瓦版2020.4.21 第512号

明21日の「さんか・さろん」はお休みです。3月に続くコロナ・ウイルス禍。

わがNPO・学会で数少ない歓談の場だけに残念です。だから、でもありますが、

この瓦版の「街角から畔道から」欄に、諸兄姉のご投稿をいただきたいのです。

短い文で結構です、皆さんからの「コロナに負けないぞ」投稿をお待ちします。

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コラム<火曜日の鐘>   斉藤睦(地域総合研究所所長)

 

うちで笑おう

 

緊急事態宣言が出て以来、生活が変化しました。

マスク嫌いでしたが、外出時はマスクをしています。たまたまマスクなしで

外出して、にらまれたり舌打ちされるマスクハラスメントに会い、人間は何か

の拍子でこんなにもバッシングしあう動物なのだと気づきました。

zoomというグループ会議アプリでパソコン画面でのミーテイングをしていま

す。zoom飲み会も企画されています。こうしたツールも、使ってみれば案外と

面白いと思う自分がいます。

会えない中、SNSで友人から送られたシルバー川柳には笑いころげました。

「忘れえぬ人はいるけど名を忘れ」「大事ならしまうな二度と出てこない」

欧米では戦争にたとえられるCOVID19。コロナ以前と以後では、世界はガラッ

と変わらざるを得ないし、今度こそ良い方向へと変えたいです。

でも、笑いは忘れたくない。レディ・ガガも“Smile”を歌いました、星野

源さんにならっていうなら、うちで笑おう♪とDance in Zoomをしたいですね。

 

 

 

学会コラム<緑と絆の木陰>   坪井ゆづる(朝日新聞論説委員)

 

テレワークの先に

 

未知のウイルスが、私の働き方を劇的に変えた。テレビやテレフォンの「テ

レ」で、仕事をするようになって3週間になる。これほど長く、出社しないの

は初めてだ。夕刊「素粒子」の出稿も、日々の社説の内容を話し合う会議もパ

ソコンで用が足りる。自宅で仕事をこなせる事実に驚くとともに、たじろぐ。

その程度の中身だったのね、あの早朝出勤は何のためだったのさ、と。

連夜の飲み会もないから、宿酔にならない。しゃきっとした朝、わが身その

ものが「不要不急」だと自覚する毎日を過ごしている。

そんな、のんべんだらりとした感覚で、コロナ禍の先に、どんな社会が広が

るのかと考えていたら、明るい未来への期待より、不安が先に立った。いま以

上に、人と人の距離が遠のけば、記者の仕事はどうなるのか、と。

相手に密着できなければ、現場の「匂い」はつかめない。目と口元を見据え

て、「しぐさ」も見逃さないという取材の基本が成り立たなくなれば、広く深

く響く記事は書きにくくなるだろう。

こんな発想自体が貧乏性で、もはや完全に時代遅れな人間のだろうと自嘲し

つつ、きょうもページ数の減った夕刊を手に、漠とした不安を抱いている。

 

 

 

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【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej

福島県郡山市「杉檜茶」。杉花粉と檜花粉症対策のお茶。ほうじ茶をベースに、

杉と檜を配合したフレーバーティーです。花粉の時期もあと少しですが・・・。

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■街角から畦道から

 

喜久山浩康(東京都新宿区)  余所

 

新型コロナウイルス感染拡大防止策として、緊急事態宣言が発令されて1週間

が過ぎた頃、地方の友人から心配や励ましのメール・電話が多くかかるように

なり、中には東京でモノが不足しているというニュースを見て、食べ物を大量

に送ってくれる友人もいた。

巣ごもりが続く日々、久しぶりにこれら友人たちに手紙を書こうと思い、ペン

を取って書き始めたが“外出が余儀なくされ”の『余儀』の儀が思い出せない。

辞典を引っ張り出して調べようとしたが、なかなか目的の“余儀”のページに

行き着けない。指先がこんなに老化しているのかとちょっとショックを受けた。

探しているうちに『余所』と言う文字に視点が止まった。よそよそしい、人と

人の間に<所を余す>ことから「余所」と書くらしい。

そういえば最近スーパーのレジや駅のホームで、所を余しつつ距離を置いて並

んでいる光景をよく観る。先人はどのような状態を見てこの漢字を生み出した

のだろうか。そんなことを考えながら手紙を書き終えた。

さて、外出もままならずストレスが溜まっている会員の皆様に、最近家内に来

た友人からのメールを紹介。少しでも心が和んでくれれば幸いです。

 

※添付の短歌イラストは喜久山さんの奥様にメールで届いたものです。作者不

明ですが、いま結構拡散されているようですね。(編集部)

 

 

 

■まち・むらニュース

 

・兵庫県丹波篠山市 丹波のイロドリ~丹波焼オンラインショップ

 

丹波焼の郷から産地直送の公式オンラインセレクトショップ。現地まで足を運

ばなくても丹波焼の器やお皿を入手できる。商品選びはアイテムから、各窯元

から、とオンラインのショップは丁寧で親切な構成だ。器に合わせて紹介され

ている料理レシピ(うつわdeレシピ)の掲載もある。

ホームページ・問い合わせ https://tanbayaki.com/store/

うつわdeレシピ https://tanbayaki.com/store/category/recipie/

 

 

・茨城県ひたちなか市 国営ひたち海浜公園のネモフィラ公開

 

新型コロナウイルス感染症対策で臨時休園中だが、公園内の華やかな春の花々

の様子が360度のバーチャルツアーで体験できる。今は530万本のネモフィラが

見頃を迎えて丘を埋め尽くし、チューリップが次々に開花している。

場所・問合せ:国営ひたち海浜公園 TEL029-265-9001

https://hitachikaihin.jp/virtual-tour/

 

 

 

コラム<象さんの散歩>

 

“十津川村フォーラム”  続・続

 

閉じこもり象さん、新型コロナウイルス禍に対する安倍首相のもたもたに呆

れつつ、秋の「十津川村フォーラム」について、先週採りあげた白いパラソル・

テント図のほかにも、あれこれが頭に浮かんでやまない。

一つは、フオーラムのタイトルをどうするか。やはり奈良県で2013年に開い

たときのタイトルは「むらに暮らす」だった。川上村で、近くの十津川、野迫

川も含め三村で、むらの抱える問題点を分科会三つでつきつめた。奈良を学ぶ

「さんか・さろん」を4回も日本橋・三越前の「奈良まほろば館」で開いた。

フォーラム前夜、はるばる出かけた学会側と荒井知事ら地元側各30人の夜なべ

談義を開いた。いい内容だった、と自負している。

このときのタイトルは、スローライフの原点に素直に立つもの。今回も、ご

く素直に「むらとともに」か「むら頑張る」だろうか、と考えてみる。

だとして、「さんか・さろん」とか夜なべ談義をどんな内容に。奈良県内の

12村への声かけをどうするか。分科会をやはり三つ設けたい。

そもそも、この運びを話し合う理事会を一刻も早く開きたい。何よりもスロ

ーライフの「むら」から、天敵のウイルスよ去れ・・ <川島正英>

 

 

 

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「奈良県十津川村」から・・

「谷瀬の吊り橋」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月17日~5月

6日が通行止めです。例年観光客が大勢みえる時期、屋外とはいえ混雑が予想

されるためご協力ください。http://totsukawa.jugem.jp/?eid=1151

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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅>  ステイホームの副産物

 

家にずっといなくてはならないからには、この時間を無駄にしないという人が

多いですね。読書、室内ストレッチ、家族でお菓子作りなどはよく聞きます。

マニュキアを徹底的に塗る、ニンニクいっぱいの餃子を作って食べる、バード

カービングに挑戦して雀が完成、俳句を始めた、里芋を植えた、山菜採りなど。

ご飯も味噌汁も作れないそこの男性!いまが、変化するチャンスです。

http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=565

 

 

 

■編集室便り

 

▽新年度の会費をお願いします。 新会員も募集中。

 

スローライフ学会は、NPOスローライフ・ジャパンが運営している学会で、

会員はNPOの賛助会員となります。

スローライフを学び、語り合い、さまざまな交流をしています。

会員は、この「瓦版」に記事を出したり、催しの参加費が割引になります。

年会費は一口5,000円(4月~3月)、下記へお振込みください。

 

【振込先】

ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフ学会

三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会

 

詳しくはこちらをご覧ください。

https://www.slowlife-japan.jp/%e5%85%a5%e4%bc%9a%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/

 

 

 

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クオリティソフトから・・

【たまな商店】Zoomオンライン講座始めます。腸を健康に保つことは私たちの

健康寿命にも関わってきます。3つのポイントを押さえて賢い腸を育てる。自

分らしく生きるための「腸活腸育ライフスタイル入門」http://urx3.nu/f3OV

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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。

 

奈良県吉野郡十津川村

http://www.vill.totsukawa.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html

奈良県

http://www.pref.nara.jp/

雲仙市

https://www.city.unzen.nagasaki.jp/

飯山市

http://www.city.iiyama.nagano.jp/

出雲市

http://www.city.izumo.shimane.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html

丹波篠山市

https://www.city.sasayama.hyogo.jp/

日本テレネット株式会社

http://www.nippon-tele.net/

シン・エナジー株式会社

https://www.symenergy.co.jp/

クオリティ株式会社

http://www.quality.co.jp/

アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社

http://www.edi.ne.jp/

株式会社サンクス・ツー

http://www.thanks2.jp/

 

 

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最後までお読みくださって、ありがとうございました。

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