瓦版2020.11.3 第540号

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

秋が深まる。11月は、わがNPOの今年のスローライフ・フォーラムを奈良県

十津川村で開催する予定だったが・・。コロナ事態で、来年へ延期。ならば、

フォーラムに代わる交流を「瓦版」「さんか・さろん」で、にぎやかに。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

コラム<火曜日の鐘>   川島英樹(せたがや文化財団)

 

2020年東京、秋風の中で

 

改札の横にある窓口のドアを開けると、駅員の声が聞こえてきた。

「他にどんなものが入っていましたか?」

少し間を開けて、うつむいていた女性が答える。新人会社員といった風情。

「現金7万円…。預金通帳、保険証、免許証…。キャッシュカード、クレジッ

トカード…。」

ゆっくり、しっかりした口調だったが、声は震えていた。どうやら、定期入

れを落としてしまったようだ。質疑応答が終わると、駅員、それから窓口で列

をつくっていた我々の方にも、丁寧に頭を下げた後、そのまま下を向きながら、

足早に去っていった。疲れた背中だった。

ほとんど全財産を落としてしまったのかもしれない。それにもかかわらず、

並んで待っていた人たちのこともちゃんと目に入れていた…。気遣いだろう。

礼儀正しいという印象で、もちろん他意はまったく感じられなかった。

だが、なぜか無意識、無言のSOSだったような気がしてならなかった。

総合的・俯瞰的にみて、自分も自助社会のリッパな一員なのだと思った。

 

 

 

学会コラム<緑と絆の木陰>   坪井ゆづる(朝日新聞論説委員)

 

臨時国会の準主役

 

この臨時国会の準主役は、霞が関の頂点に立つ杉田和博官房副長官(79歳)

だ。日本学術会議の「6人任命拒否」の当事者だといわれている。

警察庁出身で、警備局長、内閣情報調査室長などを経て、第2次安倍政権か

ら今までずっと官房副長官。竹下内閣から村山内閣までの石原信雄氏を抜き、

歴代2位の長さ。最長記録(古川貞二郎氏の約8年7カ月)も視野に入る。

首相の懐刀で、本来は裏方だが、しばしば表舞台にも顔を出す異色の存在だ。

「共謀罪」法の推進、天皇退位の一代限りの特例法制定、米軍普天間飛行場の

移設問題などで、仕切り役を担った。

加計問題のさなか、読売新聞が報じた前川喜平・元文科事務次官の「出会い

系バー通い」でも登場した。事前に前川氏に注意していた杉田氏がネタ元かと

言われた。政権を守るため、批判者を落とし込めようとしたのか、と。

その前川氏によれば、文化功労者の選考委員の選任でも杉田氏から、候補者

2人の差し替えを求められた。その際に「政権を批判する発言をメディアでし

たことがあった」「こういう人を選んじゃだめだよ。調べてくるように」と言

われたという。まさに、日本学術会議の人選を彷彿させる。

菅政権は杉田氏を国会で答弁させまいとするが、さて、逃げおおせるか。

 

 

 

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽

【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej

兵庫県南あわじ市・徳島市「阿波晩茶そば」。徳島の上勝町伝承乳酸発酵の阿

波晩茶。兵庫の麺職人がその晩茶を使って手延べ蕎麦を生み出しました。

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

 

 

 

■街角から畦道から

 

丹波篠山のスローライフ(1) 竹見聖司(丹波篠山市創造都市課)

 

「禍」のなかで

 

今年も残り2ヶ月。コロナに振り回された年だったが、果たして今年の漢字は、

「禍」だろうか。それでも、ICTの活用やワークライフバランス、東京一極集中

の是正など、これまで声高に叫ばれていたものが一気に進んだように感じる。

敢えて前向きに捉え、今後に期待したい。

さて丹波篠山は、大阪に接する兵庫、しかも通勤や通学で阪神間との往来もあ

り、直近のスローライフ・フォーラムの開催地でありながら、緊急事態宣言後

は東京と同水準の自粛要請となった。

しかし、良いこともあった。子どもたちとの桜並木ジョギングや初挑戦の梅酒

づくりなど、日頃味わえないこともゆっくりできた。また、春先の溝掃除やGW

の田植えでは、鳥のさえずりや里山の息吹きを感じながら三密と程遠い環境で、

豊かな農ある暮らしを改めて噛みしめることができた。

そこで、今回から5回にわたってアフターコロナと丹波篠山のスローライフの

視点でお話を進めたい。皆さんのご意見も是非お寄せいただきたい。

 

※添付の写真は家族で田植えをした時の様子です。

 

 

 

■まち・むらニュース

 

・兵庫県丹波篠山市 菊花展

 

250年の歴史をもつという丹波篠山地方の菊づくり。旧篠山藩主が江戸幕府から

拝領し家臣に分けたとされる「お苗菊」が今も市民に親しまれている。一度満

開の後、花弁の裏を見せて巻き上がる「狂い」という珍しい様を見せる。

開催日時:11月15日(日)まで 9時~16時

場所:大手前南駐車場特設会場 入場無料

主催:丹波篠山市・菊花同好会

問合せ:菊花同好会事務局 TEL079-552-1111

https://tourism.sasayama.jp/kikkaten/

 

 

・長野県松本市 信州ギター祭り

 

松本市を中心にギター生産量世界一といわれる長野県でのギターのお祭り。展

示即売会をはじめ、オーダー相談(要予約)、製造者からのメンテナンスや保

管方法などのトーク、製作見学、チャリティーオークションなど開催される。

開催日時:11月14日10時~19時 15日(日)10時~18時

会場:信毎メディアガーデン1階ホール・松本パルコ6階特設会場

問合せ:島村楽器パルコ店 TEL0263-38-2260

https://shinsyuguitar.wixsite.com/shinsyuguitar

 

 

 

コラム<象さんの散歩>

 

「大阪都」は消えてゆく

 

「大阪都」構想が再び潰れた。大阪の市民・府民のみなさんは、さまざまな

思いがたぎるだろうが、申し訳ない、全国的には関心は高くなさそうだ。

大阪市を「大阪都」に変え、区は四つに再編成する。この大阪都構想案は、

橋本徹氏の大阪市長~知事時代に登場、2015年に大阪市の住民投票へ持ち込み、

1万7百票差で退けられ、今回も1万7千票差で否決という際どい結果だった。

この構想は、日本維新の会の中核政策であり、日本政治にもあれこれ影響を

及ぼしてきた。前回の住民投票の結果、お騒がせ政治家・橋本徹氏が政界を引

退したのはともかく、今回も松井一郎・大阪市長がこの任期限りで政界を退く

と表明した。そもそも、この住民投票を巡って公明党が日本維新の会と組んで

自民党と対立、逆に菅首相に大阪自民党に反する態度が見られたり・・。

私は「大阪市住吉区」の出身である。個人的な感情としては「大阪市」また

「住吉区」がなくならずによかった、と正直、そんな思いなのだ。が、いやい

や、元・地方政治担当記者として、地方制度や地方分権について意見を述べて

きた者として、大阪府の行政のあり方にとどまらず、地方の二重行政の問題点、

さらに深く分権にまで思いをいたすべきなのだが・・   <川島正英>

 

 

 

=========================================================== PR =====

「奈良県十津川村」から・・

十津川村は、日本で初めて源泉かけ流し宣言を行った温泉地です。湯量が豊富

で「源泉100%掛流し・加温加水循環無し」という、温泉としては最高レベル

の状態です。GoToキャンペーンを使い、ぜひ自慢の温泉へお運びください。

======================================================================

 

 

 

コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅>  煮干し探求

 

煮干しについての、お話をうかがいました。夜明けに獲れるイワシはお腹が空

で雑味が少ないとか、カタクチイワシの煮干しをイリコと呼ぶとか、さらに大

きさで呼び方も違うとか・・。たかが煮干し、されど煮干しです。煮干しその

ものを使った料理、煮干しをおやつとして食べる方法、漁網の再利用、など話

題は尽きません。雲仙市南串山町で、旨味のある時間となりました。

https://noguchi-tomoko.com/post-7365/

 

 

 

■編集室便り

 

▽11月の「さんか・さろん」は掛川から――。

 

2002年に第一回のスローライフ・フォーラムを開催した掛川市、

いま、ここでどんなスローライフ活動が行われているのか?

うかがいましょう。

 

〇日時:11月17日(火)19時~20時30分

〇タイトル:

~静岡県掛川市発~

あるもの・ないものを認め、生かし合う地域間交流

〇スピーカー:

長谷川八重さん

(静岡県掛川市・スローライフ・ジャパン理事、ローカルライフスタイル研究会)

井村征司さん(静岡県掛川市・ローカルライフスタイル研究会会長)

佐藤雄一さん(静岡県掛川市・合同会社互産互生機構 代表社員)

松本浩司さん(北海道旭川市・旭川公園ゲストハウス主宰)

ほか、ご縁のある皆さん。

〇概要:

互いの地域にあるモノ・コトの「地産地消」を大切に、ないものを認め合い、

求め合い、生かし合う地域間交流として『互産互消』を提唱しています。

【食】フードの“交換”を出発に、【旅】ツーリズムの“交歓”へ、さらに

【生活】ライフスタイルの“交感”へすすめていこうとしています。

その着想と活動、実践を紹介します。

〇参加費:東京会場のみ有料

スローライフ学会会員1,000円、一般2,000円(学生500円)

zoom参加は無料

(スローライフ学会会員対象ですが、会員外で参加希望の方はご相談を。)

〇申込み:メール slowlifej@nifty.com  TEL 03-5312-4141

参加者名簿を作るため11月16日(月)までに。

 

 

▽今回から丹波篠山のスローライフ便りが

 

2019年スローライフ・フォーラムを開き、スローライフ学会自治体会員でもある

兵庫県丹波篠山市。デカンショ節と丹波焼、二つの日本遺産をもつこのまちから

連載が始まりました。

市創造都市課課長の竹見聖司さんからの便りをお楽しみに。

 

 

▽会員になって「さんか・さろん」にzoom参加を!

 

スローライフ学会は、NPOスローライフ・ジャパンが運営している学会で、

会員はNPOの賛助会員となります。

スローライフを学び、語り合い、さまざまな交流をしています。

会員は、この「瓦版」に記事を出したり、催しの参加費が割引になります。

また、会員になると、毎月第3火曜日開催の「さんか・さろん」に、zoom参加

できます。

11月は静岡県掛川市から、さまざまな活動の話題。

12月は兵庫県丹波篠山市のホットな取り組み。

1月は増田寛也会長の「年頭所感」と、オリジナルのプログラムが続きます。

 

年会費は一口5,000円(4月~3月)です。

ぜひともこの機会に会員になって、スローライフのさんか・さろんにご参加く

ださい。

 

【振込先】

ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフ学会

三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会

 

詳しくはこちらをご覧ください。

https://www.slowlife-japan.jp/%e5%85%a5%e4%bc%9a%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/

 

 

 

============================================================ PR ====

クオリティソフトから・・・

【たまな教室】参加費無料:誰でも病気に罹りたくはありません。「早期発見

早期治療」は大事ですがこれは二次予防です。本当の予防である病気にならな

いための生活習慣について学びませんか? >> https://tamana-shop.jp/yojogaku/

======================================================================

 

 

 

■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。

 

奈良県吉野郡十津川村

https://www.vill.totsukawa.lg.jp/

奈良県

http://www.pref.nara.jp/

雲仙市

https://www.city.unzen.nagasaki.jp/

飯山市

http://www.city.iiyama.nagano.jp/

出雲市

http://www.city.izumo.shimane.jp/

丹波篠山市

https://www.city.sasayama.hyogo.jp/

日本テレネット株式会社

http://www.nippon-tele.net/

シン・エナジー株式会社

https://www.symenergy.co.jp/

クオリティソフト株式会社

http://www.qualitysoft.com

アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社

http://www.edi.ne.jp/

株式会社サンクス・ツー

http://www.thanks2.jp/

 

 

======================================================================

 

最後までお読みくださって、ありがとうございました。

このメールマガジンへのご意見、当団体への連絡はこちらへお願いします。

slowlifej@nifty.com

 

このメールは毎週火曜日の発行です。NPOスローライフ・ジャパンとの

ご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、

お気軽にお付き合いください。

 

今後、このメールマガジンの送信が不要という場合、あるいはメールアドレス

の変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。

slowlifej@nifty.com

 

======================================================================

 

 

Copyright(C) NPO法人スローライフ・ジャパン スローライフ学会

 

〒160-0002

東京都新宿区四谷坂町9-4 リカビル301

TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554

E-Mail slowlifej@nifty.com

https://www.slowlife-japan.jp/