瓦版 2023.9.19 第689号 神野直彦さんのコラム掲載

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10月17日(火)の「さんか・さろん」は、NPO法人スローライフ・ジャパン

の、“法人”を解消する区切りの集まりとなります。「20年・お疲れさま」と、

皆で集いましょう。この瓦版の「編集室便り」で詳しくご案内しています。

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コラム<火曜日の鐘>                 長谷川八重(スローライフ掛川)

 

敬老の日と母

 

毎年、地区の恒例行事「敬老会」が、コロナを理由に集まれなくなって4回

目の秋です。集会のかわりに対象者に贈られる記念品を、私の店で承っていま

す。1年目はプリントタオル。2年目はハンドソープなど衛生用品の詰め合わ

せ。3年目と今年はお孫ちゃんやお友達と食べられるお菓子のセットです。先

代から「地区での商売はできるだけサービスを」と教えられてきたので、一人

でできる作業と見積りを出して、暑さの中でお菓子が劣化しないよう、自分の

体調管理にも神経を尖らせて…。箱は包装紙で包み、手提げに表書きのシール

と宛名を貼って、地区ごとに分けて435名分を無事納めてきました。

ほっと一息ついたところへ、母親が入所している介護施設から、母がコロナ

に感染したと連絡が入りました。施設内では8月下旬から蔓延し、ついに母も

感染したようです。母は4年前に脳梗塞を起こし、右半身に麻痺が残る車椅子

生活。9月8日に86歳の誕生日を迎えましたが、直接会えず、施設のスタッフ

に小さな花束と「長生きしてね!」のメッセージを託してきたばかりですが、

緊急入院や最悪な事態も覚悟が必要な容体です。

あらためて、敬老の435名の宛名を思い出しながら、それぞれの穏やかな日

常と大切な人のことを思い、皆さまの安寧をお祈りします。

写真もご覧ください。

 

 

 

学会コラム<緑と絆の木陰>   神野直彦(東京大学名誉教授)

 

機心頼るべからず

 

年を取ると、多忙になる。若き頃には、わずかな時間でできたことに、膨大

な時間を費やさざるをえなくなるからである。しかも、記憶が不確かになり、

確認しなければならないことも膨大になってしまう。

科学技術の発展の激しい現代に生きる人間が、心しなければならぬ名言に、

「機心頼るべからず」があると、うろ覚えながら頭に浮かんだ。虚ろな記憶を

辿ると、それは次のようなエピソードの教訓だったと思う。中国の偉人が散策

をしていると、老人が縄の先に桶を付けたつるべ井戸で水を汲み上げている。

そこで件の偉人は老人に、今では滑車を使って便利に汲み上げることができる

ので、それを利用することを薦めた。すると老人は、そんな事実は自分も知っ

ているけれども、人間は便利なものに頼ると、人間の工夫する心を失ってしま

う。そうした人間の心を失わないために、自分は敢えて不便なつるべ井戸で水

を汲んでいるのだと応えたという。

これが私の理解している「機心頼るべからず」の教えである。しかし、確信

がない。そもそもこの中国の偉人が誰だったのかも憶えていない。私は、苟子

(じゅんし)だと思ったので、『苟子』を読むことにした。光源を眼にするこ

とのできない私には原書を読むことしかないからである。しかし、読み直して

も、『苟子』にはない。

この話を知人にしたら、そんなことは簡単にわかると、その場で即座にスマ

ホを調べてくれた。荘子の教えだという。しかし、「機心頼るべからず」とい

う教えに従えば、便利なものに頼らずに原書を読むしかない。『荘子』は内編

と外編があり、読み終えるまでに多くの時間を費やしてしまった。ところが、

読み方が悪いのか「機心頼るべからず」という教えが見当たらず、呆然とする

ばかりである。

老い易いのは少年ではなく老年である。「老年老い易く学成り難し、一寸の

光陰軽んずべからず」と肝に銘じて学ばないと、「学ばざれば便ち老いて衰う」

ということになってしまうのである。

 

 

 

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【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej

静岡県下田市「糸賀喜」。おひたしや漬物に天盛して味を補う糸のように細く

掻いた美しい削り節。使い方を楽しんで、美味しさも探求してみてはいかが。

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■街角から畦道から

 

「敬老の日」老人の戯言

遠北 剛 (広島市、スローライフ学会会員)

 

九月は敬老の月でもある、「敬老の日」お年寄りを敬い、長寿を祝う日であ

る。高齢化社会に生きる一人としては、複雑な気になる、現在89歳、まだまだ

体力は老いても気分は青年である、しかし世間では、老人、年寄り扱いである。

しかも高齢者、年寄りは若者に疎んじられ疎外される風潮の中にある。

「老馬の知―老馬道を知る」まさに言いえて妙、若い駄馬よりも、老馬の知

恵を評価したもの、若い世代を支えるために、シニアの世代が重要なのだ。だ

からと言って誰もが元気に活躍を続けるわけにはいかないし、やりすぎれば

「老害」だと嫌われる。できる範囲でお年寄りが誰かのためになり、若者たち

が未来に希望を持てるのではないだろうか。

「梢に咲いている花よりも 散っている花を 美しいと思う」高齢者自身老

いをみる、老いの人生に誇りを持ち、若い者から羨望されるよう美しく輝いて

いたい。写真もご覧ください。

 

 

■まち・むらニュース

 

・島根県出雲市 おいしい婚活~多伎満喫!いちじく狩りと海鮮たこ焼き作り

 

畑で収穫したもぎたてのイチジクを味わったあとは、海の見える場所で、海鮮

たこ焼きを作りながらの婚活。1対1のトーク、フリータイムもあり、対象は

20代から40代の婚活中の男女各10名。

開催日時:9月24日(日) 9時30分~14時

会場:いちじく畑、見晴らしの丘公園キララコテージ多目的ホール

参加費:900円  問合せ:出雲市縁結び定住課 TEL0853-21-6771

https://apply.e-tumo.jp/city-izumo-shimane-u/offer/userLoginDispNon?tempSeq=15507&accessFrom=

 

・静岡県掛川市 マウンテンバイクと地域の森づくり in 掛川

 

マウンテンバイクの活用で地域の森づくりの可能性を広げよう!午前は、実際

に電動アシスト付きマウンテンバイクを試乗。午後は、ツアー開発や森林空間

づくりに取り組む2事例を聞く体験・学び・出会いの1日です。

開催日時:10月3日(火) 9時~16時

場所:午前の部:掛川市森林組合 午後の部:大日本報徳社大講堂

主催:静岡県、公益財団法人静岡県グリーンバンク

問合せ:掛川市 くらし・環境部環境局環境ふれあい課 TEL054-221-2848

https://www.pref.shizuoka.jp/kurashikankyo/shizenkankyo/morizukuri/1002585/1056346.html

 

 

 

コラム<象さんの散歩>

 

わっしょい、わっしょい

 

笛の音、太鼓のひびき。勇ましく、飛びこんでくる。まさに、お祭りの季節。

わが家の裏庭の向かいにお稲荷さんがある。日頃は、一日に訪れる参拝者は、

ぽつりぽつりだが、ここ何日間かは、大変なにぎわい。

日曜日には、おみこしも。どうも担ぎ慣れない人たちが多いようで、いかに

も頼りなげなわっしょい、わっしょい。だが、じいさん、ばあさん、身なりを

正して“拝観”。楽しい、うれしい一日だった。・・・・川島正英

 

 

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「奈良県十津川村」から・・

十津川村では地域おこし協力隊を募集中です。日本一大きな村、源泉掛け流し

の村で、インバウンド対策や旅行商品を作るなど魅力的な取り組みができます。

ぜひ手をあげてください。10月13日が締め切り、詳しくはこちらから。

https://www.vill.totsukawa.lg.jp/news/index.p

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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅>   地震用心

 

何が嫌いかって、地震が一番嫌いです。それが、この9月「関東大震災と東京

の復興」展と、あの竹久夢二の「東京災難画信」展を見ました。地震の科学的

な面はさておいて、こうした大災害時における人間の“ふるまい”を考えさせら

れました。即、都市の再開発を発想する人、地べたに座って数本の煙草を売る

しかない少女。さて、私はどうするか。怖がってばかりじゃ、ダメですね。

https://noguchi-tomoko.com/10019-2/

 

 

 

■編集室便り

 

▽10月の「さろん」は「20年・お疲れさま」の集いです。

 

このほど、20年続いた特定非営利法人スローライフ・ジャパンの“法人”を

解消いたします。このことは今年の3月に皆様へお伝えし、今後についての

ご意見もいただいてきました。

ちょうど20年となるこの10月に、“法人”解散の手続きに入ります。今年

以降は、法人ではなく「スローライフの会」としての繋がりを続ける予定です。

この「スローライフ瓦版」や「さんか・さろん」について、もちろん皆さんの

ご意見をうかがいながらですが、内容が少しずつ変化していくことになります。

 

お疲れ様の集いを開催します。ぜひご参加ください。

 

日時:10月17日(火)18時から リアルとzoom とハイブリッドで

タイトル:「20年・お疲れさま」

会場スピーカー:神野直彦さん、増田寛也さん、中村桂子さん、川島正英さん

などの皆さんを予定。

会場:クオリティソフト(株)東京都千代田区麹町3-3-4 KDX麹町ビル6F

申込:10月14日(土)までにメールで。slowlifej@nifty.com

※会場参加の方は、簡単な飲食代がかかります。

 

▽8月「さろん」のお話をYouTubeに載せました。

 

8月の「さんか・さろん」は、山下 茂さん(スローライフ学会会員・元和歌

山県副知事・明治大学名誉教授)による、「紀州徳川のレガシーあれこれ」の

お話でした。お話をYouTubeにあげました、ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=GQ__0MauLPY

 

 

▽この瓦版のメールは送信専用です。

 

スローライフ・ジャパン、スローライフ学会にご用の方は、この瓦版に返信せ

ずに、下記にお願いします。

↓↓↓

slowlifej@nifty.com

 

 

 

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クオリティソフトから・・・

【たまな商店】プロビーチバレー倉坂正人選手のコラムVol.19。開幕戦以来の

久々の嬉しい優勝の裏で起きていた「想定外の事態」とは?たまな商店は倉坂

正人選手を応援しています。https://tamana-shop.jp/masatokurasaka202309/

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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。

 

奈良県吉野郡十津川村

https://www.vill.totsukawa.lg.jp/

奈良県

http://www.pref.nara.jp/

雲仙市

https://www.city.unzen.nagasaki.jp/

飯山市

http://www.city.iiyama.nagano.jp/

出雲市

http://www.city.izumo.shimane.jp/

丹波篠山市

https://www.city.sasayama.hyogo.jp/

日本テレネット株式会社

http://www.nippon-tele.net/

シン・エナジー株式会社

https://www.symenergy.co.jp/

クオリティソフト株式会社

http://www.qualitysoft.com

アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社

http://www.edi.ne.jp/

株式会社サンクス・ツー

http://www.thanks2.jp/

中島プレス工業有限会社

https://www.nakajimapress.jp/

 

 

 

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最後までお読みくださって、ありがとうございました。

このメールマガジンへのご意見、当団体への連絡はこちらへお願いします。

slowlifej@nifty.com <mailto:slowlifej@nifty.com>

 

このメールは毎週火曜日の発行です。NPOスローライフ・ジャパンとの

ご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、

お気軽にお付き合いください。

 

今後、このメールマガジンの送信が不要という場合、あるいはメールアドレス

の変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。

slowlifej@nifty.com <mailto:slowlifej@nifty.com>

 

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NPOスローライフ・ジャパン

〒160-0011 東京都新宿区若葉1丁目6番1号

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電話 03-6685-3979   FAX03-5366-4702

E-Mail slowlifej@nifty.com <mailto:slowlifej@nifty.com>

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※郵便・FAXともにスローライフ・ジャパン宛でお願いします。

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