丹波篠山フォーラム報告「視察」

3月9日・10日に行われた「スローライフ・フォーラムin丹波篠山」、


そのスローな報告を始めましょう。




3月9日(土)JR篠山口に集合したスローライフ学会のメンバーは、全国各地から約40人。雲仙市から、札幌から、電車で車で。



まずは、駅構内に流れる「デカンショ節」を聞きながら、駅につくられた神戸大学と篠山市による「農村イノベーションラボ」(農での起業を目指す若者たちが学ぶ場)を覗き込み、「駅にこんな場所があるなんていいなあ」と感心しながらバスに乗り込みました。



車内での解説は、篠山市政策部創造都市課 竹見聖司課長。兵庫県丹波県民局 高永 徹副局長も乗り込んでくださいました。




バスは駅から南西方向、丹波焼の里・今田へ向かいます。のどかな田園地帯、山の中腹にそびえる県立「兵庫陶芸美術館」を見学したいところですが、ここはゆっくり時間をかけていきたいところ。



遠目に建物だけ見て、「陶の郷」という丹波伝統工芸公園に行きました。貴重な展示物からショッピングまでが楽しめる施設です。





その後、明治28年に造られ、今も現役の登り窯を見学です。お天気のなか、焼き物の里に続く小径の散策は気持ちがいいものでした。




篠山市街地にはいり、今度は街なかを散策です。ここでは「一般社団法人ノオト」が手掛ける、ふるい建物を活かしたホテル「NIPPONIA]、レストラン、ショップなどを次々と見学。








古民家をセンス良くおしゃれに活用した事例に感心しました。



「わあ?いいなあ?」「またゆっくりここにとまりたいな?」「買い物やお茶をしにきたいな?」の声が上がります。






「篠山城大書院」は歴史好きの人にはたまらないところ。その後の「丹波篠山デカンショ館」ではついにデカンショ節のルーツを知り、踊りまでを体験となりました。








4時間半ほどのかけあし視察でしたが、実によく歩き、よく見ました。そして所々で、ちゃんとスイーツなどを味わっている人もあり、皆さんの行動力にビックリでした。



みんなで踊った「デカンショ」は忘れられない思い出になったはずです。