
2024年3月30日
スローライフ・ジャパンでは奈良県南部での「一町一村まちづくり構想策定業務」のお手伝いをしています。うかがっているのは、十津川村(とつかわ)と野迫川村(のせがわ)。いずれも、一昨年の台風による被害を受けたところです。3回のワークショップから、村民の皆さんとどんなむらづくりのアイディアが生まれるのか?わいわい会議が熱く行われています。十津川村の谷瀬(たにぜ)。全国的にも有名な大きく長い「谷瀬の吊り橋」がある集落です。
高齢化のすすむ70人ほどの集落・谷瀬では「ゆうべし(柚餅子)」づくりや、高菜漬けづくりが行われています。
盆踊りの練習をする公会堂で夜のワークショップ。みんなでむらづくりの話し合い。「よその若い力を借りよう」「吊り橋を渡ってから、散策してもらおう」「集落にたくさん花を植えよう」
野迫川村は村民約500人の村。奈良県の雪国といわれるほど、雪の多い、高地にあります。
北股の集落は一見何もなかったようにみえますが、後ろの山が崩れ、みんな家を離れて仮設住宅でお暮らしです。
ここでもワークショップ。「収穫祭をやろう」「雪を活かそう」「郷土食を伝えよう」前向きの意見がどんどん出ています。みんなで知恵を出せば、なんのその!素敵なプランがまとまりそうです。”