スローライフ瓦版第770号(2026.11.10)

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 ことしは台風が多いなどと話題にしていたら、いつのまにか立冬も過ぎ、天気予報に「雪だるま」が顔を見せ始めました。小さくて短い秋を惜しむ間もなく、寒気に凍える季節がやってきます。2026年も残すところ、あと50日ほど。来年のことを言って鬼に笑われる前に、どんな1年だったかを振り返ってみませんか。ご投稿をお待ちしています。

*写真は、東京の新宿御苑での「菊花壇展」で。

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●写真がご覧になれない方はこちらからどうぞ。@@@@@@@@@@

●会員の方からの投稿をお待ちします。今度の締め切りは11月19日(木)、配信は11月24日(火)です。slowlifej@nifty.com

『緑と絆の木陰』

AIの食べ物

  斉藤睦 (地域総合研究所顧問)

 AI企業が日本の古書店に大量の注文を出して古書を買い集め、AIに読み込ませているとの噂を聞いた。

 早速、いつもやりとりしているAIアプリに事の真偽を聞いてみた。

 すると、〈その噂はかなり事実です。国内外の報道を確認すると、海外のAI企業が日本の古書を大量に購入しスキャンし、AIの学習データに利用している動きが実際に確認されています〉との返事があった。

 これは日本の古書に限らず、本の内容をAIが学習するときには、本の背表紙を切断して取り払い、中身のページをスキャンしてデジタル化し、その後の原書は用済みで廃棄されるそうだ。

 そうか、AIの食べ物は本だったのね……。それ以来、AIが本をムシャムシャとむさぼり食っている姿に付きまとわれている。

 二つのことを考えた。

 私たちの知の資源。その多くは書物だ。人間は知識を書物として残し、大事に保存し、図書館に収めて未来永劫残していくシステムを考えついた。図書館に行けば、私が知りたい知識がきちんと保存されている、という心のどこかに安心感があった。それが、中身をAIに覚えさせてしまえば、書物など廃棄物になってしまうのか。つまり知の保存の仕方は、それでいいのかという疑問がひとつ。

 二つめは、日本人は世界のなかでも特殊、「もののあはれ」にとらわれて生きている。自然や人の心情の中にかすかな移ろいや変化を感じて、切ない気持ちを和歌や文章に残してきた。そうした「あはれ」を学んだAIは、その回答に西欧的な合理性一辺倒とは違った「味」が加わるのかどうか。日本の古書を大量に食べ尽くしたのだから、それくらいは変化してほしいけど。

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スローライフ川柳  10  題「よろける」

 よろめくとよろけるにある年齢差    良樹

 (評) まずは歩くことから気になる世代の方々へ

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【告知】神野直彦先生へのインタビューを月刊誌に

 (公財)地方自治総合研究所の月刊誌「自治総研」11月号に、「分権改革の先導役が語る 未来の見えない時代の自治体の役割と格差是正」が掲載されました。神野直彦先生につぼい編集長(自治総研客員研究員)が3回、計6時間近くインタビューしたものです。webで無料で読めます。https://jichisoken.jp/file/monthly/202611/ytsuboi_inakajima2611.pdf

 前半は分権改革の振り返り。後半は、先日の「さんか・さろん」にも通じる内容です。見出しは以下の通り。ご関心の部分から、どうぞ。

Ⅰ 序・地方分権改革とのかかわり

1.福祉財源としての付加価値税研究  2.地方の固有財源としての地方消費税 3. 地方消費税の創設秘話 4「幻の神野案」  5. 2000年分権改革の成果と予想外の展開 6. 自治体の責任とは何か  7. ポスト福祉国家の別れ道  西室会議での決裂  8. 三位一体改革 ― 財政効率化目的の補助負担金廃止に  9. 新地方分権構想検討委員会の委員長に 10. 地方分権改革有識者会議の座長として  11.人間のピンチ(危機)です  

Ⅱ 現下の自治の状況を問う

1. AIで人間が考えなくなる  2.公共サービスは誰が決めるのか 3. 自治体を市場原理にさらしてはならない  4.ふるさと納税」が財政民主主義を歪めている 5.日本は税負担が少なすぎる  6.「1億円の壁」と富裕税 7.無形資産の時代に、地方税をどう確保するか 8.少子化対策の失敗  9. 過疎問題に向き合う 10. 「東京ひとり勝ち」 ― 地域間格差をどう是正するか  11. 未来が見えない大転換期に「ほどよいまち」をつくる

<あっちこっちで多事争論>

神野先生のお話を拝聴して思い出したこと

  中野修 (大阪府豊中市 スローライフの会会員)

 市場社会は、自由(規制弱化)や効率性を求める「市場経済」と、公正や格差是正を求める「公共経済」という二つの経済で構成されているようです。「公共経済」は「財政」と言い換えてもよいかもしれません。

 この「二つの経済」の関係性を考えるにあたり、筑紫哲也さんの著書「スローライフ」の「はじめに」を読み返しました。そこでは「スローか、ファストか」の二者択一ではなく、両義性の中で議論をしようとすすめていること、そして、ますます「ファスト」になりそうな世の中で、「スロー」の効果が、かえってあるのではないかと説いているような記述が見受けられました。

 筑紫さんが説く「両義性」を意識しつつ、「市場経済」と「財政」という二つの経済の関係性を見つめると、これも二者択一ではなく、「ほどよい調和点」を見出すことが大切であるとあらためて気づかされます。

 行き過ぎた規制緩和と効率性追求に突き進むような、現在の「ほどよくない市場社会」において、民主主義に支えられた財政の役割がこれまで以上に重要となっていることは間違いありません。

 神野先生の「財政は、お金儲けをしてはいけない領域である」との言葉が、心にあらためて響き渡りました。もう20年以上前、「地方財政セミナー」で何度か拝聴した先生のお姿が鮮明に蘇りました。いや、その時よりもさらに熱のこもったお姿・表情・お話しぶりに感銘を受けました。ありがとうございました。

移住ライフは、スローライフ

  ~11月の「さんか・さろん」を前に~

  嶋崎紗恵里 (京都府綾部市 ひでみ農園)

 自分たちが食べるものを自分たちで作りたい!

 そんな思いで伏見から綾部の「水源の里・瀬尾谷(しょうだに)」に移住し、家族で「ひでみ農園」を始めました。畑や田んぼで野菜やお米を育て、野山で野草や山菜を採集し、「おくどさん」でご飯を炊き、薪で暖をとる暮らしをしています。

 都会で暮らしていた頃と比べて日々の暮らしは便利ではないですが、不便さのなかにこそ発見があったり、人の温かさに心救われたり、自然やいきもの、きれいなもの美しいものがすぐそばにあふれていることに気付かせてくれたりします。

 さらに移住した瀬尾谷集落は、平均年齢が80歳をこえ、在住者が6人というほんとうに小さな集落で、細々と、でも誇らしげに特産品の「瀬尾谷粕漬」づくりに取り組んでおられました。現在はその特産品づくりの一員としての暮らしも日常を彩ってくれています。

 メディアでも話題になることが多い田舎への移住。そんな田舎のなかでも過疎・高齢化の進んだ「水源の里」での移住生活の実際がどんなものか、その一例として嶋崎家のスローライフのありのままを、11月17日の「さんか・さろん」でお伝えできたらと思っています。

【略歴】 1996年、京都市伏見区生まれ伏見育ち。大阪大学外国語学部ロシア語専攻卒業、同大学大学院人文学研究科言語文化学専攻修士課程修了。長岡京市職員を約2年で退職し、2024年に母と兄2人の家族4人で綾部市に移住、現在に至る。

秋刀魚の味

  高橋征吾 (東京都 スローライフの会会員)

 欧州9カ国のスーパーのシステムが乗っ取られて、冷蔵庫内の温度が50度まで上がり、食品がすべてダメになったという新聞記事を読みました。もし重要な社会インフラが乗っ取られたらと思うと心胆寒からしめるものがあります。

 私たちの社会はずっと、人でもモノでもインターネットでつながることは良いことだという前提できましたが、今や情報漏洩に遭っていない日本人の方が少数派。皮肉にも「つながった世界」の危うさに翻弄されている感があります。

 国も企業も(多分にカネのにおいのする)AI実装、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に躍起ですが、果たして行き着く先は何なのか。その昔、『インターネットはからっぽの洞窟』という本がありましたが、虚も実もアナログとは比較にならない量と速度で拡散、増幅し続けるのがデジタルの世界。筑紫哲也さんが問うていた「それで人は幸せになるか」を改めて思い出したいものです。この点を考える上で、最近のTVドラマ『アナログナース』を面白く観ています。

 デジタル技術による恩恵は多く、例えば映画『秋刀魚の味』はデジタルリマスター版として美しく復活しました。ですが、残念ながら「小確幸(しょうかっこう)」(小さいけれど確かな幸せを意味する村上春樹さんの造語)の極致ともいえる焼いた秋刀魚の匂いや味は、まだデジタル技術で再現できません。秋刀魚という秋の小確幸を堪能するため、冷蔵庫をネットにつなぐのはもう少し様子を見た方がいいのかもしれないですね。

第769号の「今生の別れ」を読んで

  工藤一人 (秋田県能代市 社会福祉法人 二ツ井ふくし会)

 私は特別養護老人ホーム「よねしろ」に勤務しています。特養に入所されて一晩中お泣きになったお話は身につまされました。あるお医者様が「特養入所は社会から切り離され、居ないものとされる」と話されたことがあります。当時の私はなるほどな、という思いで聞いていました。

 あれから、10数年経ちました。

 今、私たちは「ホームカミング」を行っています。確かに特養は終の棲家ですが、だからといって家に帰れないわけではないという考えです。あたりまえではありますが、入所中の人が家に帰りたい、家族が家に一度連れて帰りたいといった願いを叶える取り組みです。そして、最後は自宅で看取れないか、という思いです。

 当初は職員も家族も手探りで、自宅玄関で家族と会って帰る方や仏壇に手を合わせるだけなど滞在時間は数十分でした。続けるうちに、職員や家族にも浸透し、お昼ご飯を食べたり、1泊2日で帰ったりする方も出てきました。勿論、それぞれの家族の事情や状況にもよりますが、入所者、家族、職員、主治医がチームとなり継続できています。

 お一人の方は、看取りに入り家族が望まれて自宅に帰りました。その3日後に家族に囲まれ最期を迎えられました。

 特養に入所しても、住んでいた地域から切り離してはいけない。丸岡一直・前理事長の考えです。最初は私を含め職員も懐疑的でしたが、今では「ホームカミング」が入所者、職員、家族にとってとても意味のあるものになっています。

【註】 丸岡一直氏はスローライフの会の前身、NPO法人スローライフ・ジャパンの理事。二ツ井町長の時代には「恋文全国コンテスト」を10回も実施。その後、社会福祉法人二ツ井ふくし会の理事長を務め、ことし7月に75歳で亡くなりました。

横浜の観光スポットに「北朝鮮・工作船」の現実

  太田民夫 (神奈川県 スローライフの会会員)

 横浜の赤レンガパークの隣に「北朝鮮の工作船」があることをご存知だろうか。海上保安資料館横浜館(2005 年開館)。2001年12月に九州南西海域で逃走し続け、爆発によって沈没した工作船が展示されている。

 同館に入るといきなり迫ってくる錆びついた船首は、漁船にしてはV字型で尖がっている。海上保安庁の巡視船からの威嚇射撃による銃弾の跡もある。長さ約30m、44tの船体に強力な4400馬力のエンジンを装備。時速33ノット(約60㎞)の高速船仕様だ。

 積み込まれていたロケットランチャー、自動小銃、携行型地対空ミサイル(ロシア製)など12の武器や当時の日本の携帯電話、鹿児島の地図、金日成のバッチなども展示されている。

 不審船の乗組員8人の死亡を確認、海上保安官3人が負傷。日本のEEZ(排他的経済水域)の外側から引き揚げられた直後の2002年9月、平壌で小泉純一郎首相に対し、金正日総書記が「軍部の一部が行ったと思われる旨の発言を行ったこと等から総合的に判断して北朝鮮の工作船であると特定した」(同館の展示説明)。

 第三管区海上保安本部の桑垣善信広報・地域連携室長は「海上における法の支配を知ってもらうためにもこの事件を風化させず、工作船を長期保存している」という。同館のオンラインミュージアムでも、いつでも同事件の生々しい映像をみることができる。https://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/information/cat/post-17.html

*工作船には小型舟艇(長さ約11m、写真奥)が格納されていた。逃走中は甲板上の工作物で隠されていた2連装機銃(写真左下)

廃炉のこと Q&A その5

Q: デブリを取り出しても受け入れ先がないのでは?

A:「受け入れ先がない」を理由に危険な状態で放置することは認められません。

 燃料デブリを受け入れても最終処分する場所がない。それなら取り出す意味はあるのか? そういう意見もあります。1F廃炉を指導する原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)の責任者・更田豊志・廃炉総括監は「更地にして廃棄物も何もない状態にすると言っても、実現するためには、どこかに廃棄物を引き受ける場所が必要になる」「(だから)全国的な議論が必要」と言います。逆に言えば、廃棄物を引き受ける場所がないから「廃棄物のない更地状態」は目指さない、という理屈も通ってしまいます。

 忘れていけないのは、倒壊する危険性のある原子炉施設の地下に、管理できない状態で核燃料物質が広がっているという事実です。地震も津波も来る、地下水も流入する場所に、です。これを、取り出して耐震性のしっかりした地上の施設で管理できる

なら、その方がよいでしょう。そして燃料デブリを「高レベル放射性廃棄物」と法律で位置づけて、搬出と処分の責任は政府に。これが、本来あるべき姿なのです。

〈ぶつけてみたいこの質問〉

 ウクライナ・チョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故で生じた燃料デブリは「高レベル放射性廃棄物」として政府による取り出しと管理が義務付けられています。米国スリーマイル島原発事故で発生した燃料デブリは特殊物質として政府の研究施設が引き取りました。でも、日本では1Fの燃料デブリを「高レベル放射性廃棄物」と位置付けるルールがありません。

 だから政府の引き受け義務もないのです。国会議員の質問に対して「東電が廃棄しない場合、燃料デブリは放射性廃棄物ではない」というのが政府の答弁でした。「燃料デブリは高レベル放射性廃棄物と認めるか?」「認めないならその理由は何か?」と聞いてみてください。「今後、調査検討する」なんて回答はあり得ない責任逃れです。

==「知らなきゃ騙される 廃炉のこと」という小冊子(尾松亮著)からの引用

『スローライフ曼荼羅』

ブドウの葉料理試食会

  野口智子 (ゆとり研究所 スローライフの会共同代表)

 ブドウの葉は食べられる、ということを知ったのは今年5月のことです。ちょうど女性たちのネットワークグループが立ち上がった時でした。そのメンバーがいろいろチャレンジし、半年後の11月5日、ブドウの葉料理試食会を開くに至りました。保存していた夏の柔らかい葉を使って、今回できたのは、えっ!と驚くものばかり。北海道池田町のことです。https://noguchi-tomoko.com/post-11395/

■■つべ小部屋■■

定数削減という愚挙

  つぼいゆづる (スローライフ瓦版編集長)

 米国の「青い波」に民意の強さを久しぶりに実感しつつ、永田町に目を向ければ改めて大きなため息が出てしまう。衆院議員の定数削減で、自民、日本維新の会、国民民主の3党が「比例区のみ31削減案」で合意している。

 何の理も必要性もない、まさに天下の愚挙である。これを「身を切る改革」と言い募り、それを世論が支持しているかのような現状は、この国の政治がさらに危機的状況に陥ってゆく一場面というしかない。

 反対論は売るほどある。「国会議員は先進各国の中では、むしろ少ない」「比例のみの削減は少数意見の抹殺そのものだ」「身を切りたいのなら、黙って議員報酬をカットすれば済む」「選挙制度を短時間に、しかも多数決で決める乱暴さは許せない」「維新は企業献金廃止論をどこに捨てたのか」etc。

 そもそも選挙制度は国政、地方ともに、いかに公正に民意を束ねるか、その束ねた民意で、どんな国や地域をつくるのかという議論が大前提にあるはずだ。だから民主主義の基本中の基本である選挙制度の見直しは、衆院と参院の役割分担を根幹から見つめ直す議論から始めるべきだ。今回は、それがまったくない。あったのは、「国会議員って、何か甘い汁吸ってそう」という政治不信の世論受けを狙った掛け声だけだ。それも45議席だ、19議席だ、31議席だといった数字ばかりが踊った。

 筆者は記者時代に選挙制度に関する社説をしばしば書いてきた。その中で何度も「首相は第9次選挙制度審議会を立ち上げよ」と主張した。首相が諮問する内閣府の審議会で、いまの衆院に小選挙区比例代表並立制を導入するという大改革を答申したのが、第8次選挙制度審議会だった。直接の利害関係者である国会議員を入れずに、学識経験者らがじっくり時間をかけて熟議した結果だった。それが1991年に閉じて以来、第9次は発足していない。

 歴代政権が時代に合わせて選挙制度を変えてゆこうという気概を持たず、ただただ多数に胡坐をかいてきた。それを世論も漫然と傍観してきた結果が、いま目の前にある。

<編集室だより>

▽こんどの「さんか・さろん」はサリーちゃん。

 今回の瓦版に記事があるように、11月は移住して農業を始めた嶋崎さんのお話です。魔法使いのように周囲を笑顔で包むサリーちゃん(愛称)の移住の現実、具体的な話を伺います。

・日時:11月17日(火)19時から

・講師:嶋崎紗恵里さん

・タイトル:「移住ライフは、スローライフ」

・参加費:会員は1000円、年間3000円をお支払いの方はそれで結構です。一般2000円。

・申込:スローライフの会へメールで slowlifej@nifty.com 11月14日(土)まで

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〒160-0022 東京都新宿区新宿2丁目12番13号

新宿アントレサロンビル2階「スローライフの会」

メール slowlifej@nifty.com 電話090-7433-1741(野口)

※ご連絡はなるべくメールでお願いします。

※活動詳細はホームページからご覧ください。

http://www.slowlife-japan.jp/