10月20日は初の神野直彦さんの「さんか・さろん」です。
関根千佳さんからユニバーサルデザインの未来を学びました。

第166 回スローライフの会「さんか・さろん」は10月20 日(火)、対談方式で行われました。神野先生は初めての「さんか・さろん」登壇です。
タイトル:「未来の見えない時代に、私たちは」
講師:神野直彦さん (東京大学名誉教授、スローライフの会顧問)
聞き手:坪井ゆづるさん(スローライフ瓦版編集長、スローライフの会共同代表)



マイク不調で少々聞きづらいところがあったものの、複数の会員から「久々の神野節、懐かしくも頼もしかったです」「実に良かった」「高額の有料講演会の内容だった」「愛と正義に心打たれました」などという感想が届きました。34人のお申込みでした。


以下、聞き手を務めた坪井さんからの感想です。
神野先生の早口の語りと、マイクの性能の低さで、話の一部が伝わらなかったかもしれませんが、質問者としてはとても面白いお話が聞けたと思っています。先生が最も強調したかったのは、社会は3つのサブ・システム①経済システム②社会システム③政治システムで構成されており、すべての人々は「一人三役」をこなしている。つまり、経済システムでは「生産活動に従事する生産者」、社会システムでは「家族を構成し、生活を営む生活者」、政治システムでは「被統治者であると同時に統治者」です。そして、それぞれの行動原理の動機付けは、経済では「利益」、社会では「愛」、政治では「正義」なのです。ところが、昨今の状況は、社会も政治の「利益」が動機付けになってしまっている、これは健全ではない、ということでした。そうなのです、お金、儲け、稼ぎばかりを追及するのではなく、「愛」や「正義」が大事なのだと、教えられました。最後に改めて、筑紫哲也さんの言葉を引用しておきます。
「それで人間幸福になるのかと、必ず問え」
(「さんか・さろん」の聞き役を務めた、つぼいゆづる)
