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20年経ったスローライフ活動、創設に関わったジャーナリスト・筑紫哲也さん
はどんな思いでしょうか。11月7日は、彼の命日です。故人を偲んで、21日の
「さんか・さろん」では、「みんなで多事争論」を行います。ご参加ください。
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コラム＜火曜日の鐘＞ 川島英樹（せたがや文化財団）
ハロウィン10日前のビッグ・イベント
多摩川を挟み、川崎市と世田谷区が共同で開く花火大会がある。コロナ禍を
経て４年ぶりに復活、以前にも増して、たいへんな賑わいとなった。駆り出さ
れて、現地に行った。といっても、始まる前の余興に大道芸人を派遣する役割。
混雑を避けるため、花火が打上がる1時間前には引き上げてきた。それでも、
いつもなら５分程度の道のりに30分以上かかった。
詰めかけてくる来場者の群れとは反対方向に、警察や警備員が確保する道の
端の狭いスペースを進む。肩身は狭いし、厄介だなと思っていたが、だんだん
愉快な気分になってきた。なぜなら、みんなが楽しそうな顔をしているから。
飲み物なんかを手に、ニコニコしながら、向かってくる。誰もがこの時を楽し
みに来ていることが伝わってくる。幸せそうな人を見ることは幸せなこと。ぼ
くは、30分以上ずっと、正面から幸せを見続けていたのだ。
ぜんぜん花火はみられなかったけど、だんぜん幸せな一日になった。
学会コラム＜緑と絆の木陰＞ 中村桂子（JT生命誌研究館名誉館長）
20年で一つの姿が
20年は新しく始めたことの姿形が見えてくるために必要な時間だと思ってい
ます。オギャアと生まれた赤ちゃんが大人になるまでの時間です。最近の法律
では18 歳で成人となりましたが、人間は長い思春期を必要とすることがわかっ
ていますので、生きものとしては20 年かなと思います。
スローライフ学会も、フォーラム活動、さんか・さろんを通して皆様の活動
がつながっていく様子などから、メンバーの意識が重なり合っていく過程が見
え、20 年という時間で姿が現れてきたように感じています。
私は、研究館という、地域活動とは異なる形での仕事をしており、お役にた
つことなくお教えをいただくばかりでしたが、楽しい体験でした。ありがとう
ございました。
以前にも書いたかもしれませんが、筑紫さんとは、『朝日ジャーナル』の編
集長でいらした時に、いいだももさん（お若い方はご存知ないかもしれません）
とご一緒に定期的に新聞社に伺ってお話し合いをしていました。若い頃ですし、
これまたお役に立ったとは思えないのですが、筑紫さんはその頃からスローラ
イフ的感覚をお持ちで、私の生きものを見る目に同じものを感じ取って下さっ
ていたのではないかと思っています。
今、スローライフの活動を私なりに生きものの時間の中で受け止めているの
ですが、筑紫さんならわかってくださるような気がしています。戦争、異常気
象、過剰な競争と格差など、今の社会が抱える問題を、生きものとしての人間
という切り口で考え、進む方向を探す仕事を続けていきたいと思っています。
お教えいただくことはたくさんあります。よろしくお願いいたします。
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北海道札幌市「ビールのための焼きとっと」。北海道の極上の海の幸をつかい、
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■街角から畦道から
川島理事長ご苦労さまでした。
吉田正信（NPOフレンドリー情報センター代表）
お会いしてすぐに宝塚や神戸フルーツフラワーパークでのスローライフムー
ブメントに参加しました。その時に、私共が推進する、誰もがいつまでも楽し
めるニュースポーツの紹介機会を得たことで、後に当地や各地での普及契機と
なりました。今も、「ニュースポーツ」は「スローライフスポーツ」とも呼ば
れています。
長年のご指導ありがとうございました。今の私くらいの70才からNPOを立
ち上げられ、全国に20年、そのバイタル、情熱に感服です。
お疲れさま会に参加して
大原興太郎（三重大学名誉教授）
改めてスローライフ・ジャパンの存在感と組織運営力の凄さを感じました。
そして全国からの多くの仲間のみなさんが、意欲的であることにも力をいただ
きました。
大人であっても、人は人によって育つのだと思います。事務方の皆さんのも
う少し余裕の持てる仕組みに組み替えて、私たちの進むべき道筋を皆んなで研
鑽していきたいものですね。目まぐるしく世の中が変化していく中で、スロー
ライフ運動の中にある未来に残すべきものを将来世代のために伝えていくこと
はとっても大事なことだと思いました。
■まち・むらニュース
・奈良県吉野町 2023年秋の紅葉ライトアップ
“紀伊山地の霊場と参詣道”として世界文化遺産に登録されている吉野山。桜
で有名な地が修験道の総本山「金峯山寺」を中心に、紅葉に染まる頃をむかえ
ている。一帯の６ヵ所のスポットでの夜のライトアップが美しい。
実施日時：10月27日（金）～11月30日（木） 16：30～21：30
場所：下千本公園、二天門跡、妙法殿、大塔の宮、吉水神社参道、銅の鳥居
問合せ：吉野山観光協会 TEL0746-32-1007
https://yoshinoyama-kankou.com/autumnlight/
・宮城県仙台市 2023せんだいわらアートフェスティバル
東日本大震災で甚大な被害を受けた市内若林区の沿岸部。震災復興の象徴とし
て、被災農地からとれた稲わらを使って「わらアート」の製作をおこなってい
る。地域の子どもから大人までみんなで作り上げた「大恐竜」は迫力満点。
展示期間：12月２日（土）まで
会場：せんだい農業園芸センターみどりの杜
主催・問合せ：せんだいわらアート実行委員会 TEL022-762-8211
https://sendai-nogyo-engei-center.jp/event/entry/53/
コラム＜象さんの散歩＞
国会を“聞く”
国会は、予算委員会の段階に入った。まずまずの緊張感がみられる。
岸田首相も「定額減税を来年6月から」「防衛増税は来年見送り」など、政
策のいくつかを具体的に語る。これに対する野党の意見も、だんだんに真剣味
を帯びてきたようでもある。
「衆院解散」がちらつき始めたせいだろう。昼間も、じっくり国会中継を聞
いていられる身分になった象さんには、大いに結構・・・＜川島正英＞
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「奈良県十津川村」から・・
「日本一大きな村 十津川マルシェ」として、村の物産が東京・港区で販売と
なります。11月18日（土）19日（日）11時から16時半。港区札の辻スクエア
３階「港区と全国をつなぐコーナー」で。問合せ：村商工会TEL0746-62-0132
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コラム 野口智子＜スローライフ曼荼羅＞ 新宮の夜
先日のこと、新幹線が沿線火災で止まり、京都、大和八木を経てバスで十津川
村へという移動ができなくなりました。仕方なく北からではなく、南から村へ
入ろうと、和歌山県新宮駅に回りました。イレギュラーの小さな旅です。階段
を荷物運搬していただいたり、満室の宿に泊めていただいたり、バス停を丁寧
に案内されたり、地元の方に助けられ、疲れた体にはうれしかったのでした。
https://noguchi-tomoko.com/post-10085/
■編集室便り
▽「さんか・さろん」の予定です。
11月21日（火）は、高橋征吾さん（スローライフ学会会員）の登場です。
高橋さんは筑紫哲也さんのファン。筑紫さんの亡くなった11月には、何か筑紫
さん関係の「さろん」をと、こんな企画を考えてくださいました。
この回ではYouTubeでの記録や内容の「瓦版」掲載などいたしません。お気軽
に清々と、ご参加ください。
以下は、高橋さんからのご案内です。お楽しみに。
＊ ＊ ＊
〇タイトル：「みんなで多事争論 論も愉し」
まず高橋が「多事争論」について解説。過去の筑紫さんの多事争論からいくつ
か紹介。その後、参加者みんなで自分の「多事争論」を喋る。発表時はお手製
のフリップ（チラシの裏などでも可）を使う。多事争論のタイトル、内容は自
由。筑紫さん曰く「神羅万象、花鳥風月、何でもあり」。みんな一通り喋った
後にガヤガヤ感想・討論会。おそらく初の試みで不安な面もありますが、どう
ぞよろしくお願いします。
日時：11月21日（火）19時からzoomで
タイトル：「みんなで多事争論 論も愉し」
スピーカー：高橋征吾さん（スローライフ学会会員）
お申込は：11月18日（土）までに slowlifej@nifty.com へ
＊ ＊ ＊
12月の「さんか・さろん」は中村桂子さん、来年１月は増田寛也さんです。
皆様、第３火曜日の夜を、ご予定ください。
▽NPOスローライフ・ジャパンについて
この11月で法人の形はなくなり「スローライフの会」となります。来年3月
までは大きな変化はありません。住所や体制が変わり、少しずつの変化はござ
いますが、その都度ご連絡してまいります。皆様方には、こんごもお付き合い
をよろしくお願いいたします。
事務局へのご意見などお寄せください。またお手伝いをいただける方、ぜひ
ご一報ください。
▽この瓦版のメールは送信専用です。
スローライフ・ジャパン、スローライフ学会にご用の方は、この瓦版に返信せ
ずに、下記にお願いします。法人が完全に閉じるのは、今年の11月です。
↓↓↓
slowlifej@nifty.com
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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。
奈良県吉野郡十津川村
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奈良県
http://www.pref.nara.jp/
雲仙市
https://www.city.unzen.nagasaki.jp/
飯山市
http://www.city.iiyama.nagano.jp/
出雲市
http://www.city.izumo.shimane.jp/
丹波篠山市
https://www.city.sasayama.hyogo.jp/
日本テレネット株式会社
http://www.nippon-tele.net/
シン・エナジー株式会社
https://www.symenergy.co.jp/
クオリティソフト株式会社
http://www.qualitysoft.com
アース・デザイン・インターナショナル（edi)株式会社
http://www.edi.ne.jp/
中島プレス工業有限会社
https://www.nakajimapress.jp/
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最後までお読みくださって、ありがとうございました。
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slowlifej@nifty.com <mailto:slowlifej@nifty.com>
このメールは毎週火曜日の発行です。ＮＰＯスローライフ・ジャパンとの
ご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、
お気軽にお付き合いください。
今後、このメールマガジンの送信が不要という場合、あるいはメールアドレス
の変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。
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電話 03-6685-3979 FAX03-5366-4702
E-Mail slowlifej@nifty.com <mailto:slowlifej@nifty.com>
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※郵便・FAXともにスローライフ・ジャパン宛でお願いします。
シェアオフィスのため「スローライフ学会」宛ですと届きません。
