瓦版 2022.2.1 第604号

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「街角から畦道から」のコーナーに、静岡県東伊豆町稲取温泉・八巻史恵さん

の連載が始まりました。コロナ感染の拡大におびえる毎日ではありますが、暖

かい伊豆から心和む便りが届くことと思います。お楽しみに。

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コラム<火曜日の鐘>  長谷川八重(スローライフ掛川)

 

ビビっときました

 

ぼんやりとSNSを見ていたら、興味のあるバナーが現れました。「化粧で学

ぶ心理学」。東北大学のオンラインによるオープン講座の様で、開講日はなん

とその日。何をどうすれば受講できるのか?講座内容は?料金は?講師は?

あたふたと調べて、慣れない入力作業も勉強の第一歩!と挑戦し、申込が間に

合いました。

講座は4週にわたり、歴史と文化・生理心理学・知覚心理学・社会心理学と

進みます。講義は10分程度の動画に刻まれ、その都度確認クイズに答えて次に

進みます。この正解率の悪いこと。日頃の適当なインプットの習慣を反省しつ

つ、社会人になって化粧品を売る為の教育をずっと受けてきたので、あらため

て人の幸福につながる化粧の可能性を学生気分で学ぶ機会を楽しんでいます。

デジタルを使ってスローライフを。よりスローに生きるためにデジタルを使

う。本能や感性への刺激がこれからのまちづくりへ・・・。1月の「さんか・

さろん」の言葉が蘇ります。

 

 

 

学会コラム<緑と絆の木陰>  坪井ゆづる(朝日新聞論説委員)

 

3回目、打ちますか

 

まだ区役所から案内は届かないけれど、3回目のワクチン接種は、もう打た

なくてもいいかな、と思っている。

確たる理由はない。3回打っても感染したという話や、イスラエルでは4回

目を打ち始めているといった記事を読んで、うんざりしているのは確かだ。

そもそも、中国・武漢で見つかったウイルスに対応してつくられたワクチン

が、激変したオミクロン株に効くのか、という疑問もぬぐえない。

デルタ株にあえぎ苦しんだ身には、ちょっとやそっとのことでは感染しない

し、もう重症化もしないだろうという何の根拠もない思い込みもある。

もともと、ワクチンの効能を製薬会社が語り、政府が特例承認してきた経緯

に違和感があった。さらに2回目までと違う「交互接種」でも効くと言われる

と、ど素人の生理的感覚で、ほんまかいなと眉に唾をしたくなる。

ワクチンへの疑問を連ねた本には、子どもに接種すべきでないとの主張や、

健康な10代で死んだ例はないことが力説されていた。ワクチンの効果「90%以

上」の意味が、感染率「0.04%」と「0.88%」の違いであり、99%の人が感染

していなかったという前提だとも書いてあった。そんなこんなで、あれこれ悩

むというか、ただの思考停止というか、な日々を過ごしている。

 

 

 

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広島県呉市「広島れもん鍋」。塩麹のうま味に、レモンのさわやかさが加わっ

た5倍希釈の鍋の素。調味料としても楽しめて、女性に人気の商品です。

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■街角から畦道から

 

「理想・思想」より「有言実行」 鈴木祐一(東京都 スローライフ学会会員)

 

この長期化するコロナ禍において、いろんなセミナーなどをオンラインで学

ぶ機会が増えた。頭では分かっているけど、本にも無数に書いているけど、

「じゃ?具体的にどうするの?」「まずはそう言うなら、身の周りから一人ひ

とり変えているの?」と疑問を抱くケースが増えた。

言葉に出すのは簡単だけど、人任せのように聞こえるときも。もしかしたら

「大人のエゴ?」。「言う前に、あなたは実践してまんの?」「あなたは実行

してるとよ?」と問い掛けたくなる時も。

昔の先輩から、「教えてやるからついてこい!」「教えてやるから一緒にや

らまいか?」などと人間味のある有り難い言葉を掛けられたことを思い出す。

『有言実行こそ、なんぼの世界では・・?』忘れられていませんか。

 

 

東伊豆便り(1)

つるし飾りに願う  八巻史恵(静岡県東伊豆町 稲取温泉観光協会)

 

今年25周年の稲取温泉「雛のつるし飾りまつり」は全国でも珍しい風習です。

九州柳川の「さげもん」、山形酒田の「傘ふく」、伊豆稲取の「雛のつるし飾

り」が日本三大つるし飾りと伝わります。この地をたぐると築城石が発端で、

伊豆稲取が「つるし飾り」の元祖かもしれないという仮説を立てる方もいます。

伊豆東海岸は西国大名の採掘地であったことから、石とともにその風習が伝わ

ったのではと。ではなぜ酒田?と聞くと、日光東照宮創建の際、伊豆稲取から

採掘された石が土台となり、それに庄内藩が関わったのだと聞きました。

歴史は浪漫、仮説には夢がありますが、今この時に願うのは「つるし飾り」

に込められた子どもたちの幸せ、そして無病息災の願いでしょう。

写真もご覧ください。

 

 

 

■まち・むらニュース

 

・兵庫県丹波篠山市 食育パネル展

 

食材の宝庫、丹波篠山では郷土料理が大切に伝承されている。コロナ禍で様々

な実践の活動が難しいなか、食育関係の情報、活動の報告がパネル展で紹介、

発信される。下記、市のホームページから地産品のレシピなどもみられる。

https://www.city.tambasasayama.lg.jp/soshikikarasagasu/kenkoka/shokuiku/18892.html

日時:2月16日(水)~25日(金) 10時~18時

会場:丹波篠山市立中央図書館 展示ホール  主催:丹波篠山市、市教育委員会

問合せ:丹波篠山市健康課  TEL079-594-1117

https://www.city.tambasasayama.lg.jp/soshikikarasagasu/kenkoka/shokuiku/19634.html

 

 

・宮城県川崎町 みちのく妖怪めぐり

 

東北6県の妖怪たちが、どこか懐かしい「ふるさと村」の古民家に大集合。等

身大パネルの展示や、イラストでの障子や天井への投影など、いろいろな仕掛

けで紹介されている。

開催日時:2月27日(土)まで 10時~15時 *観覧無料

場所:国営みちのく杜の湖畔公園南地区ふるさと村

入園料:大人450円、中学生以下無料、シルバー(65歳以上)210円

https://www.miyagi-kankou.or.jp/kakikomi/detail.php?id=18605

 

 

 

コラム<象さんの散歩>

 

コロナ政策、不信だ不安だ

 

政府のコロナ政策が、また混迷の極に陥っている。オミクロン株の流行への

対策が、専門家の提案を後追いするばかり。確たる考えは全く見えない。

感染者全員入院の方針の見直し、濃厚接触者の待機期間を10日から7日間へ、

低リスク患者の受診無し自宅療養。いずれも、専門家の意見に初めは従わず、

結局は方針変更の結果に。現場の困惑・混乱。いつまで続くぬかるみ・・。

その、ぬかるみの一つを、先週、奈良県の荒井正吾知事が的確に指摘した。

BS-TBS「報道19:30」が採り上げた。荒井知事が登場し持論を展開、「“医療

が逼迫するから飲食店の時間を短縮する”というロジックがわからない。だか

ら、納得するまではまん延防止措置はしない」と。

町村合併によって「村」をなくして「市」「町」がつくられるなか、12の「村」

を守り抜いた奈良県らしい。喝采。

がんばれ、社会経済と医療が両立するコロナ政策を・・・ <川島正英>

 

 

 

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「奈良県十津川村」から・・

村内の公衆浴場が新型コロナウィルス感染予防のため、時間短縮営業になりま

した。「泉湯」「滝の湯」「庵の湯」が、1月29日(土)から12時~19時の営

業に。問合せ:十津川村観光協会TEL0746-63-0200

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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅>  ご当地ハーバリウム

 

お家時間が長くなり「ハーバリウム」が人気、とニュースが伝えていました。

ガラス容器にドライフラワーなどをオイルとともに入れ鑑賞する、インテリア。

雲仙市で、地域にこだわったものを作ってみようとワークショップがありまし

た。地元産のお花はもちろん、特産の煮干し、温泉の湯の華、干し椎茸などが

入って地域紹介のような作品が完成。ほかの土地でもできそうです。

https://noguchi-tomoko.com/post-8379/

 

 

 

 

■編集室便り

 

▽タイムマシーン事業TimePocketがテレビ番組に

 

昨年2月の「さんか・さろん」“伝えたいあの人へ未来に届く「まごころ」メ

ッセージ『Time Pocket』”で話された、塚本英樹さん、奥本英樹さんのことが

テレビ番組になりました。

 

「さんか・さろん」で話された内容が、取材を通してより具体的に説明され、

タイムマシーン事業TimePocket物語として、分かりやすくなっています。

短く編集されています、ご覧ください。

 

「ふくしまをみつめて」https://youtu.be/T7rVPu30IRM

 

 

▽2月、3月の「さんか・さろん」をお楽しみに。

 

  • 2月15日(火)19時 東京から

「イタリア・アグリツーリズモに学ぶものは」

工藤裕子さん[中央大学法学部教授]

公共政策学、公共経営論専攻。イタリアの行財政や地域の持続可能な発展など

を研究。長年独自でイタリア・アグリツーリズモを企画、好評を得る。『イタ

リア料理大全―厨房の学とよい食の術』の監修・監訳者。イタリアの美味しい

話も。スローライフ学会会員。

 

 

  • 3月15日(火)19時 静岡から

「静岡のお茶と富士山をオリジナルツアーで発信」

坂野真帆さん(株式会社そふと研究室代表取締役)

地域の魅力を形づくる地域資源を、独自の切り口で紹介するツアーを企画販売

している。富士山は「頂上を目指さない富士山」コースをシリーズ化。お茶は

茶どころ日本一・静岡県の茶づくり文化を多面的に紹介している。現在はオン

ラインツアー実施中。スローライフ学会会員。

 

 

▽フォーラムをYouTubeでどうぞ

 

昨年、11月20・21日開催の「スローライフ・フォーラムin十津川」が、

YouTubeでご覧いただけます。

 

前半は中村桂子さんの基調講演、後半は増田寛也さんのコーディネートのパネ

ルディスカッションです。そのほかは、ホームページからもご覧ください。

 

フォーラム前半

https://www.youtube.com/watch?v=sSwMPDOiMZ4

フォーラム後半

https://www.youtube.com/watch?v=tI7ewfRkmUo

 

分科会の様子

https://www.slowlife-japan.jp/2021/12/15/%ef%bd%93-71/

 

視察の様子

https://www.slowlife-japan.jp/2021/12/15/%ef%bd%93-72/

 

 

▽昨年12月の「さんか・さろん」YouTubeでどうぞ

 

12月21日113回「さんか・さろん」

川竹大輔さん:高知大学次世代地域創造センター専門員(地域人材育成)

「“よさこい”は、全国にどう広がり、どんな役目を果たしたか」

ゆっくりご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=biw_B4dnIXw

 

 

▽年会費・参加費について

 

  • 「さんか・さろん」の予定をこちらに掲載しています。

https://www.slowlife-japan.jp/2021/10/04/%ef%bd%93-42/

 

この「さんか・さろん」予定をご覧になり、新たに会員になろうと思われた方、

新入会の方は年会費3000円と「さんか・さろん」参加し放題で3000円、

合計6000円を下記にお振込みください。

 

「さろん」はその都度のお支払いも可能です。

1回ごとの参加費は会員1000円、一般2000円。

 

また学生は入会せずとも無料となります。

 

【振込先】

ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフ学会

※他金融機関からのお振込みの場合は

店名:〇一九(ゼロイチキュウ)店  預金種目:当座

口座番号:0595293 スローライフ学会 まで。

 

 

 

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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。

 

奈良県吉野郡十津川村

https://www.vill.totsukawa.lg.jp/

奈良県

http://www.pref.nara.jp/

雲仙市

https://www.city.unzen.nagasaki.jp/

飯山市

http://www.city.iiyama.nagano.jp/

出雲市

http://www.city.izumo.shimane.jp/

丹波篠山市

https://www.city.sasayama.hyogo.jp/

日本テレネット株式会社

http://www.nippon-tele.net/

シン・エナジー株式会社

https://www.symenergy.co.jp/

クオリティソフト株式会社

http://www.qualitysoft.com

アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社

http://www.edi.ne.jp/

株式会社サンクス・ツー

http://www.thanks2.jp/

中島プレス工業有限会社

https://www.nakajimapress.jp/

 

 

 

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