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「スローライフ・フォーラムin十津川」が目前です。分科会を11月４日、５日
に開きました。十津川村村民と村外のスローライフ学会会員が話し合い、素晴
らしい交流となりました。フォーラムでの発表をご期待ください。
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コラム＜火曜日の鐘＞ 斉藤睦（地域総合研究所所長）
あさっての方から
私が尊敬する師は面白い言い方をするひとで、そのひとつに「改革はあさっ
ての方から来る」というのがある。改革は地道な積み重ねだけでなく、思いが
けない方向から生まれるという意味合いだ。たとえば明治維新はペリー艦隊が
浦賀沖に船を並べたことが引き金となった。往々にして想定外の「外圧」が改
革につながる。
コロナ禍でもそれがいえないだろうか。コロナ禍で失われたものは大きい。
その一方、以前から課題だった遠距離通勤や単身赴任、東京一極集中への具体
的な変化が生まれた。多くの会社では毎日会社に出勤せずともリモートで仕事
が出来、NTTは転勤・単身赴任廃止を発表した。リクルートアンケートでは都
内在住会社員の46.6％が地方・郊外への移住を考えていると回答している。
どれもこれまでやるべきだと考えられていたが、できなかったことが想定外
の事態で一挙に改革される可能性が生まれた。ファストからスローへの転換も、
このコロナ事態で進むのではないか。もちろん、改革の志向が根っこになけれ
ば生まれないのだが。
学会コラム＜緑と絆の木陰＞ 坪井ゆづる（朝日新聞論説委員）
現実について行けない私
もともと、世の中の実情を把握できない人間だと自覚はしてきたが、最近と
みに「現実」に違和感を抱くことが増えた。
さきの衆院選でも、朝日新聞が投票５日前の朝刊で、自民党の獲得議席数を
「251～279」と報じたときは、こんなに獲るかなぁ、過半数（233）割れもあ
るのではと思っていたので、結果の「261」に仰天した。
経済の話は、なおさらわからない。コロナ禍にあえぐ人が多いと知っている
から、働く女性の自殺が急増したとか、生活保護の受給者がリーマンショック
以来11年ぶりに増えたとか、今年の出生数はついに80万人を割り込みそうだと
いった数字に目がゆき、何とかしなければ、などと考える。
ところが、株価は堅調で、株主はウハウハが止まらない。大手総合商社は軒
並み最高益を記録し、海運業界も空前のバブルに沸いている。ゲーム業界も好
業績を維持している。儲けている会社には、それぞれに理由があるのは理解で
きるが、ちっとも実感が伴わない。
要するに世の中が二極化しているからだ、と説明されても、では、なぜ、そ
れを改める好機だったはずの総選挙が、あの結果になったのか。いよいよ、現
実に溶け込めない存在になっている気がする。
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奈良市「ひのきのたまご」。天然吉野ひのきの無塗装仕上げです。手に握って
マッサージ、子どもの知育玩具や消臭のほか、ディスプレイでも楽しめます。
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■街角から畦道から
分科会に参加して
神徳政幸 （和歌山県紀の川市 「道の駅青洲の里」駅長）
奈良県十津川村で11月21日開催の「スローライフ・フォーラムin十津川村」。
テーマは「むら」に生きる。その分科会「多様な暮らし・観光を多彩に」に、
駅長として出席しました。
十津川村で地域おこしや村づくり、地元区長さん、外国人ガイド等で活躍さ
れている方々と、十津川村の好きなところ、今後の観光をどのように考えて行
くかをディスカッション。村を愛し、村が大好きな方の出席でしたので、その
熱量は半端なかったです。
私も少し観光、地域づくりについて自分の思いを語りました。そして十津川
村の感想を頭文字で引用しました。「と」遠くてもとっても素敵な村「つ」つ
いつい行きたくなる村「が」頑張って何事にもチャレンジする村「わ」私たち
の誇り十津川村、と。写真もご覧ください。
村と学生と④ ～自家製茶づくり
室崎千重（奈良市 奈良女子大学准教授）
十津川村には敷地内にお茶の生垣や小さな畑を持ち、１年分の自家製茶をつ
くる家が多くあります。谷瀬集落の住民さんに習い、私たちも研究室で飲むお
茶を毎年手づくりしています。５月の連休に新芽を摘み、軍手をはめた手で熱
した鉄鍋に茶葉を押しつけて炒り、むしろの上でよく揉んで、天日干しすると
美味しい番茶が完成します。お茶はお店で買うものと思っていた私たち、自家
製できることに驚き、買ったものより美味しいねと、みんなで嬉しく飲んでい
ます。
村の“丁寧な暮らし”も重要な資源です。谷瀬集落では “ゆっくり体験”
と名づけたイベント時に、一般の方も自家製茶づくり、田植えなどの村の暮ら
しに参加できるようにして、村の魅力・豊かな暮らしを伝えています。
写真もご覧ください。
■まち・むらニュース
・兵庫県丹波篠山市 陶芸体験
ギャラリーのほかに、陶芸体験もおこなっている「いちらん陶房」は夫婦で営
むほっこりした空間。体験では、電動ロクロで何点かの作品をつくり、その中
のひとつを焼成する。仕上がり後は郵送可能。予約は２日前までに。
場所・問合せ：いちらん陶房 TEL079-509-0351
体験料金：3000円（材料費、焼成代込）
https://r.goope.jp/ichirun10bow/free/detail
・石川県白山市 白山ろくシャトル
金沢駅から白山麓を無料で結ぶシャトルバスが運行中。JR金沢駅を出発して、
白山比咩神社、白峰町内を自由散策。道の駅で買い物をして、金沢駅に戻る。
白山麓の歴史文化が楽しめるこのバスは実証実験中。
運行日：11月22日（月）まで（以後はルート変更あり） 運休日は毎週（火）
集合・解散：JR金沢駅（９時30分発―16時30分着）
申込み・問合せ・予約：ホワイトリングバス TEL076-255-5340
https://8936go.jp/
コラム＜象さんの散歩＞
不覚
十津川村フオーラムまで２週間を切った。その準備の追い込みに大忙しとい
うとき、象さん、病院の一室に入ったままです。腰の打僕です。真夜中にトイ
レに立って転倒しました。フォーラムまでに歩行できるほどに回復したとして
も、長旅は無理、の宣告です。
不覚。わがNPO・学会20年の催しで初めての欠席。残念無念。フォーラムに
参加いただくみなさん、準備に懸命のみなさん、申し訳ありません。
昨夜、息子・英樹と電話で。「きょう、筑紫哲也さんの日ですね」といわれ
て、愕然。11月７日は、筑紫君の命日。もう13年。その日は、ワインを献杯、
偲んできたのに。すっかり忘れていた。不覚が続く・・＜川島正英＞
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「奈良県十津川村」から・・
2022年版十津川風景カレンダー「四季十津川」が完成しました。季節ごとに姿
を変える十津川村の美しい風景や彩りをぜひご堪能ください。
価格は１部1200円（送料込み）商工会事務局 TEL 0746-62-0132
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コラム 野口智子＜スローライフ曼荼羅＞ 玉置神社
奈良県十津川村玉置神社は、役行者や弘法大師も修行に立ち寄ったと言われる
古くからの聖地です。標高1000メートル近くに風格ある社が鎮座し、その後ろ
には樹齢3000年という神代杉がそびえています。近年はパワースポットとして
若者にも人気。御利益に預かろうと訪ねたのですが、駐車場から歩くだけでも
大汗。肩で息をしながら、とにかく聖地の空気だけは存分に吸ってきました。
https://noguchi-tomoko.com/post-8232/
■編集室便り
▽11月20日・21日、「スローライフ・フォーラムin十津川」が開催されます。
11月20日（土）は、視察、夜なべ談義。21日（日）が基調講演、シンポジウム。
十津川村へ出掛けましょう。
さきだって11月４日・５日と分科会を開きました。テーマは「多様な暮らし」
「観光を多彩に」です。村民がのべ16人、村外のスローライフ学会会員が６人、
zoomで村外から４人が参加しました。チビちゃんも２人参加、アットホームな
いい会議となりました。内容は21日の会場で発表します。
行程・詳細→ https://www.slowlife-japan.jp/2021/10/10/%ef%bd%93-53/
フォーラム→ https://www.slowlife-japan.jp/2021/10/04/s-43/
▽「練馬大根たくわん漬け」予約販売始まりました。
「スローライフ旬」の店からの逸品は、希少な地域野菜「練馬大根」のまる
まる一本たくわん漬けと東京野菜漬物のセットです。品物が届くのは２月で
すが、まずはご予約を！
https://www.slowlife-japan.jp/2021/09/16/%ef%bd%93-44/
▽年会費・参加費について
https://www.slowlife-japan.jp/2021/10/04/%ef%bd%93-42/
この「さんか・さろん」予定をご覧になり、新たに会員になろうと思われた
方、10月以降の入会は年会費が3000円となります。これまで年会費はいつの
入会でも5000円でしたが、変更となりました。
このたび新入会の方は年会費3000円と「さんか・さろん」参加し放題で3000円、
合計6000円を下記にお振込みください。
「さろん」はその都度のお支払いも可能です。
１回ごとの参加費は会員1000円、一般2000円。
また学生は入会せずとも無料となります。
【振込先】
ゆうちょ銀行 振替口座 ００１９０－４－５９５２９３ スローライフ学会
※他金融機関からのお振込みの場合は
店名：〇一九（ゼロイチキュウ）店 預金種目：当座
口座番号：０５９５２９３ スローライフ学会 まで。
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量（玄米と白米を各２合ずつ）から試せる期間限定セットを企画しました。お
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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。
奈良県吉野郡十津川村
https://www.vill.totsukawa.lg.jp/
奈良県
http://www.pref.nara.jp/
雲仙市
https://www.city.unzen.nagasaki.jp/
飯山市
http://www.city.iiyama.nagano.jp/
出雲市
http://www.city.izumo.shimane.jp/
丹波篠山市
https://www.city.sasayama.hyogo.jp/
日本テレネット株式会社
http://www.nippon-tele.net/
シン・エナジー株式会社
https://www.symenergy.co.jp/
クオリティソフト株式会社
http://www.qualitysoft.com
アース・デザイン・インターナショナル（edi)株式会社
http://www.edi.ne.jp/
株式会社サンクス・ツー
http://www.thanks2.jp/
中島プレス工業有限会社
https://www.nakajimapress.jp/
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最後までお読みくださって、ありがとうございました。
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※郵便・FAXともにスローライフ・ジャパン宛でお願いします。
シェアオフィスのため「スローライフ学会」宛ですと届きません。
