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先週のこの欄で、猛暑対策、コロナ対策があれこれ大変、と身近の感想を書き、
加えて「街角から畦道から」への投稿をよろしく、とお願いしたところ、さっ
そく、すばらしいエッセイが二つ届きました。ありがとうございました。
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コラム<火曜日の鐘> 吉田俊実(東京工科大学名誉教授)
丹波篠山市、その後
丹波篠山市で2019年3月にスローライフ・フォーラムを開催した翌日、雨を
避けて入ったカフェでNさんと知り合った。2020年9月、Nさんが関わってい
る「丹波篠山・まちなみアートフェスティバル」に出かけ、Nさんからガラス
作家のKさんをご紹介いただき意気投合した。
技能実習生に日本語を教えている友人から「教え子が特定技能のビザ取得後、
丹波篠山市に就職したけど、慣れない扱いの日本国だから大いに気を揉んでい
る」と聞いた。じゃ、カフェのマスターやNさんKさんを紹介しようと、先月、
その友人と連れ立って丹波篠山市に向かった。その実習生のバングラデシュ青
年は、みなさんとすぐに打ち解けてひと安心した。
バングラデシュを長年支援して学校を建てているご夫婦が経営する雑貨店を、
最近カフェ近くに移転させたことをマスターが思い出した。後日、教え子の青
年がそのご夫婦を訪ねたそうだ。大歓迎されたことは言うまでもない。
2年毎のアートフェスだから9月にまた丹波篠山市を訪れることにしている
が、人の輪がどこまで広がるのか、本当に楽しみ。スローライフから頂戴した
ご縁に感謝しています。
学会コラム<緑と絆の木陰> 中村桂子(JT生命誌研究館名誉館長)
敗戦の時、子どもだったからこそ
加藤登紀子さんが、「今すぐ戦争を止めて」という気持ちを「果てなき大地
の上に」という歌に込めたという新聞記事がありました。そこで加藤さんは、
ウクライナのゼレンスキー大統領が「最後の一人まで戦う」と言うのを聞いて、
「太平洋戦争の時の日本と同じ」と語っています。私も全く同じことを思いま
した。敗戦の時、小さな子どもだったからこその素直な思いです。「侵略され
てしまったけれど国民を大事にしたいので何とかしてください」と言って欲し
かったのです。加藤さんの「歌うということは国家の側でなく生き抜こうとす
る人々の側に立つこと」という言葉も私の思いと重なります。仕事はまったく
違っても。以前村上春樹さんがエルサレム賞受賞スピーチで、卵と壁というた
とえを出し、自分はいつも卵の側にいると語りましたから、性、世代、仕事に
関わらず同じ思いの人は少なからずいるということですね。そんな思いが少し
づつ集まって、日常の生きることを大切にする社会になるといいな。国なんて
ないほうがいいのかもしれない。特段の過激思想ではなく、ぼんやりそんな風
に思ったりしています。
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【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej
和歌山県海南市「紀州てぬぐい」。紀州の“いいもの”たちが手ぬぐいに表現
されました。昔ながらの「注染」という技法で鮮やかに染められています。
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■街角から畦道から
コロナ禍のキッチンスタジアム 小松崎いずみ(スローライフ越谷)
旬を迎える夏の風物詩「枝豆」。子どもの頃からおやつでも食べて夕飯でも
食卓に並ぶ。8月は“湯あがり娘”という名の枝豆が全盛期。茶豆風味でとて
も甘みがある。茹でたての枝豆、冷蔵庫で冷やした枝豆、そろそろ調理に変化
が必要な時期になり、子どもの頃母が作ってくれていた呉汁を食べたくなった。
コロナ禍でもあるのでスマートフォンのビデオ通話をつかって母から教えても
らうことに。母からみて、ひ孫、孫、娘と4世代で呉汁つくり。小さなすり鉢
から枝豆が飛び跳ねてしまうのを、ひ孫がへらを使って抑えはじめる。新しい
やり方を見て母も驚く。枝豆の潰れ具合もスマートフォンで見れるので笑いが
こぼれ賑やか。手間がかかる呉汁ですが、食べるときはあっという間に・・・
写真もご覧ください。
根強い人気にはわけがある 綿貫涼子(東京都 スローライフ学会会員)
コロナ以降、突如プロ野球ファンになった。二年前からオリックスを応援し、
最下位からの優勝、チームが強くなっていく様子に感動。オリックスファンに
なったつもりが、今年は新庄ビッグボスの日本ハムから目が離せない。たぶん
今はハムファン。リーダーが組織を変え、選手たちが成長、覚醒する化学反応
を目撃する毎日だ。これが楽しい。野球が長年人気の理由がわかった。会社の、
社会の、人生の縮図だからだ。しかも個人成績が数字で世間に公開され、光と
影が際立ち、生身の人間(選手、監督)の喜怒哀楽がそこにある。
「スロー」ってわけではないですが、これが今の私の「ライフ」の一部です。
■まち・むらニュース
・兵庫県丹波篠山市 映画「森の学校」製作20周年記念上演会
昭和10年代の丹波篠山の雄大な自然を舞台に、わんぱく盛りの少年の成長を描
いた映画が、製作20周年記念上映される。原作は丹波篠山市出身の霊長類学の
権威、河合雅雄氏。全国各地で今なおリクエストが多い作品だ。
日時:8月20日(土)、21日(日) 10:00~、13:30~
場所:田園公共ホール(北新町41)
チケット販売:ホール窓口、インターネット販売 全席自由席
料金:大人1,600円、小・中・高生・障がい者1,000円、幼児:無料
https://tourism.sasayama.jp/news/morinogakkou20th/
・岐阜県海津市 夏の水物語
ヒマワリやスイレンなどの夏の花が咲き誇る園内での納涼体験。水遊び場やミ
ストコーナー、木陰のハンモック、カブトムシ展のほか、かき氷体験や、最近
では珍しくなった蚊帳体験もある。
開催日時:8月31日(水)まで 9:30~18:00
場所・問合せ:木曽三川公園センター(海津町油島) TEL0584-54-5531
https://www.kisosansenkoen.jp/~center/mkisosansenevent_natu.html
コラム<象さんの散歩>
内閣改造を注視したい
安倍元首相が狙撃された事件から1ヶ月。日本政治は、今週から新局面に。
岸田首相が、9月に予定した内閣改造と自民党人事を繰り上げて行う。
その人事に注文あり。降って湧いた「旧統一教会」問題だが、その対応は、
長かった安倍政治の根底にかかわる。あくまで徹底してほしい。コロナ対策、
安倍氏国葬までも、あらためて問い直す画期的なものであってほしい。
政治は、多面的に動く。先週も、ウクライナ情勢はもちろん、内外ともにあ
れこれ。東北・北陸の河川氾濫、コロナの急展開、岸田首相・グテーレス国連
事務総長が参加した広島市での平和記念式典、急事態のペロシ米国下院議長の
来日、日中外相会談中止・・。いずれも、政府の声が弱い。
岸田首相は、組閣と自民党人事を、今週に行う方針を決めた。望ましい。
期待したい。今回の内閣改造は、じっくり注視したい・・・<川島正英>
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「奈良県十津川村」から・・
11月3日から6日に開催される第42回十津川村文化祭の参加者を募集中です。
舞台、展示、バザー部門があり、団体・個人、どちらでも参加できます。参加
届は8月26日まで。
https://www.vill.totsukawa.lg.jp/news/index.php?c=topics_view&pk=1657261844
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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> ハート・トマト
この春、ミニトマトの育成セットをいただきました。実るとハート型になるそ
うです。我が家には土はおろか、広いベランダもない。困ったなあ~。それで
も種を蒔き、芽が出ると成長が楽しみで、夫と毎日、小さな鉢に水やりをして
きました。そして遂に先日、2個初収穫。本当にハート型です。コロナや猛暑
で諦めることが多いなか、育てる楽しみを教えてくれた、トマトに感謝です。
写真もご覧ください。
https://noguchi-tomoko.com/post-8890/
■編集室便り
▽「さんか・さろん」のアーカイブスを。
お盆休みや外出の自粛で、お家時間がゆっくりとある時に、最近の「さんか・
さろん」を振り返ってみませんか?
不参加だった回やお話の復習が、ホームページやYouTubeでご覧になれます。
4月『アフターコロナ?それぞれの立場から考えてみる?』
https://www.slowlife-japan.jp/2022/04/20/%ef%bd%93-111/
※動画はありません。
5月『ワインでまちおこし。自治体ワインの先駆け、池田町のいま』
https://www.slowlife-japan.jp/2022/05/19/%ef%bd%93-119/
6月『再生可能エネルギーで持続可能なコミュニティを』
https://www.slowlife-japan.jp/2022/06/23/%ef%bd%93-128/
7月『選挙に見る、いまの日本、これからの日本』
https://www.slowlife-japan.jp/2022/07/26/%ef%bd%93-141/
▽「さんか・さろん」8月は延期。
8月に予定していました「お出かけ・さろん」は、暑さとコロナの影響で延期
とさせていただきます。皆さんが安心して、直に会って集える時期を待ちたい
と思います。ご期待ください。
▽新年度の会費をお願いします。
スローライフ学会会員の方は4月からの会費をお願いします。
・年会費は、5000円。(2022年4月~23年3月)
・会員は「さんか・さろん」参加費一回1000円です。
ただし、3000円お支払いいただければ、年間何度でも参加できます。
なるべく5000円+3000円=8000円を下記口座へお振込みください。
年会費のみの場合は、「さろん」参加費をその都度お支払いいただくことにな
ります。
・まだ会員でない方は、ぜひご入会ください。「スローライフ瓦版」に投稿で
きるほか、「さんか・さろん」などの割引があります。どなたでもなれます。
・スローライフ学会員以外の方の「さろん」参加は一回2000円です。
同じくこちらの口座へお振込みください。学生さんは無料です。
【振込先】
ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフ学会
※他金融機関からのお振込みの場合は
店名:〇一九(ゼロイチキュウ)店、預金種目:当座、
口座番号:0595293、スローライフ学会 まで。
詳しくはこちら
↓↓↓
https://www.slowlife-japan.jp/2022/04/06/%ef%bd%93-106/
▽この瓦版のメールは送信専用です。
スローライフ・ジャパン、スローライフ学会にご用の方は、この瓦版に返信せ
ずに、下記にお願いします。
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クオリティソフトから・・・
【たまな商店】ビューティーフード協会代表の室谷真由美さんの今月のコラム
のテーマは、これからやってくる「晩夏」の過ごし方と摂りたい旬の食材につ
いて詳しく解説いただいてます。 https://tamana-shop.jp/kokoro20220801/
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奈良県
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飯山市
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出雲市
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丹波篠山市
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