瓦版2020.5.26 第517号

瓦版5月5日号<逸村逸品>欄で、長野市の「季節の山菜セット」を紹介した。
その店から「注文ありがとう」と。この欄担当・丸山薫さんが注文主を調べる
と<学会コラム>執筆陣・坪井ゆづるさん。「鬱々の日々、家族で山菜天ぷら
を楽しんだ」と明るい。きょう、コロナ緊急事態の解除。これもうれしい・・

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コラム<火曜日の鐘>   斉藤睦(地域総合研究所所長)

ウィズ コロナ

緊急事態宣言が解除されましたね。宣言中にはインターネットアプリでミー
テイングをしたり、この際だからと、Uber eatsも試してみました。届けてく
れた方は、とても細身のはにかみ屋さんでした。思わず、“どちらのご出身で
すか?”と聞くと、“ベトナム”というお返事。“ベトナムのどちら?”と聞
くと “ハノイ”と答えてくれました。届け物を受取る一瞬のやりとりですか
ら、とても長話はできません。
“学生さん? 出稼ぎ? 毎日ちゃんとご飯を食べていますか?”と、次々
に湧いてくる質問を飲み込みつつ、“がんばってね”というのが精一杯でした。
戸惑うように頭を下げて立ち去って行った姿が目に残っています。
宣言が解かれたからといって、コロナ以前の生活をそのまま取り戻せません
し、それがいいとは思えません。地球温暖化、グローバル社会、格差問題など
山積する問題に、“疫病流行”という視点から見直しが必要です。そのひとつ
に、外国人労働者問題があると、改めて思いました。緊急事態では、いつでも
弱い部分が甚大な被害を受けます。それを忘れないようにします。

学会コラム<緑と絆の木陰>   神野直彦(日本社会事業大学学長)

鎮魂への願い

雑誌『世界』の原稿を書きあげた5月17日に、藤井威元在スウェーデン大使
の家族葬が執り行われたことを、翌日森浩太郎GPIF審議役から知らされた。私
が初めてスウェーデンを訪れた時に、藤井大使から大使公邸に招かれて、奥様
とご一緒に心温まるディナーを御呼ばれした。蝋燭の灯火に囲まれた幻想的な
雰囲気を楽しみながら、その時に伺った藤井大使からの情熱に溢れたスウェー
デンについての講義は、私の一生を決定づけてしまった。私はその後、スウェ
ーデンの状況を国際比較の参照基準にして、日本の状況を分析するようになっ
たからだ。
スウェーデンは現在、世界中のメディアから袋叩きにあっている。それはス
ウェーデンが空疎な雄弁による大衆操作という大衆迎合主義に抵抗し、民主主
義を再創造することによって「コロナ危機」に対応しようとしているからであ
る。それだからこそトランプ大統領からも名指しで非難されることになった。
スウェーデンの「コロナ危機」対応は、「国民が連帯してコロナ危機に立ち
向かい、国民の手であらためて民主主義的統治を取り戻そうという意思表明・
挑戦」なのである。スウェーデンの友人達は私に、スウェーデンを弁護するな
と忠告する。私をバッシングの対象に巻き込みたくないからだという。
それでも私は、『世界』にスウェーデン弁明の論稿を書かざるをえなかった。
藤井元大使の死を知り、それが何も言えなくなった藤井元大使へのせめてもの
鎮魂になればと祈っている。

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【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej
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■街角から畦道から <コロナに負けないぞ>

竹内義昭(神奈川県平塚市 ジャーナリスト)

不安におののき3か月

私が血液透析を受け始めてから15年になるが、この3か月は緊張の連続だ。い
わゆる基礎疾患の持ち主で、感染すると命にかかわると言われているからだ。
しかも後期高齢者。週3回の病院通いをやめられないのがつらい。
新型コロナの流行に伴って、私の透析病院でもそれなりの予防策が始まった。
まず、患者全員にマスク着用を義務化、共用だった血圧測定器も使用禁止とな
り、入室前に手をアルコール消毒。ただ、隣のベッドとの間隔は1メートルし
かない。70床の大部屋は野戦病院さながらで、「ソーシャルディスタンス」な
ど望むべくもない。4時間以上ベッドでじっとしているので、院内感染が怖い。
緊急事態宣言が解除されても、当分の間油断はならない。
病院通い以外は巣ごもり状態だが、人生最後の試練、と覚悟を決めている。さ
はさりながら、25日現在、アベノマスクも10万円給付金の申請書もまだ届いて
いない。何たることか。

小笠原洋子(東京都多摩市 美術エッセイスト)

コロナに負けないケチ暮らし―その二

中村天風の“病を遠ざける哲学”に接し、改めて心と体の密接さを感じました。
私も幼少時から心身共にひ弱。ただ、或る時そんな自分に嫌気がさし、自己改
革で心を変えようとしました。過去と他人は動かせないように、頭脳や生態も
替えられませんが、精神は様々な見識を得れば自力で動かせる。天風が言うよ
うに、心は消極的であってはいけない。何歳になっても「自分はこうありたい」
という思いこそ、わずかでも己を変えることができる気がします。
「コロナ」はまだ油断できません。これ以上蔓延させないのは、一人一人の思
いとそれに伴う行為。何事にもケチな私は、隠者のような生活願望が強く、元
来交友関係も節約し、人との接触率は少ないのですが、今は皆が孤独に強くな
るいい機会でしょう。人生にはこういう事態が起こりえるという認識が、生活
の視点を変えるきっかけになるかもしれません。

渡辺 均(長野県小海町“体験農園八峰村”)

三蜜が羨ましい!

過疎に苛まれる山村では、三蜜は怪しからん、と言われても、密になり様がな
い。三疎のほうが、怪しからんのです。
傾聴ボランティアをやっています。一人暮らしの高齢者を訪ね、1時間ほど、
よもやま話。この活動もコロナ問題で3月から中止になりました。
勝手に伺ってしまおうか、とも考えましたが、万が一のことを考え、仲間にも
迷惑が掛かっては、と思い、いわゆる自粛となりました。上から下まで、右も
左も、なんでも一律で、自主・自立はどこへいったのか、などと考えながら田
植え準備に汗を流しております。

舟越隆裕(栃木県日光市 珈琲CoCom)

「カフェおやじ」のつぶやき(1)

念願のキッチンカーカフェをオープンして、早や半年。イベント満載のワクワ
クの春を迎える予定でした。が、コロナ禍で叶わぬ夢に。でも、この状況だか
らこその「気づき」がたくさんありました。そんなエピソードを何回かに分け
てお話させていただきます。
オープンに向けた計画では、主なターゲットを観光客としていました。しかし、
蓋を開けてみると、意外にも地元のお客様にたくさん訪れていただき、今や、
リピーターになっていただいています。
生まれ育ったまちとは言え、長年、勤め人として過ごしていたので、ご近所の
方とは疎遠で、あいさつ程度のおつきあいしかありませんでした。でも、店を
始めてみると、みなさんとてもやさしくやわらかく受け入れていただき、足を
運んでくださいます。
そんなわけで、ここでは、「ふなこしさん」ではなく「たかひろちゃん」と呼
ばれることも多いです。還暦を過ぎて「ちゃん付け」は、ちと気恥ずかしいで
すが、なんだか落ち着きます。
そんなわけで、この状況の今も、お客様が減ることもなく、しあわせにカフェ
おやじの時間を過ごしています。(続く)

※写真がキッチンカー珈琲CoComです。

■まち・むらニュース

・兵庫県丹波篠山市 「子どもたちへ伝えたいささやまの郷土料理レシピ」

篠山で幅広い食育活動をしてきた「いずみ会」が、活動40周年を記念してまと
めたレシピ集。地元の旬の食材を使った伝統的な家庭の味が並ぶ。四季の料理
のほかに、ささやまの豆料理やまつり料理、黒大豆枝豆のおいしい茹で方も。
大切に伝えていきたい選りすぐりのレシピたち。
問い合わせ:丹波篠山市健康課 TEL079-594-1117
https://www.city.tambasasayama.lg.jp/kanko_bunka/bunka/7663.html
レシピ集は下記より
https://www.city.tambasasayama.lg.jp/material/files/group/18/kyoudoryouri_recipe.pdf

・宮城県気仙沼市 タクシーデリバリー「ホヤデリ!」

新型コロナウイルスの影響に伴う緊急経済対策の一環で、市内の飲食店とタク
シー会社がタッグを組んだ。自宅や職場に料理のデリバリーが税込み1,000円
以上の注文で利用できる。お店から4km以内の配達は無料。4kmを超える
と1kmあたり200円が派生。現時点で約70店舗の参加、登録は随時受付中。
利用期間:2020年7月中旬まで(予定)
問い合わせ:気仙沼市産業戦略課「ホヤデリ!」担当 TEL0226-22-3432
https://www.kesennuma.miyagi.jp/sec/s072/010/030/020/20200512145358.html

コラム<象さんの散歩>

わがコロナ禍・・テレワーク

コロナ異変。事務所へ出ない。だから瓦版の編集もテレワークで、となった。
だが、象さん。簡単でない。パソコンとかスマホは電話帳、時刻表、アルバム、
辞書などの代わりであり、辛うじて原稿をポツリポツリ。だから、である。
瓦版編集の作業は、通常は月曜日に行ってきた。読者の諸兄姉に投稿頂いた
<街角から畦道から>と、看板の<火曜日の鐘><学会コラム>は届いている。
野口智子さん<スローライフ曼荼羅>、丸山薫さんの<まち・むらニュース>
<逸村逸品>と私の<象さんの散歩>も加わる。さらに冒頭の★印と、最後の
<編集室便り>を話し合いながらつくる。まとめの大組み作業は篠原伊佐武さ
ん。藤井賴暁さんは遠く熊本からパソコンあれこれの遠隔助言役を。
出来上がった瓦版は、翌火曜日の朝7時に全読者へ発送する。その送信作業
は、篠原さんがやってくれる。その10分前に私が電話、最後のチェックである。
コロナ緊急事態の間、事務所での編集作業は近くの野口さん一人。それぞれ自
宅で。私もパソコンの扱いがたどたどしく、電話やFAXを動員しながら。
だが、そのパソコンが古くなったと息子・英樹が新品をプレゼントしてくれ
て、コーチも。だから作業も進む、という思わぬ展開も・・ <川島正英>

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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅>  美味しい話題

1ヶ月半自宅にいる間、楽しみは三度の食事。ささやかな工夫を、夫婦で美味
しい美味しいと。基本、食いしん坊なんですね。ついでにこの間、自分のHPや
ブログも整理すると、いかに食べ物や食の話題が多かったかがわかりました。
それならばと、このたび「美味しい話題」というカテゴリーを作りました。こ
れまでの「食」の話題も移動しました。同じく食いしん坊の方、ご覧ください。

美味しい話題

■編集室便り

▽新年度の会費をお願いします。 新会員も募集中。

スローライフ学会は、NPOスローライフ・ジャパンが運営している学会で、
会員はNPOの賛助会員となります。
スローライフを学び、語り合い、さまざまな交流をしています。
会員は、この「瓦版」に記事を出したり、催しの参加費が割引になります。
年会費は一口5,000円(4月~3月)、下記へお振込みください。

【振込先】
ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフ学会
三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会

詳しくはこちらをご覧ください。
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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。

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飯山市
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丹波篠山市
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