6月の「さんか・さろん」は“互産互消”のお話。

講師の佐藤雄一さんは、静岡県掛川市で「スローライフ・フォーラム」を開いたとき活躍された方です。
地元のものを地元で消費する“地産地消”にとどまらず、その精神は保ちながらも地元だけでなく地域がお互いの強みを活かして支え合う生産・消費の仕組みについてお話いただきます。

ーー佐藤さんからのメッセージです。ーー
「地域の魅力は、地域の個性を顕在化した暮らし=ローカルライフスタイル にあると考えます。魅力ある地域生活を再発見・再認識するには、できるだけ趣の違う他地域との交流から私たちの地域を見つめなおすことが必要です。そのために、地産地消を発展的に捉えた「互産互消」という活動をすすめてきました。静岡県を基軸に、「食」の交換・「観光」の交歓・「生活」の交感を、北海道や東北、日本海側、沖縄といった地域との交流をいっそう活発化し、日本のローカルとローカルを繋いでいく地方創成のあり方を探求していきます。」

なるほど!自分の土地だけで考えていると行き詰ってしまいがちです、今さら東京を目指す気もしません、そんな方々に素敵なヒントがあると思います。お楽しみに。

●日 時:6月15日(火)19時からzoom開催です。

●テーマ:「互産互消という、旧くて新しい地域間交流のカタチ」

●講 師:佐藤雄一さん(合同会社互産互生機構代表社員)

<プロフィール>
1962年 静岡県森町(現・掛川市)生まれ、在住。
2000年よりサイクルツーリズムの研究と普及を静岡県各地(伊豆、浜名湖、中東遠)で実践。
2010年より『互産互消』を提唱し、地域間のモノ・コト・ヒトの交流を拡大。
2014年より北海道⇔静岡の地域間交流による食とツーリズムの『互産互消』活動を提唱・実践。
2016年 ローカルtoローカルの価値創造に取り組む組織として合同会社互産互生機構を設立。
2021年 商品化計画、デザイン開発、ツーリズム開発に特化した業務を展開中。

<現在の所属>
コンセプト株式会社 代表取締役
合同会社互産互生機構 代表社員
静岡県サイクルツーリズム協議会 事務局長
ローカルライフスタイル研究会 事務局長

●参加費:スローライフ学会会員1000円(3000円で年間参加可)、一般2000円、学生無料。どなたでも参加できます。

●申込み:お名前・所属・居住地をお知らせください。参加者名簿を作ります。

6月12日(土)までにメール slowlifej@nifty.com あて

※なお、9月までの「さろん」予定と入会のご案内は下記となります。

「さんか・さろん」9月までの予定 | NPO スローライフ・ジャパン (slowlife-japan.jp)