8 月20日は、水と川のお話で涼しく。


「さんか・さろん」奈良シリーズの第2弾です。今回は暑い夏にふさわしい水・川のお話。
“「吉野川 行く瀬の速み しましくも 淀むことなく ありこせぬかも」『万葉集』の一首である。この行く瀬とは、吉野川の宮滝付近の激流を現している。万葉人にとって河川は身近な存在であった”(下の写真は、現在の宮滝)
「万葉集にみる河川像」について、このような研究を続ける尾田栄章さん。
俳句も謡いも趣味。都市に打ち水して涼を呼ぶアイディアも尾田さん考案らしい。ユニークな“水博士”の話にご期待ください。
「さろん」では、もともとのご専門の水・川について、奈良の“むら”の魅力に引き寄せながら、お話いただきます。
※会場は日本橋「奈良まほろば館」です。ご注意ください。
・日 時 8月20日(火)19時~21時
・場 所 「奈良まほろば館」2階
(東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」下車、A1出口を上がるとすぐ。三越デパート前)
〒103-0022東京都中央区日本橋室町1-6-2
電話03-3516-3931 http://www.mahoroba-kan.jp/map.html
・テーマ 「地球の水・日本の水・奈良の水」
・語り手 尾田栄章さん(NPO法人渋谷川ルネッサンス代表)
奈良県のご出身。元建設省河川局長。第3回世界水フォーラムの事務局長をボランティアで務める。主な著書に『セーヌに浮かぶパリ』(東京図書出版会)『みちのくに徹する』(山海堂)など。雑誌『河川』に「“記紀と続記”の時代を“水”で読み解く」シリーズを連載中。
また「国連事務総長:水と衛生に関する諮問委員会」委員を務めるなど、国際的なネットワークを通じて世界の水問題の解決に取り組むほか、原発事故の対応に追われる福島県広野町役場の“任期付き職員”に志願して活躍中。
・資料代等 1000円
・定 員 60名(先着順)
・主 催 奈良県・NPOスローライフ・ジャパン
・申込み 会場の関係でなるべく早くお申し込みください。
NPOスローライフ・ジャパン メール
電話 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554
当日連絡は090-7433-1741野口まで。