


瓦版2025.1.28第727号 神野直彦さんら、8人のコラム掲載。

瓦版2025.01.14第726号 斉藤睦さんのコラムほか、「ふるさと納税」廃止論など掲載

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きょうの編集室便りでお知らせの通り、NPOスローライフ・ジャパン、スロー
ライフ学会の事務所はこの年末に引っ越しです。狭くなりますが、オンライン
作業で前向きにがんばります。これからも、よろしく。
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コラム<火曜日の鐘> 長谷川八重 (スローライフ掛川)
「オンラインさんか・さろん」を終えて
11月のスローライフ勉強会「さんか・さろん」に、地元の仲間達と登場させ
て頂きました。2002年の「スローライフ月間in掛川」から始まり現在に至るま
での活動と、そこから生まれた「互産互消」の地域間交流の取り組みを、4か
所を中継し7名がスピーカーになるというちょっと無謀な試みでしたが、事務
局のサポートもあり、なんとか無事終えてホッとしています。
18年間の歩みを紐解き、メンバーと確認をしながら参加者に届くように構成
を考える。前夜、私に変わって深夜までパワーポイントを作ってくれたメンバ
ーもいました。そうした一連の作業で、また連帯感が得られた気がします。
また、地元にいながらスローライフの舞台を借りて、仲間達と全国に向けて
活動報告ができる悦びは、オンラインさんか・さろんの強みだと感じました。
さて、次に発表をしよう!と挙手をする市民活動や団体はいませんか? これ
までスローライフ・フォーラムなどでご縁のあった皆様、活動報告はもちろん、
逸品の紹介やアイディアの交換、現場からの中継などそれぞれ工夫をしてご参
加いただければうれしいです。
学会コラム<緑と絆の木陰> 坪井ゆづる(朝日新聞論説委員)
「3.11」被災地に空き地が広がる
先週、岩手県陸前高田市へ行った。三陸沿岸道路を下り「市街地は左へ」と
いう標識のある交差点を曲がって、最初に目に飛び込んできた看板は「売地・
貸地」だった。その次は「貸地」の幟(のぼり)がはためいていた。
東日本大震災の被災地で最大規模の「かさ上げ」をした場所だ。その面積は
甲子園球場80個分。土地区画整理事業で工事をすすめ、総工費は1650億円。そ
こに約1800戸、ざっと6000人の街をつくる計画だった。
だが、震災から10年を前に現実は厳しい。ようやく今年度で地権者への土地
の引き渡しは終わるが、すでに市外へ出たり、市内の別の場所に住居を構えた
りした住民が多い。計画段階では人口2万5千人を掲げたが、いまは1万9千
人弱。その結果、街の中心部に広大な空き地が広がる。「未利用地の利活用が
最大の課題」だが、見通しは明るくない。
もともとの過疎地で、経済成長を前提にした土地区画整理事業で街の再建を
図ること自体に無理があった。だが、当時も今も街全体を面的に再建する制度
は、これしかない。一刻も早く新たな制度を設計する必要がある。国土交通省
は何をしているのだろう。巨大地震は待ってくれない。
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【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej
長崎県五島市「五島三菜」。厳寒期の季節風を利用して、茹で上げたダイコン、
ニンジンを自然乾燥。ヒジキも加えて、ふるさとの味の健康食品です。
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■街角から畦道から
丹波篠山のスローライフ(5) 竹見聖司(丹波篠山市創造都市課)
丹波篠山から、新しい生活様式の提案。
先月末、「東京都、4カ月連続で人口流出、10月」の見出しに惹かれ、一方で
「『テレワーク』一定程度浸透も、職場出勤徐々に戻りつつあるか」との報道
に何となく納得もした。感染対策と経済活動の狭間で、「新しい生活様式」は
時限的なものとして終わるのか、それとも新しい価値観として定着するのか。
昨年、令和の始まりに合わせて丹波篠山は、市名を変更した。前代未聞とも言
える市名変更は、これまで培ってきたイメージを確固たるものにし、産地表示
の法的問題をクリアするとともに、暮らしぶりをも包含した地域ブランドを創
造することで、スローライフの概念を体現する新しい生活様式を提案しようと
するキックオフでもあった。
折しもコロナ禍は、人類に経済至上主義の従来型生活様式に疑問を投げかけて
いる。これまで丹波篠山は、グローバル化が進展する中で固有文化を守り、創
造してきた実績を世界に向けて発信してきた。この機会に是非とも丹波篠山か
ら新しい生活様式を提案していきたい。 おわり
■まち・むらニュース
・兵庫県丹波篠山市 粘土細工・絵付けの陶芸体験
丹波焼の郷での陶芸体験。粘土を手でこねてお皿や茶碗など形作る粘土細工。
お皿や湯飲みなどへの絵付け。どちらも焼成など完成まではプロが手掛けてく
れる。小・中学校での体験も対応。旅の思い出にオリジナル作品づくりを。
開催:通年 10時~15時半
場所:丹波伝統工芸公園 立抗 陶の郷
問合せ:TEL079-506-6027(陶芸教室直通)
https://tanbayaki.com/lessoncourse/
・福岡市 イノルミネーション~光の折り鶴~
今年のイルミネーションのテーマは「祈り」。光る折り鶴175羽が園内を彩る。
一番の見どころは、49羽の折り鶴でつくられた高さ6mのピラミッド状のイル
ミネーション。人々の心をひとつに繋げることに願いをこめて。
会期:2021年4月6日(火)まで 17時~20時半
会場・問合せ:かしいかえん(シルバニアガーデン)TEL092-681-1602
https://www.kashiikaen.com/event/archives/123
コラム<象さんの散歩>
やはり「緊急事態」と見よう
コロナ事態が悪化、なのに「GO TOキャンペーン」が続く世情であり、先週
のこの欄で「緊急事態」と見たい、と書いた。もはや「コロナ第三波」であり、
再度の緊急事態宣言を検討すべき段階であろう、と。
このウイルスは、人を乗り物にして動く。感染の波を止めるには人の動きを
止めるしかない。だが、経済に関わってくるので、菅政権は及び腰だ。医療界
や政府分科会からの「GO TO」政策一時中止の提言にも耳を傾けない。
“天の声”の緊急事態宣言は出せないままなのか。一つの手は、「東京五輪」
かもしれない。予定どうり開くことを世界各国に、いや、わが国民に向けても
開く意欲と覚悟のほどを鮮明にするためにも。コロナ事態が悪化を続けるなか、
東京五輪への政府の態度も決然としない。最近の動きでは、IOCのバッハ会長
が菅首相と会談して「予定どうり開催」と“ノー密”握手を交わしたものの東
京五輪を巡る空気は盛り上がらない。だからの、緊急事態を宣言なのだ。
私は、東京五輪に賛成でない。私の対応を、あらためて明らかにしておくと、
日本へ、と立候補したときから「東北五輪」を唱えた。それでも、この世紀の
コロナ禍のなかでも推進するというのであれば、コロナ・ウイルス根絶へ決意
のほどを明確に見せるべきでないのか、といいたいのだ・・<川島正英>
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「奈良県十津川村」から・・
「道の駅十津川郷」2階「そば処行仙」で、スダチ蕎麦が始まりました。スダ
チの輪切りがたっぷり、期間限定です。来年の「十津川カレンダー」も販売開
始、十津川村の写真がいっぱいで好評。道の駅十津川郷 電話0746-63-0003
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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> かんざらし作り
島原名物「かんざらし」を作る体験に参加しました。お店で食べたことはあり
ますが、作るのは初めて。粉を耳たぶくらいの柔らかさにこね、手のひらを合
わせて小さくコロコロと丸めます。茹でれば出来上がりで、甘い蜜でただきま
す。作業は簡単なのですが、丸める手触りや、弾力あるプルプルの舌触り、な
ど微妙な感覚が新鮮です。少々疲れた心も、つるんと丸まりました。
https://noguchi-tomoko.com/post-7440/
■編集室便り
~12月の「さろん」は丹波篠山から~
この「瓦版」に今週まで5回にわたり寄稿いただいた、
兵庫県丹波篠山市の竹見聖司さんからお話をうかがいます。
「人口減少や担い手不足、ITC化など、従来からの課題解決にコロナ禍がチャ
ンスになるのではないか?との仮説に立って、スローライフの可能性を皆さ
んで議論できる場とし、2021年につなげたいと思います」と、竹見さんから
メッセージが届きました。
次週の「瓦版」でさらに詳しいご案内をいたします。
皆様、今から、ご予定確保を。zoom参加、OKです。
「コロナ禍とスローライフの可能性~丹波篠山で何がおこっているのか~」
~事務所が移転します~
これまでゆったりとしたオフィスを使っていましたが、
お金も空間も節約できるシェアオフィスに移ります。
同じ新宿区四谷、12月いっぱいかかってゆっくり引っ越しますが、
新年からは下記の住所となります。
電話・FAX番号も変わりますのでよろしくお願いいたします。
メールは変わりません。
<NPOスローライフ・ジャパン/スローライフ学会 新住所>
↓ ↓ ↓
〒160-0011 東京都新宿区若葉1丁目6番1号
ビジネスガーデン四ツ谷アネックス204
電話 03-6685-3979 FAX03-5366-4702
メールアドレス slowlifej@nifty.com
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が、食材に燻製風味を与えることができ、これまでにない新しい「美味しさ」
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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。
奈良県吉野郡十津川村
https://www.vill.totsukawa.lg.jp/
奈良県
雲仙市
https://www.city.unzen.nagasaki.jp/
飯山市
http://www.city.iiyama.nagano.jp/
出雲市
http://www.city.izumo.shimane.jp/
丹波篠山市
https://www.city.sasayama.hyogo.jp/
日本テレネット株式会社
シン・エナジー株式会社
クオリティソフト株式会社
アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社
株式会社サンクス・ツー
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最後までお読みくださって、ありがとうございました。
このメールマガジンへのご意見、当団体への連絡はこちらへお願いします。
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このメールは毎週火曜日の発行です。NPOスローライフ・ジャパンとの
ご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、
お気軽にお付き合いください。
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