京都府綾部市『となりのしかたさん』。地域新聞に掲載の4コマ漫画が単行本になりました。

逸村逸品の紹介です。京都府綾部市『となりのしかたさん』。

2019年から地域の市民新聞「あやべ市民新聞」に連載の4コマ漫画が単行本になりました。移住者2人の目で見た「綾部あるある」が描かれていて楽しいです。作者の名は「シラヒゲ」。2人の新聞社の記者、移住者の平田さんと重本さんの名前からです。そして単行本の各話には、この2人の雑談風解説が付いています。ストーリーを思いついた背景や裏話、等々。移住者目線ならではの綾部の日常の笑える場面や不思議な習慣。これが漫才風でまた面白いのです。綾部弁も含めて、主人公「しかたさん」の何気ない日常を垣間見ることができます。この漫画、生粋の綾部の人たちからは「あるある!」と思わず膝を打つ大反響。移住者たちからはよくある移住おすすめサイトの声よりも、よりリアル感がある、と評判なのだそうです。主人公は農村部に住む「しかた家」5人家族の他、宅配ドライバー、自治会長と東京から移住の「半農半X」の青年。ちなみに綾部市で一番多い名字が「四方(しかた)」さんだそうです。このルーツを辿ってみるのも興味深いですね。

価格:1,100円  作者:平田佳宏、重本晋平

出版・発行・問合せ:(株)あやべ市民新聞社 TEL0773-42-1125 綾部市大島町沓田4-3

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