和歌山の高校生「スローライフ」を学ぶ


11月1日、和歌山県橋本市の「きのくに国際高等専修学校」の生徒さん、高校1年生?3年生までの16名の訪問がありました。この夏に「スローライフ」について学びたいと、生徒さん代表から直接要請を受けての実現です。



1998年にスタートしたこの学校は、一学年20人という小規模で、柔軟かつ大胆、ユニークなカリキュラムの高等専修学校です。

http://www.kinokuni.ac.jp/kousen/



基本方針は「自己決定」「個性化」「体験学習」。寮と通学を選択できます。

今回の訪問は、<校外フィールドワーク>の一環とのこと。フィールドワークは、プロジェクトXという社会系選択授業で、学年にとらわれずのクラス編成で、自分たちで講師を招いたり、出掛けて行ったりするそうです。




川島理事長から「スローライフを知ろう」との話を約60分。スローライフ・シティの誕生や、自治体とともに考える各地でのフォーラム活動の話。そして私からもメールマガジン「瓦版」、「さんか・さろん」、「逸村逸品」について話しました。質疑応答も熱心に、あっという間の2時間でした。



生徒さんたちの今年の研究テーマは「ファストファッション」。ファストとスローの考え方の一助にスローライフ曼荼羅も一役買ったようです。





会場は毎月「さんか・さろん」でお借りしている麹町の浦聖治理事のクオリティKKのお部屋をお借りしました。そして浦理事のご厚意で、たまな食堂のおいしいお弁当のおもてなしもありがとうございました。後日のメールで、スローライフについて少しずつではありますが理解をし、興味をもつようになりました、と送られてきました。



21世紀に誕生した若者たちが、これからの社会でどのようにスローライフをとらえ、実践していってくれるのか楽しみです。