スローライフ・フォーラムin宝塚に300人参加

「スローライフ・フォーラムin宝塚―花のある暮らし・宝のあるまち―」(兵庫県新北県民局主催)が10月29日(日)、宝塚市役所で開かれました。
兵庫県宝塚市は2004年春に当NPOの企画で「スローライフ月間」を催したまちです。フォーラムには約300人もの市民が参加。宝塚市らしいスローライフの在り方を探る講演や対談に熱心に耳を傾けました。
[img align=left id=77]06宝塚:知事と筑紫>フォーラムではまず、2年前の「スローライフ月間in宝塚」をきっかけに芽生えた同市のスローライフの動きを、宝塚市スローライフ実行委員会が報告。「わが町の宝を探して誇りを持とう」というテーマで展開する活動ぶりを紹介しました。
続く、当NPO理事でジャーナリストの筑紫哲也氏の講演では、筑紫氏が各地で出合ったまちづくりの実践例を挙げながら、「宝塚のまちには花が溢れていて、それがこの街の魅力をつくっている」「この街の宝の一つは道路がくねくね曲がっていること。先が見えない、曲がると何があるんだろうという好奇心を持ちながら人が歩ける街」などと、宝塚らしいまちづくりのヒントを示唆。さらに井戸敏三兵庫県知事との対談で、宝塚市のまちづくりの未来像を語り合いました。
フォーラム終了後、筑紫氏の著書「スローライフ」を手に行列する市民の姿も。筑紫氏が一冊ずつにサインをプレゼントしました。
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