲食店応援ステッカー&タペストリー無料配布

飲食業界をすこしでも応援しようと、地元の広告美術協同組合がデリバリーや
テイクアウトの「ぶち応援ステッカー」をつくって無料配布している。(「ぶ
ち」は方言で「すごい」の意)。組合の建物入口にあり自由に持ち帰れる。
場所:広島市西区横川新町13-9(受取時間は9:00~11:30、13:30~17:00)
問合せ:広島広告美術協同組合TEL082-232-5279
http://kanban.or.jp/topics/new.cgi?mode=read&page=0&view=1

コラム<象さんの散歩>

わがコロナ禍 ーー散歩道

週5日の事務所通いストップが長引いて、毎日あれこれと悩まされるものが
いくつか。散歩道をどこにするか、そのコース選びといったことも。
わが散歩道は、自宅すぐ近くの神田川沿いに。川の右岸が新宿区で、左岸が
中野区。青梅街道と大久保通りの間を流れている。両岸とも3メートルほどで
歩道がよく整備され、季節ごとの花が美しい。春の桜は名所となっている。
この川はまた、50年の昔、南こうせつ作詞のフォークソングで大ヒットした。
その『神田川』の歌碑が、わが散歩道の途中の末広橋そばに立つ。
平素から土曜・日曜、また春と秋の朝夕に散歩するが、6千歩ほどである。
わが家から事務所までを、地下鉄利用でごく普通に往復すれば、偶然にも同じ
ほどの距離であり、その意味でも格好の散歩コースといっていい。
ステイホームとなって、毎日、妻・宏子との散歩が日課のひとつとなった。
だが、とにかく散歩族も買い物族と同じで、密集する場所ができている。わが
散歩道も、様変わりして、商店街を歩くのと変わらない。ゆっくり歩けない。
中野区のところどころの高級住宅街、また新宿区の立ち並ぶ高層ビル群の中
の人影少ない道を探して歩く。コソ泥連中のような・・・ <川島正英>

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「奈良県十津川村」から・・
現在、村のほとんどの観光施設は新型コロナウィルス対策で休業、駐車場も閉
っています。この玉置神社のホームページにある動画「神の棲む杜」で、村の
魅力の一面に触れてください。http://www.tamakijinja.or.jp
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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅>  買い物怖い

スーパーは相変わらず「3密」です。メモした物だけを一人で突撃気分で短時
間で買う、緊張します。ゆっくりウロウロしながらの楽しい買い物時間はどこ
かに行ってしまいました。ならば、スーパー以外でと思うのですが、街には個
店がありません。私たちがワンストップで効率的に安い物を大量に買う、そん
な大規模店での買い物を便利がっているうちに、個人商店は消えていました。
http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=567

■編集室便り

▽新年度の会費をお願いします。 新会員も募集中。

スローライフ学会は、NPOスローライフ・ジャパンが運営している学会で、
会員はNPOの賛助会員となります。
スローライフを学び、語り合い、さまざまな交流をしています。
会員は、この「瓦版」に記事を出したり、催しの参加費が割引になります。
年会費は一口5,000円(4月~3月)、下記へお振込みください。

【振込先】
ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフ学会
三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.slowlife-japan.jp/modules/contents/index.php?content_id=3

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クオリティソフトから・・
【たまな商店】豆は昔から日本の食文化にとって大切な存在です。玄米を美味
しく!のために前川金時など代々農家さんで受け継がれてきた希少な在来種の
豆など玄米によくあう全国の豆を集めました。https://tamana-shop.jp/beans
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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。

奈良県吉野郡十津川村
十津川村
https://www.vill.totsukawa.lg.jp/
奈良県
http://www.pref.nara.jp/
雲仙市
https://www.city.unzen.nagasaki.jp/
飯山市
http://www.city.iiyama.nagano.jp/
出雲市
http://www.city.izumo.shimane.jp/
丹波篠山市
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日本テレネット株式会社

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