瓦版2013.7.16第166号

週刊スローライフ瓦版 (2013.7.16 第166号)発行:NPOスローライフ・ジャパンスローライフ学会**********************************************************************★★★★★ 猛暑しのぎに「さんか・さろん」へお出かけを・・。いよいよ奈良シリーズ 開始。初回のきょうも、十津川村と野迫川村からの涼風が舞い 込むはず。会場は東京・日本橋「三越」向かいの「奈良まほろば館」です。★★★★★コラム<火曜日の鐘> 丸岡一直(社会福祉法人二ツ井ふくし会理事長) ~~~ 北の野のホットな「選挙」 気がついたときにはがんじがらめになって、私はいま、熱い選挙戦のまっただ中にいます。といっても、天下分け目(でもありませんが)の国政ではなく、地域の小さな団体の役員選挙。無競争のはずが投票になって、大わらわです。 マスコミが取り上げるような選挙ではありませんから、親類縁者を動員する。地域を固める。わずかなツテを求めて奔走する。短い期間ながら、ニッポン型選挙の「原点」を確認する日々です。 近ごろはこの手の世界も大方は無投票で、構成する人々も関心は示さない。ひとにぎりの有力者がいつまでも居続け、なんの変化もないという状態がもっぱらです。その積み重ねがニッポンのある部分を構成していると思えば、もっと関心が向けられるべきですね。 電波にもネットにも現れないスローな選挙。これも悪くないかと思いながら、ただいま悪戦苦闘中。おっと、電話ですので行ってきます。いったい、なにをしているのか?いつかまたご報告の機会もあるでしょう。学会コラム<緑と絆の木陰> 増田寬也(野村総合研究所顧問) 猛暑の襲来 岐阜、甲府と続けて出張したが、どちらも38度の猛暑。路面に逃げ水現象が見られ、少し歩くだけで頭がくらくらしてくる。梅雨が明けた途端にこの暑さとは!さすがに、東京に戻る頃には、完全にへばっていた。スローライフ的に夏の暑さを克服する術とは、何だろう。障子をよしずに替える、すだれを吊る、周りに打ち水をする、ゴーヤで緑のカーテンを作る……。 涼感を呼ぶアイデアが他にもいっぱいありそうだ。しかし、建物が低層で風の通り道が町中至る所に抜けている時代にはいずれも効き目があっただろうが、乱立するビルとこの猛暑の前では、どれだけ効果があるだろうか。いささか自信がなくなってくる。 消夏法ではないが、わが家では、福島原発事故以後、省エネには以前よりもずい分と気を付けるようになった。こまめに電気を消したり極力照明を押えることも当たり前になった。といっても無理は禁物!午後の気温のピーク時は思い切ってクーラーで室温を下げ、水分補給も欠かさないように心掛けるつもりだ。好きなロードバイクも、しばらくはお休みにしようと思っている。皆さんも熱中症にはくれぐれも御用心下さい。 ▽▽▽▽▽▽▽▽ 【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej佐賀県有田町「すくい易い食器」。幼児やお年寄りなどに使いやすい、本格的有田焼。大きな取っ手は持ちやすく、お皿のふちは丸くカーブしています。△△△△△△△△△△△■街角から畦道から 山下茂先生へ 合田純人(NPO法人健康と温泉フォーラム常任理事)フランスでは加温、加水ほか人工的な手をいれると療養泉と認められません。したがって、社会保険適用の温泉施設での施術には自然の鉱泉が使われますので、温度は様々です。また季節や雨・雪など自然の影響を受けますので、温度も極端に言うと毎日変化します。瓦版を拝見しておりますが、温泉療養などは失ってはいけない大切な日本人の生活の一部だと思います。日本に西洋医学が紹介され、明治9年に明治政府によって招聘されたドイツの医学者ベルツ博士の没100年がこの8月にきます。日本人の伝統の見直しによい機会になればと願います。 “スローライフ市場です 渡辺均(長野県小海町)小海町の有志でつくる信州八峰村は、20日(土)に世田谷区下北沢駅(西口)にある房州おんだら市場で、朝採れ旬菜市を開きます。おんだら、とは俺たちの、という房州言葉。館山界隈の農家が運営する直売店で、房州はこの時期、野菜が端境期となり、信州のおんだら達が協力することになりました。朝、愛車ホンダフィットに詰めるだけの高原野菜と山の幸を農家よりお裾分けいただき、おんだら市場に運びます。この時期、八ヶ岳高原では夜が明ける前から出荷作業が始められ、レタス、キャベツ、白菜等々が大量に出荷されます。しかし他方で生産過剰で4割が畑で廃棄。もったいないの極みです。昼過ぎ・12時半予定で販売開始です。旬と鮮をお求めの皆さん、もったいない、を実践してみてください。==== PR ====米粉のまち・胎内市から・・・幼稚園のお母さんたちの「ひまわりの会交流会」で、胎内市のご当地グルメ「べえべえ」の作り方講習会が行われました。http://tainai-komeko.blogto.jp/archives/30254200.html=======■まち・むらニュース・山梨県 「ももの日」フェスティバル開く 甲府盆地を見下ろす丘陵地に沿って広がる笛吹川フルーツ公園。敷地内に 果樹園や温室などの施設があって、世界中のフルーツについて知ることが できる。そこでサマーフルーツフェスティバル「ももの日」を開催、もも の味覚体験はもちろん、ガーデニングの相談コーナーなどもある。 日時:20日(土)~21日(日) 10:00~15:30 場所:笛吹川フルーツ公園 くだもの工房前特設テント 問合せ:山梨市フルーツパーク(株)/総務・企画担当 TEL0553-23-4101 ・鹿児島県 50回目の「奄美まつり」を開催 奄美群島は日本復帰60周年の年。奄美まつりは第50回を迎える。4日間の まつり期間中は島唄大会や花火大会、舟こぎ競争、奄美の伝統的な踊りの 「八月踊り」など、多彩な催しで賑わう。花火大会では3500発が打ち上げ られ、奄美の夜空を彩る。 開催日:8月1日(木)~4日(日) 花火大会は8月2日(金) 場 所:奄美市名瀬 問合せ:奄美まつり協賛会 TEL0997-52-1111 コラム<象さんの散歩> 懐かしかった「パリ祭」~~~ 7月14日はフランスの建国記念日、革命記念日。わが国では石井好子さんがシャンソンの祭典を提唱して以来、パリ祭の日として知られてきた。ことしは51回目。祭典はエディット・ピアフ・オマージュとして40曲近いシャンソンがNHKホールに響いた。わが「瓦版」編集室に加わってくれた丸山 薫さんが祭典実行委の広報担当ということもあって、妻ともどもパリ祭へ。 音楽にはまるで疎い私だが、なぜかシャンソン音楽だけには魅かれた時期があった。朝日新聞の政治部記者時代、後の衆院議長・石井光次郎氏の石井派を担当、夜回りのときに好子さんともワインの杯を交わしたことが大きいかも知れない。パリ祭にも何度か。石井好子、芦野宏、岸洋子、越路吹雪の音楽会や「銀巴里」で美輪明宏、「青い部屋」で戸川昌子を聞いたこともあった。 今回のパリ祭も、そう、限りなく懐かしかった。しかも気がつけば、この日、ホール全体に、わが同世代、せいぜい二まわり下までの世代で埋まっていた。若ものの姿はなく、まさに高齢者社会。妻も「じいさんばあさんの遊園地ね」と小さな声で。戸川昌子さんも客席の男性客に「若い女性がいい、とは何ごと。高齢者時代ですよ」とギャグを歌いこんで印象的だった。 ∨ 川島正英 ∧コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> 「天竜舟下り」~~~舟下りがこんなに楽しいとは!大きく広がった青空と遠くのアルプス、川の風と波しぶき。身体全体を使ってギ~~ッと櫓を漕ぐ、力強いイケメン船頭さん。巧みな話術で、水の流れ、岩、トンビ、カワガラスなどの自然を解説してくれるDJ調船頭さん。美しい風景に囲まれた川の上で、船を操る高度な技術者であり、かつショーマンである船頭さんたちの完璧なステージを観るようでした。http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=217==== PR ====「日光『食』の研究所」から・・・「日光さんしょううどん」は足尾特産の山椒を練り込んだ、コシのある、山椒の風味さわやかな麺です。地元の皇海麺藤谷商店が開発しました。http://nikkokekko.blog121.fc2.com/blog-entry-242.html=======■編集室便り □きょうの「さんか・さろん」から、いよいよ奈良シリーズ <奈良の魅力・「むら」の魅力>。その第一回は・・・ ・7月16日19時~21時: 「 “むら”の詩情と慕情~奈良県十津川村、野迫川村を歩く~」 二つの村のすばらしい自然を村のワークショップの成果とも結 びつけながら。 十津川鼓動の会 阪口弘子さん、野迫川村 角谷喜一郎村長 (NPOから増田寛也、川島正英、野口智子ら) 阪口弘子さん(十津川鼓動の会) 十津川村の世界遺産「大峯奥駈道・熊野参詣道小辺路」を中心に、 語り部として、古くからの自然と人間がおりなす普遍的な価値を もつ文化・歴史・精神風土などを守り伝え、新たな価値を創出す る。それが活動の基本の会。名の由来は、十津川村千年の歴史の 鼓動を歩きながら感じられたらとの思いと、小辺路の急峻な坂道 を登るときに心臓がバクバク鼓動することから。 http://www5.kcn.ne.jp/~saka1951/index.html 角谷喜一郎さん(野迫川村村長) 奈良県の西南端、和歌山県と隣接し北部には信仰の山・高野山が ある。“天空の村”と呼ばれて標高が高く、夏は冷涼な避暑地と して知られる。平家の落人伝説もあり、夏には「平維盛の大祭」 が村民手作りで行われ、山中の花火を見るためたくさんの人が集 まる。人口は500人余り。“ばち芋”(ジャガイモの塩煮)などの 特色ある地域食を守り、冬の雪を活かしたイベントや、新しい形 の林業への試みなど、ユニークなプロジェクトがうまれつつある。 http://www.vill.nosegawa.nara.jp/・会場 東京・日本橋(三越デパート前)の「奈良まほろば館」で。・参加者 スローライフ学会会員に一般参加も加え 60人・主催 奈良県・NPOスローライフ・ジャパン・資料代など 1000円 □「スローライフ・フォーラムin奈良」お知らせ : point⑦ 奈良まほろば館 ——————————————— 11月23・24日。フォーラム会場:奈良県川上村。 主催:南部地域産業復興推進大会開催協議会。 ——————————————— 「さんか・さろん」奈良シリーズの会場を紹介しておきたい。奈良の魅力 ・「むら」の魅力、というテーマにふさわしいたたずまいの館である。 県のアンテナショップだが、社寺の秘仏秘宝特別公開やお祭り、イベント などの観光情報、アクセス方法も案内。また、観光コンシェルジュが相談 に応じている。 さらに四季折々の奈良の魅力を体感できる展示 イベントや知識を深めて もらうための講演会を開催。こんどの「さんか・さろん」奈良シリーズも まさにその講演会という性格のもの。 他の県のアンテナショップと違った雰囲気といえば、特産品を取り揃えた 販売コーナーでも歴史と情緒ある奈良の四季折々の魅力に触れるだろうし、 さらに、柿の葉寿司や大和茶などを味わうカフェも併設されている。 住所は・・東京都中央区日本橋室町1丁目6番2号日本橋室町162ビル1F TEL:03-3516-3933 FAX:03-3516-3934 http://www.mahoroba-kan.jp/ □平成25年度の会費のお振り込みがまだの方へ‥。 お手数ですが、お振り込みをお願いいたします。新会員も募集中です。 スローライフ学会はNPOスローライフ・ジャパンが運営する学会(学長・ 神野直彦、会長・増田寛也、副会長・中村桂子)です。 スローライフについて多くの分野から学び、楽しく語り合う。また、全国で スローライフなまちづくりをすすめる皆さんとのつながりでもあります。 年会費5000円。会員は、この「瓦版」に記事を出したり「さんか・さろん」 などで交流したり。会費は下記の口座へお振り込みください。 【振込先】 ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフ学会 三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会 ==== PR ====クオリティライフから・・・「たまな食堂」の、お得な「たまな友の会」にぜひご入会ください。食堂・教室・物品販売がいつも最低5%引きになります。こちらからご登録をどうぞ。http://qwebm.quality.co.jp/mail/u/l?p=Rq-tQCcU-00Z=======■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。鹿児島県 http://www.pref.kagoshima.jp/pr/koryu/index.html岩手県遠野市 http://www.city.tono.iwate.jp/日本テレネット株式会社 http://www.nippon-tele.net/クオリティ株式会社 http://www.quality.co.jp/アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社 http://www.edi.ne.jp/株式会社サンクス・ツー http://www.thanks2.jp/=======最後までお読みくださって、ありがとうございました。このメールマガジン、あるいは当団体へのご意見、ご質問はこちらへこのメールは毎週火曜日の発行です。NPOスローライフ・ジャパンとのご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、お気軽にお付き合いください。今後、このメールマガジンの送信が不要という場合、あるいはメールアドレスの変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。この「週刊スローライフ瓦版」、バックナンバーをアップしています。まだご覧になっていない方、こちらからご覧ください。http://www.slowlife-japan.jp/modules/mailmagazine/details.php?blog_id=2=======Copyright(C) NPO法人スローライフ・ジャパン スローライフ学会〒160-0002東京都新宿区坂町21 リカビル301TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554 http://www.slowlife-japan.jp/——————————————————————————–“