島村菜津さんのスローフードのお話。

5月14日スローライフ学会の「都市研サロン」が東京・日本プレスセンターでありました。スピーカーは日本にイタリアの“スローフード概念をいち早く紹介された、ジャーナリストでありスローフード運動家の島村菜津さんです。

①質のいいものをつくる小さな生産者を守る。②子供を含めた消費者の味の教育。③放っておけば消えそうな味を守る。というスローフード運動の3つの骨格をキーワードに、イタリア、日本の今について見解をのべられました。
「自分とあらゆるものの関係性に“スロー”ということばをあてがう。自分と家族、自分と自然、その関係を考えるときその間に“食”がある。普段の食卓から考え直してみる。胃袋から考える人を増やしていかないと。たおやかな運動を」ということばが印象的です。

島村さんの笑顔に触れていると、同じ空間に居ると、参加者みんながスローになる、そんな魅力的な方でした。”