楽しく真剣に「スローメディカル」を考えました。






4月19日の「さんか・さろん」は、藤井多希子さん(一般社団法人 政策人口研究所代表理事、一般社団法人 中野区医師会事務局長)と斎藤 睦さん(地域総合研究所所長、NPOスローライフ・ジャパン理事)のお二人による“スローメディカル”のお話でした。





とかく超高齢社会の話となると、暗くなるものですが、お二人のキャラクターでしょうか、大笑いもおきる和やかムード。カラッと明るく、介護・認知症・医療の問題などを話し合いました。



藤井さんのお話で、まず人口ピラミッドの解説。分かってはいるものの、例えば東京都中野区では2025年には、65歳以上の人口の35パーセント以上が1人暮らしになるのだそうです。その人たちが認知症になり要介護になっていく、誰がどうめんどうをみるのか?





藤井さんの関わっている柏市の事例なども上げながら、求められる地域包括ケアシステムについて説明がありました。



1人暮らしで会話や近所づきあいもない高齢者が増えていきます。人の世話もですが、まずは自分の世話を、と思うと医療機関と上手に付き合う「スローメディアカル」が求められてきます。




藤井さんのおすすめは、「自分の体のメンテナンスを時間をかけて行う」そして「ドクターとの信頼関係をゆっくり構築する」ということでした。







大事なのは“かかりつけ医”をつくること、この言葉が印象深く残りました。






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