瓦版2015.9.1 第275号

9月15日(火)「さんか・さろん」は中村桂子さん(JT生命誌研究館館長)の

『水と風と生きものと?中村桂子・生命誌を紡ぐ』http://tsumugu.brh.co.jp/

 映画鑑賞。優遇措置もあります。詳しくは「学会コラム」「編集室便り」を


・・・・・・・



コラム<火曜日の鐘> 長谷川八重(NPOスローライフ掛川)

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新米をいただきます



今日から9月、実りの秋ですね。私は、さっそく今年の新米を食べました。

当地では2、3年前から早稲品種の「静岡こしひかり」が多く生産され、8月

の終わりにはおよそ半分の田圃で稲刈りを終えています。残暑の中での稲刈り

作業に驚くこともなくなりました。

今年の新米は、友人のご主人が3月23日に種をまき、4月20日に植え付け、

収穫したてを“ご挨拶に”と頂戴した縁起物です。先ずは、神棚にお供えし、

炊きたてを仏壇にお供えし、「おかげさまで今年も新しいお米が食べられます」

と感謝をしてからいただきます。

おいしいご飯に合うおかずは、これもまた畑から直接届く野菜です。今日は

南瓜・冬瓜・茄子・トマト・ピーマンをどっさりと。毎日同じ食材で飽きない

献立を考えています。

地元野菜と地元人情で今日も満腹です。



学会コラム<緑と絆の木陰> 中村桂子(JT生命誌研究館館長)


「水と風と生きものと」よろしくお願いします


9月15日のさんか・さろんを生命誌の映画鑑賞にあてていただき、ありがと

うございます。正直、映像には気恥ずかしさがあります。ただ、長い間思いを

持ちながら、それがなかなか社会に伝わらないもどかしさに悩んできたことは

事実です。ですから、研究館への来館を待つだけでなく、映画という形で広げ

る意味はあると、気恥ずかしさより皆さまに見ていただくことのありがたさに

気持を切り換えています。

どう受け止めていただけるかちょっと恐い気持もありますが、よろしくお願

いいたします。映画の後お話の機会もいただいていますことも、ありがとうご

ざいます。

戦争に向かおうとする流れも、子どもの虐殺も、日常になってしまった人身

事故も、同じ根っこ、つまり人間が生きものであるという感覚が失なわれてい

るところにあると思っていますので、生命誌のもつ意味を聞いていただけたら

ありがたく思います。

火曜日が大阪での仕事がある日で、毎月のさろんに参加できずにおりますも

のですから、皆さまにお目にかかることとても楽しみです。


(映画鑑賞については優遇措置をさせてください、とのお話をいただき、

検討中です ? 編集室から)



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【逸村逸品】ひとこと紹介 ? http://www.facebook.com/slowlifej

三重県尾鷲市「へむへむ」。ヒノキを薄く削いで手編みした「ひのきたわし」

です。洗剤いらずで、森と海の環境を守る上に、すすぎの水も節約できます。

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■街角から畦道から


竹内 義昭 カズコさん(26)


カズコさんの要介護度が、今春、3から4に上がった。すると、引き上げの

直前に申込みをしていた特養からのお誘いが立て続けに3件もあった。1件は

電車で1時間ほどの青梅市、2件は杉並区内の施設だ。

とりあえず、我が家から歩いて15分、一番近い施設にお願いすることにした。

とはいっても、すぐに入所となるわけではなく、お試しショートステイをした

うえで、さらに家族の面接、施設側の審査会議で承認を受けるといった手順を

踏まなければならない。いわばウェイティングリストに入った状態のようだ。

お断りしたら、次はいつになるか分からないらしい。在宅で介護を続けるか

どうか、決断を迫られることになりそうだ。



<編集室から> 大変に好評いただいていた『カズコさん』。しばらく夏休み

の形でペンを休めてもらっていましたが、再登場をお願いしました。(続編と

せず、回数も通し番号とします。なお、筆者から、次の訂正文がありました)


<訂正> 2回目の原稿でカズコさんの誕生年を「大正5年」と記しましたが、

「大正11年」の誤りでした。うっかりミスです。申し訳ありません。



■まち・むらニュース


・奈良県奥大和 自然に還るヨガの旅


奈良県南部、東部の奥大和地域の豊かな自然の魅力を体感する。トレッキング・

温泉・ボルタリングとヨガ、の3コースがある。澄んだ空気、夜空を堪能して

心身ともにリフレッシュしてみてはいかが?

コース

?コース 「トレッキング&ヨガ」9月12?13日 東吉野村、明神平など

?コース 「スパ&ヨガ」10月3?4日 十津川村、昴の郷多目的広場など

?コース 「ボルタリング&ヨガ」10月17?18日 天川村、みたらい渓谷など

問合せ:奈良県地域振興部南部東部振興課/移住・交流推進室 0744-48-3135

近鉄大阪上本町駅営業所 06-6773-2100

http://www.pref.nara.jp/item/144697.htm



・佐賀県 求む・地域おこし協力隊員経験者(佐賀県職員採用)


佐賀県は「ひとを大切に、世界に誇れる佐賀づくり」を進めている。視点は、

本物の地域資源の磨き上げと女性が活躍する社会づくり、また雇用や新しい

ひとの流れ、子育ての希望をかなえる環境、時代に合った地域の創出に置く。

「さが創生」「さがデザイン」を掲げ、現場を大切に、手段を目的にしない、

そんな姿勢で仕事に向かう、とくに地域おこし協力隊員として活躍してきた

人を募集している。

問合せ:佐賀県人事委員会事務局任用担当 0952-25-7295

http://www.pref.saga.lg.jp/web/shigoto/_63887/_34031/jinji/_36173/_51763.html



コラム<象さんの散歩> 松下圭一先生をおくる会に・・


先週の土曜日、吉祥寺第一ホテルで開かれた「松下圭一先生をおくる会」に

参加した。著名な政治学、法学の学者、研究者はじめ自治体や市民グループの

活動家が全国から。私も新聞記者時代に戻って、お圭さんを偲ぶ輪に。

参加者はA5版50頁の書物を贈られた。『松下圭一・私の仕事?著述目録』。

その目録には、先生の著書、共著のほか、雑誌、新聞への論文が並ぶ。まさに

全仕事。圧巻である。私の名も2回登場させてもらっている。

1995年『地方の時代シンポジウム最終回・基調報告』分権の意義・課題と

考え方=松下圭一+大森彌、菅直人、並河信乃、川島正英

2000年『月刊地方分権』三層の底流から熟柿型革命=松下圭一+川島正英

この後者の対談は、地方分権への松下圭一論を総まとめにしたもので、ジャ

ーナリスティックに採り上げたが、先生の著作『自治体改革?歴史と対話』に

全文紹介してもらってもいる。自治体改革、熟柿型改革のほか、居眠り自治体、

ものとり民主主義、シビルミニマム、政策法務、垂直分権、分節政治システム、

・・。鋭く絢爛な独特の造語で綴った松下語録集といえようか。

私が、お圭さんに朝日新聞の紙上で何ごとか論じてもらうべく出かけ始めた

のは、美濃部東京都政、飛鳥田横浜市政、そして長洲一二さんの『地方の時代』

が注目をされた頃だから50年も昔から。よく居酒屋に。学も論も持たないのに、

酒に応援してもらって、政治、自治体と分権、まち、を語った。

それにしても、忙しかった人に、とあらためて申し訳なく思いつつ「おくる

会」の帰路、田嶋義介さん、坪井ゆづるさんと西荻窪の居酒屋へ。朝日新聞で

地方政治を担当、時代を違えてお圭さんとおつき合いした仲だ。3年ほど前、

お圭さんと最後に痛飲した居酒屋はなくなっていたが・・ ∨ 川島正英 ∧



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「奈良県十津川村」から・・

9月3日(木)13時30分「奈良県南部東部地域振興シンポジウム」が橿原市の

かしはら万葉ホールで開かれます。十津川村大字谷瀬総代:坂口哲夫氏もパネ

リストで参加します。詳しくは奈良県南部東部振興課 TEL:0744-48-3015

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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> 街のメッセージ

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群馬県富岡市の中心街を、地元のガイドさんの案内で歩きしました。ご案内通

りについていったのですが、私の性分でしょうか、変なことが気になります。

神社の歴史よりそこで働いている職人さん、古い建物の特色よりそこに下がる

昔の看板、さらに駐車場の手作りの料金箱、普通のうちの家庭菜園の工夫など。

人の暮らしから見えるものが、温かなメッセージとして届きました。

http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=327



■編集室便り


◇9月15日(火)「さんか・さろん」スペシャル!!


『水と風と生きものと?中村桂子・生命誌を紡ぐ』

http://tsumugu.brh.co.jp/http:/

この映画鑑賞と、中村桂子さんのお話です。



スローライフ学会副会長・中村桂子(JT生命誌研究館館長)さんの

渾身の映画公開に合わせて、わが「さんか・さろん」のテーマと

して採りあげ、語り合うよう企画しました。

 

・日時:9月15日(火)18時?20時(映画)、20時15分?21時(講話)

・場所:ミニシアター「ポレポレ東中野」http://www.mmjp.or.jp/pole2/

東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビルB1F 電話03-3371-0088

(東中野駅西口(南側)出口から徒歩約1分)

映画終了後、別会場で中村さんの講話となります。

・参加費:映画鑑賞費(検討中)プラス

「さんか・さろん」参加費(スローライフ学会会員500円・一般1000円)


※ただし中村桂子さんのご厚意で映画鑑賞費が優遇されます。

お申し込みはお早目にどうぞ。


・申込み: 参加ご希望の方は9月14日までにスローライフ・ジャパンまで。

  メール

TEL 03-5312-4141  FAX 03-5312-4554


なおこの映画『水と風と生きものと?中村桂子・生命誌を紡ぐ』は

9月12日の東京を出発に名古屋、大阪、神戸、仙台、札幌など8都市で

上映が予定されています。



◇10月31日・11月1日、雲仙フォーラムへ


8月の「さんか・さろん」で、雲仙市政策企画課の松下 隆さんから

この秋のフォーラムへ向けて、雲仙を紹介し、地方創生についての

お話をいただきました。


その後、何人かの方々から、「飛行機のチケットをとりたい」「宿を予約したい」

などのご連絡をいただいておりますが、詳細は9月10・11日に雲仙市に出かけて

決めてまいります。もう少々お待ちください。

http://www.slowlife-japan.jp/modules/katsudou/index.php?page=detail&bid=280

 


◇住所表示が変わりました、お間違えなきよう。


私たちの事務所の住所表示が、この夏、変わりました。

  (旧)〒160?0002 東京都新宿区坂町21 リカビル301



(新)〒160?0002 東京都新宿区四谷坂町9?4 リカビル301

  “四谷坂町9?4”のところだけが新しい表示です。よろしくお願いします。



◇スローライフ・ジャパンへのメールを送るときのお願い。



このスローライフ瓦版は、メールマガジン専用のアドレスからお送りしてい

ますので、このメールに返信していただいても事務局には届きません。

スローライフ・ジャパン、スローライフ学会、この瓦版への投稿などは

こちらまでお願いします。⇒



□スローライフ版・IT塾 ——————————————–


Q:外出先でパソコンからインターネットをつなぐとき、皆さんはどうやって

いるんでしょうか。スマホでは見られるのですが、パソコンを使ってメールを

送りたいときもあるので‥。 <編集室:篠原伊佐武>



A:通常のメール程度であれば、スマートフォンなどを介してテザリングでつ

なぐ方法があります。動画をダウンロードするなど通信量が多くなると厳しく

なりますが、通常のサイトを見たり、メールで軽い添付ファイルを送るくらい

でしたら問題なく作業できます。外出先のwifiにつなぎたいとなると別途契約

が必要だったり費用がかかることもありますので、各携帯電話のショップでお

確かめください。softbank、au、docomo以外の機器でも、300?500円でいくつ

かのwifiスポットに接続できるサービスもあります。



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クオリティライフから・・・

グルテンフリーのスイーツの基本を学ぶ講座、ホップ・ステップ・ジャンプの

要領で、3段階でステップアップしていきます。9月24日から始まります。

詳しくは>>>http://tabegoto.jp/glutenfree_basic/

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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。


鹿児島県

http://www.pref.kagoshima.jp/pr/koryu/index.html

岩手県遠野市

http://www.city.tono.iwate.jp/

和歌山県紀の川市

http://www.city.kinokawa.lg.jp/

奈良県吉野郡十津川村

http://www.vill.totsukawa.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html

日本テレネット 株式会社

http://www.nippon-tele.net/

クオリティ株式会社

http://www.quality.co.jp/

アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社

http://www.edi.ne.jp/

株式会社サンクス・ツー

http://www.thanks2.jp/



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最後までお読みくださって、ありがとうございました。

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ご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、

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