12月16日「さんか・さろん」のご報告です


12月16日(火)の「さんか・さろん」は、「今年を振り返って」


のテーマで、活動を振り返りました。そしてその後、皆さんからの自由な発言となりました。



参加者からの差し入れをつまみながら、美味しいお酒もいただいて。議論の尽きない

忘年会さろんとなりました。






テーマは“地域資源―「雪」「祭り」「方言」”。3つの分科会と、全体会。

全体会ではスローライフ学会学長の神野直彦さん(東京大学名誉教授)の基調講演「スノーライフ・スローライフ」が。






   パネルディスカッションでは青森市長・鹿内 博さんも加わって


   地域資源について語り合いました。




参加者は、八甲田丸での夜の交流会で「ねぶた」の“はねと”となって踊ったり、翌日、会の終了後も雪の中の商店街ツアーを楽しみました。





●9月13日(土)は「スローライフ・フォーラムin南牧」。



                        テーマは“南牧村を「ちびっ子の遊ぶ里へ」”。








「ちびっ子万歳」「さきがけ政策」「仕事おこし」「空き家活用」「東京とスクラム」の5分科会後に全体会。

“消滅可能性都市”の第一位にあげられた群馬県南牧村で、村民の方々とスローライフ学会関係者が、円陣を組んで語り合いました。基調講演はスローライフ学会会長の増田寛也さん(野村総合研究所顧問)「むら・まちの未来を考える」。諦めないで、地元が知恵を出そう!と強く語られました。暑い中の急ごしらえのフォーラムでしたが、人口2000人の村に、240人が集いました。




<地域づくり>



●2年前から通う、奈良県十津川村谷瀬という集落には、今年は毎月


“集落づくりアドバイス事業”の「寄合」に通いました。



春には地元の方々手作りの「ゆっくり散歩道」が整備され展望台もできました。







外部の人が谷瀬に滞在する「ゆっくり体験」のプログラムも試行、「餅まき」や「めはり寿司」づくりに奈良県の学生さんたちが参加してくれました。



新住民を受け入れられる集落づくりに向けて、少しずつ具体的なプロジェクトが進んでいます。




年末には十津川村村長・更谷慈禧さんと、スローライフ学会副会長の中村桂子さん(JT生命誌研究館館長)が雑誌の取材のために対談しました。




●同じ奈良県川上村へはこの秋から毎月通っています。



    ここは、先の“消滅可能性都市”の第二位にあげられたところ。









若い女性がいなくなり、子どもがいなくなると心配される中、「ちびっこ増やし隊」という子育て世代のお母さんたちが集まり活動を起こしています。その応援に奈良県南部東部振興課の仕事でうかがっています。

「人口が少ないからこそ、濃い関係ができる」「小さな企画を自分たちで実現できる」「あまり、街の方ばかり見なくなった」という頼もしい話に、通うこちらも元気になっています。




<さろん、メルマガ、逸品運動>



●毎月第3火曜日開催の「さんか・さろん」は、

3月18日「“逸村逸品”を語ろう!」野口智子(スローライフ・ジャパン事務局長)・丸山薫(スカリオン代表)

4月15日「大都会の自治体・町内会」菊池賢児(横浜市戸塚区踊場地区連合町内会会長)

6月17日「福島を見つめる」大石芳野(写真家)




7月15日「“エルトゥールル号”の映画化で日本とトルコの友好物語を」  浦聖治 (クオリティグループCEO)







11月18日「栗焼酎奮闘記」長谷川八重


(NPO法人スローライフ掛川)

など、多岐な話題が展開されました。(敬称略)






●毎週火曜日配信のメールマガジン「スローライフ瓦版」も年末で第240号となり、さらに内容の充実をと考えています。



●青森のフォーラムと同時に「逸村逸品展」も開催。その後も、各地のこれぞ“スローライフ逸品”というものを取材してご紹介しながら、各地の逸品開発へのアドバイスも続けています。



来年も「スローライフ・ジャパン」「スローライフ学会」をよろしくお願いいたします。