集落づくり、魅力はむらの人の笑顔。十津川村谷瀬で。


NPOスローライフ・ジャパンは今年、奈良県十津川村で「谷瀬の集落づくりアドバイス事業」をお手伝いしています。日本一の規模の「谷瀬の吊り橋」で知られる集落です。

初雪の降った先日は「ゆっくり体験」試行の反省会の寄合でした。集落での餅まき行事に混ざりのんびりした時間を過ごす交流体験プログラムの実験。参加した奈良県立大学・奈良女子大学の方々からもご意見をいただきました。

「谷瀬の人の笑顔や温かさがここの一番の魅力。今度は星を見たい。田舎の景色が素晴らしかった。普通の暮らしを手伝いたい。」

「餅まるめを手つだってもらって助かった。全体のコーディネーターが必要だった。「ゆうべし」(柚餅子)作りの体験は
まだ難しい。ゆっくりとはいいながらも結構忙しかった。」などなど学生さん、集落の方々から意見がいろいろ。

こういうことの積み重ねで、谷瀬の魅力が磨かれて、やがて遊びに来たい、空き家に住みたいという人も増えていくでしょう。

都会では出会えない谷瀬の人の素朴な笑顔は、何よりの地域資源。この冬には、この山里に「水車」も造ろう!と、むらの人々は燃えています。”