「げんき大崎」は、和歌山県海南市下津町大崎という地区の、魅力発見と地域活性化を目指す有志のグループとして、2007年に発足しました。もと漁協倉庫を改修した「げんき大崎館 かざまち」を拠点に。カフェ運営、魚販売、体験を商品に地域の暮らしを守る活動を続けています。
その昔は風待ち港として使われ、はるか昔の万葉集の歌も残る大崎です。小さな港を囲む急斜面に家々が並び、イタリアの海辺みたいとも言われるとか。素晴らしい風景を求めてやってくる人々もあります。
底引き網が盛んだった大崎にですが、今は漁業も衰退。でも海辺独特の生活文化が残ります。小さなエビでだしをとって食べる、夏のそうめん。海辺に繁るアセの葉でご飯とサバを包み押し寿司にする、なれ寿司づくり。ぬか漬けの古漬けを入れて食べる茶がゆ。そんな食文化も見逃せません。
今回はそこの「げんき大崎」の理事である西川展子さんとメンバーの皆さんから、活動についてうかがいます。夏の夜の、海辺からの生中継!波の音も聞こえるかも・・・
日時:8月17日(火)19時から Zoomで
テーマ:「海辺の集落で頑張る!“げんき大崎”」
講師:西川展子さん(げんき大崎理事・写真)とメンバーの皆さん
西川展子さんからの自己紹介です。
~和歌山県庁に平成5年入庁して今年で29年目。食品流通課や地域政策課、政策審議課等を経て、現在福祉保健総務課の社会福祉・援護班の課長補佐兼班長。趣味、特技は畑仕事、ブルーベリー栽培と漬物、自家製で加工品を色々作ること。毎朝、糠床を混ぜてから出勤するのが最近の日課です。地元や田舎に伝わる食文化やお料理を教えてもらって、次に伝えていくのが夢。地元NPOのげんき大崎には、主人が設立から、私は10年前から本格的に関わり始め、毎週土曜日はかざまちで終日活動しています。~
申込:8月14日(土)までにメールで slowlifej@nifty.com まで
参加費:スローライフ学会会員1000円、一般2000円。会員の方は3000円で「さんか・さろん」参加し放題の方法もあります。