5月の「さろん」は歩きたくなるお話でした。


5月17日(火)「さんか・さろん」が行われました。ゲストはNPO法人「みどりの指」事務局長の神谷由紀子さん。地元町田市・小野路での活動や全国的な“フットパス”の動きをうかがいました。
里山に快適な緑の道(フットパス)を整備し、マップをつくり、歩くイベントなどを開催することで環境を守り、人々への意識啓発も、という活動。これにより、何よりも地元の方々に元気が出てきたということでした。
また、歩くことによって地域の宝を再確認して、まちづくりを始める趣旨の“フットパス”運動は、いまや全国に広がりたくさんの人たちが歩くために遠くまで出かけるようになっているそうです。神谷さんのお話から、「歩くこと」=「まちづくり」に繋がることがよくわかりました。

「彼女はと大変にパワフルな方です」と、今回、神谷さんを紹介した当NPOスローライフ・ジャパン理事の篠田伸夫さん。(全国仮設安全事業協同組合専務理事・認定NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク副理事長)

「自分の地元でも“フットパス”をやって行きたい」という意見が。

「フットパスマップは良く売れますね。資金源でもあります。皆さんも作るといいですね。でも簡略なイラストマップにしないこと、歩けることが基本ですから」

長野県飯山市の「なべくら高原 森の家」からも参加者が。

小野路の手づくりまんじゅう。神谷さんのお母様から全員に差し入れです。ごちそうさまでした。

NPO法人「みどりのゆび」
http://www.midorinoyubi-footpath.jp/index.html
※“フットパス”とは?「森林や田園地帯、古い町並みなど、地域の昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩く【Foot】ができる小径(こみち)【Path】」のこと。イギリスが発祥の地とされており、日本各地においても、市民団体、自治体を中心に整備が進められています。
(日本フットパス協会HPからhttp://www.japan-footpath.jp/)”