今度の「さんか・さろん」は華岡青洲(はなおかせいしゅう)についてのお話です。華岡青洲は、江戸時代の外科医。世界で初めて全身麻酔を用いた乳癌手術を成功させた人です。“医聖”と呼ばれますが、単に医術だけでなく、彼は地域づくりに努力し、さらに弟子たちに人の道を説きました。青洲の造った医療施設には、当時まれな浄化槽が設置され、外部に汚水を出さない工夫がありました。彼は地域の「ため池」工事にも尽力しています。青洲に学んだ門下生は日本全国に2000人以上といわれます。(※華岡青洲の肖像画は、神徳さんのレジュメからお借りしました)
青洲ゆかりの地、和歌山県紀の川市には彼の偉業を顕彰し、かつ健康に良いものを食べ、自然の中で遊べる「道の駅 青洲の里」があります。今回はこの道の駅の駅長・神徳さんから、華岡青洲についてのお話をうかがいましょう。また、神徳さんがすすめている「華岡青洲顕彰活動」は、地域づくりの具体的手法としても参考になるはずです。どなたでも参加できます、お楽しみに。
日時:10月15日(火)19時から Zoomで
講師:神徳政幸さん(一般財団法人 青洲の里 代表理事)https://seishunosato.com/
略歴:和歌山県立粉河高校卒業。打田町役場勤務、合併により紀の川市役所。紀の川市農林商工部長を経て現職。現在、道の駅 青洲の里 駅長、紀の川市観光協会副会長、紀の川市スキークラブ会長、百合山の自然と遺跡を生かす会幹事長、DIY&OUTDOORstudioMJ 主宰。(※神徳さんは、ロケットストーブやドラム缶ピザ窯造りの名手、ワークショップもされています。写真は少し前のロケットストーブ作りの時のものです)
テーマ:「世界の医聖華岡青洲 世のため!人のため!地域のため!」
申込:10月12日までにメールでslowlifej@nifty.com
参加費:スローライフの会会員は1000円、(年間参加費3000円支払い済みの方は結構です)
一般は2000円