奈良県明日香村「富本銭せんべい」。飛鳥池遺跡出土の銭の形です。

逸村逸品の紹介です。奈良県明日香村「富本銭(ふほんせん)せんべい」。

平成9年に飛鳥池遺跡の7世紀後半の土層から出土した「富本銭」。その銭をかたどったお煎餅です。明日香村産ヒノヒカリの米粉、同じく村産のもち米粉、黒米粉を使い、ハチミツの甘みが加えられています。重量感ある歯ざわりで、かむごとにじんわりとした甘みが広がります。

富本銭は鋳型なども一緒に発掘され、それまで日本最古の貨幣とされていた和同開珎の作られた708年よりも古いことが明らかになり、日本最古の貨幣の可能性が高まっています。

明日香村にある奈良県立万葉文化館では、館内廊下のガラス越しに、飛鳥池遺跡の発掘箇所を見ることができ、展示室には他の出土品とともに、富本銭も展示されています。

「富本銭せんべい」は明日香村の特産品のブランド「飛鳥ブランド」認定品です。

価格:400円(5枚入)、850円(12枚入)

製造・販売・問合せ:協同組合飛鳥観光振興 TEL0744-54-5456 奈良県高市郡明日香村島庄5

http://asuka-brand.jp/product珎/item/k03.html