瓦版2012.6.26第113号

週刊スローライフ瓦版 (2012.6.26 第113号)発行:NPOスローライフ・ジャパンスローライフ学会=======★★★★★6月の「さんか・さろん」・パナソニックセンター東京の見学は、台風に若干の影響を受けつつも楽しく有意義に。7月の「さろん」は、いつもの談論の場。「新しい公共」について、辻元清美さんのお話を聞き、話し合いましょう。★★★★★コラム<火曜日の鐘> 長谷川八重(NPOスローライフ掛川)~~~ 東北からの便りに 「瓦版」前号の学会コラム<緑と絆の木陰>には、東北に赴任したばかりの坪井ゆづるさんから、早速被災地の現状が寄せられていました。鋭い観察眼とこころの表現は、読む側の五感や六感に訴えます。 実は「東北復興取材センター」のセンター長に就任ということで、5月17日、NPOスローライフジャパンの理事会のあと、出席役員みんなで“壮行会も行ったのでした。「がんばって!」「お体を大切に」と。 私がプレゼントを任されていました。体力勝負の取材になる事を想像して、アメリカ軍隊でも用いられている頑丈な水筒をお贈りしたのですが・・。 坪井さんからは、意外にも「今度は記者としてではなく、センターの管理職。慣れない仕事ですが人間力を高めてみます。でもきっと記者魂が疼いて…」というお話でした。そして、こんどのコラムでは、まさしく正しく現地を歩いていらっしゃるご様子で、嬉しく拝読いたしました(添付した写真は壮行会のときの坪井さん。プレゼントをもらってご満悦です)学会コラム<緑と絆の木陰> ~~~~~ 神野直彦(東京大学名誉教授) 生き直すスローライフ スローライフとは愛情に寄り添われて生活することだ。子供が誕生した時に、そう実感した。子供が生長していくとともに、自分の幼き頃を想い起こしながら、子供の眼を通して、人生をもう一度、生き直すことができるような気がしたからである。 その子供も結婚し、我が家の右隣りに家を構えている。我が家の左隣りには、私の両親の住居がある。同じ敷地内に三棟の住居があり、孫を含めて四世代が肌を寄せ合うように生活をしている。 5歳になる孫が、「お爺ちゃん」と訪ねてきては「僕は仕事にいくと、友達と遊ばなくてはならないし、疲れてしまうんだ。だから、家に帰るとすぐに研究室にいくことにしているんだ」と、可愛らしく愚痴を言っていく。もちろん、「仕事に行く」とは「保育園」に通うことであり、「研究室に行く」とは自分の部屋つまり子供部屋に行くことである。 孫が「心が落ち着く」という子供部屋は、「北」にある。日本人は日当りのよい南が好きなのに、孫は敢えて「北」の部屋を、自分の部屋に選んだ。それは幼き頃、私が初めて自分の部屋を作ってもらった時の想いを呼び起こした。仏壇の脇の北側の小さな部屋だったが、その嬉しさは今でも忘れない。それ以来、自分の「研究室」は必ず「北」を選んでいる。私にとって「北」は、世間の喧騒を逃れ、心を落ち着かせ、熟慮する「場」なのである。 「北」は「逃げる」という意味である。二人の人が背を向け合っている様子を表現しているからだ。「敗北」といえば、「負けること」ではない。「負けて逃げること」である。「逃げる」といえば、消極的に聞こえるが、俗事から逃れ、真理を静かに考えることこそ、スローライフの精神である。 そうした「北」の意義を、孫は直感的に洞察したのかもしれない。そんな夢想に耽りつつ、いつまで孫と生き直せるのかと、寂しげな梅雨の雨を眺めながら思いを馳せた。■街角から畦道から 時の経過 中村友子(ライター 千葉市在住)地下鉄サリン事件で、特別手配されていた高橋克也容疑者が、17年の逃亡生活を終えた。片や、東京電力女性社員殺害事件で、再審開始決定のために釈放されたゴビンダ・プラサド・マイナリ氏は、18年ぶりに故郷のネパールの地に着いた。この二つの事件、共に、17、18年という長い、長い時間の経過が心をゆさぶる。それぞれの着地点から新しい別の人生が始まる。人間も自然も生きることは、まさに時間との戦い。辛くても、幸せでも、時は休まず動いている。当たり前のことだが、妙に大切だと感じる。■まち・むらニュース・東京都新宿区 木下惠介生誕100年記念映画と紺野美沙子トークイベント衛星劇場で木下惠介監督生誕100年を記念、5月から全49作品をハイビジョンで放送中。この特集に合わせ、1986年の作品「新・喜びも悲しみも幾歳月」を上映、出演している紺野美沙子さんをゲストに招いてのトークイベントを開催、150組300名をご招待。主催:衛星劇場 協力:月刊スカパー!日時:7月31日(火) 18:30開演(18:00開場)18:30 紺野美沙子さんと司会者によるトークイベント 18:50 本編上映 21:00終了予定場所:東京 新宿明治安田生命ホール 応募締めきり:7月17日(火)詳細・応募先は「衛星劇場ホームページ」へhttps://www.eigeki.co.jp/present/kinoshita_1205.html問い合わせ:衛星劇場「新・喜びも悲しみも幾歳月」上映会係(5250-2325)・宮崎県日南市 7月7日に「暮らしセミナー」 宮崎県の南に位置、国定公園「日南海岸」や、「鵜戸神宮」や歴史的町並みが残る「飫肥の城下町」「堀川運河」、森林セラピー基地に認定された「猪八重渓谷」など、海、山の自然豊かな日南市への移住について考えるセミナー。7月7日(土)11:00~11:30 市長が語る。11:30~ 16:00 個別相談会場所:ふるさと暮らし情報センター・東京 千代田区有楽町2-10-1(東京 交通会館6階) 参加費:無料。 定員:40組(定員になれば締切)申込期日:6月29日(金) 申込方法:電話 または ファクシミリ申込・問合せ: 日南市役所総務部まちづくり課 TEL:0987-31-1128※日南市 UJIターン 空き家・空き地情報バンク http://nichinan-uji.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━米粉のまち・胎内市から・・・各イベントなどで配られる50gの米粉サンプル。これでどんな料理が作れる?やっぱりこれでしょう、米粉のまち胎内のオリジナルグルメ「べえべえ」です。http://tainai-komeko.blogto.jp/archives/9217386.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━「日光『食』の研究所」から・・・7月7日(土)~8日(日)は「日光夏そばまつり」。まもなく収穫される夏ソバを利用した“日本一早いそばまつり”です。http://nikkokekko.blog121.fc2.com/blog-entry-179.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━クオリティライフから・・・江戸時代には、夏バテ防止の栄養ドリンクでもあった甘酒。発酵食の流行とともに、甘酒の価値がいま見直されています。夏到来の前にマスターしたい、麹でつくる甘酒の教室。詳しくは→ http://tabegoto.jp/archives/820━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━コラム<象さんの散歩> 「今村組・同窓会」での出会い ~~~ 先号に、三つの「懐かしい人との出会い」を書いた。そのあとに「今村組・同窓会」というのがあった。今村組とは、今村昌平さんが率いた映画づくりのチーム。イマヘイさん七回忌。新宿歌舞伎町に百人超が集まった。 私と今村さんのおつきあいは、1987年、東京・有楽町の朝日ホールで、夏の5日間ぶっ通し「朝日87日本映画祭-今村昌平全仕事」をやったときから。今村監督作品を日に3本、それに講演か座談会を加えたイベント。筑紫哲也と相談しつつ、今村組の面々とともにつくりあげた。また、茨城県霞ヶ浦近くの村に映画大学をつくる話を進め、途中で挫折したなどいろいろあった。 同窓会は懐かしい顔ぶればかり。映画プロデューサー・武重邦夫さん。未来の映画人育てに忙殺されつゝ、自らもこころの作品を次々と。私は映画「1000年の山古志」でお手伝い。演劇界からは異才の演出家・藤田傳さん。彼の映画作品は「大往生」一本だけだが、私は秋田県二ツ井町との共同制作を手伝った。 イマヘイさん晩年、これら今村組悪童らと御用納め後の三日間ほど旅に出る家族泣かせの年末行事が続いていた思い出が強烈に蘇った。 ∧ 川島正英 ∧コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> アワビのドブ漬け~~~鳥羽市の国崎は伊勢神宮に「熨斗アワビ」を献上している、アワビの産地です。ここで、贅沢にも生のアワビをキュウリやナスと同じように糠みそに漬ける、アワビのドブ漬けを食べました。“旨み”とは、こういう味をいうのでしょう。日本酒を何合も飲めそうな、濃いおいしさでした。地元での昔からの保存法が、今や珍味です。では、熨斗アワビは?と興味は深まりました。http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=165■編集室だより □坪井ゆづるさん、がんばれ! この瓦版の「学会コラム」執筆陣の一人、坪井ゆづるさんが朝日新聞の人事で「3・11」後の復興現場へ。そして、「仙台総局長・東北復興取材センター長」だから前線基地総司令官ともいえる。 先週の学会コラム欄に、第一報。それをうけて、今週の「火曜日の鐘」で、長谷川八重さんが「がんばって」と。みなさんも励ましのお便りをどうぞ・・・ □7月「さんか・さろん」は、辻元清美さんの登場です 「新しい公共について語りましょう」 推薦者はスローライフ・ジャパン理事の早野透さん(桜美林大学教授)。 辻元さんは、筑紫哲也さんの勧めで、衆院選挙に立候補して政治家に。早稲田の学生のころから国際交流団体ピースボートの活動を始め、議員になってNPO法の成立に寄与しました。いまも超党派のNPO議員連盟を中心で支えています。東日本大震災では、ボランティア担当の総理補佐官として被災地支援に活躍しました。 最近、「いま、『政治の質』を変える」(岩波書店)という著書を出し、その出版記念会も豪華な顔ぶれで話題になりました。 さらに「新しい公共」という活動を進めています。スローライフ運動と根っこで通じる「新しい公共」の話を聞く会。どうぞお出かけください。 ○日 時……7月17日(火)19時~20時30分(18時40分受付開始)○場 所……平河町Mercury Room (千代田区平河町1-4-5平和第一ビル6階 クオリティ㈱ 会議室) ○ゲスト……辻元清美さん(衆議院議員)○主 催……スローライフ学会○参加費……会員1000円、一般2000円(学生500円、講師の紹介者1000円)※終了後、希望者で簡単な懇親会を行います。会場は、当日お知らせします。【申込み】7月16日(月)までに、NPOスローライフ・ジャパンへ。 電話 03-5312-4141 FAX 5312-4554 □新年度の会費をお願いします。新会員も募集中です。 スローライフ学会はNPOスローライフ・ジャパンが運営する学会(学長・神野直彦、会長・増田寛也、副会長・中村桂子)です。 スローライフについて多くの分野から学び、楽しく語り合う。また、全国でスローライフなまちづくりをすすめる皆さんとのつながりでもあります。 年会費5000円。会員は、この「瓦版」に記事を出したり「さんか・さろん」などで交流したりできます。既会員の方は下記の口座へお振り込みください。【振込先】ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフ学会三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会※4月~3月の年会費のため、昨年度中途のお支払いの方も、新年度は新たに お振込いただきたく、よろしくお願いいたします。※個人名以外の口座でお振込の場合、確認できませんのでご一報ください。新しく入会ご希望の方は、こちらからお申し込みください。【入会フォーム】 http://www.slowlife-japan.jp/modules/contents/index.php?content_id=6 □ボランティア募集 NPOスローライフ・ジャパンの事務作業をお手伝いしていただける方を探しています。アルバイト料をお支払いできない、とても虫のいいお願いではあるのですが‥。データ入力や資料の発送など簡単な仕事ですが、お手伝いしていただければとても助かります。ぜひご一報ください。【問い合わせ先】 ■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。鹿児島県 http://www.pref.kagoshima.jp/pr/koryu/index.html岩手県遠野市 http://www.city.tono.iwate.jp/日本テレネット株式会社 http://www.nippon-tele.net/クオリティ株式会社 http://www.quality.co.jp/アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社 http://www.edi.ne.jp/株式会社サンクス・ツー http://www.thanks2.jp/=======最後までお読みくださって、ありがとうございました。このメールマガジン、あるいは当団体へのご意見、ご質問はこちらへこのメールは毎週火曜日の発行です。NPOスローライフ・ジャパンとのご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、お気軽にお付き合いください。今後、このメールマガジンの送信が不要という場合、あるいはメールアドレスの変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。この「週刊スローライフ瓦版」、バックナンバーをアップしています。まだご覧になっていない方、こちらからご覧ください。http://www.slowlife-japan.jp/modules/mailmagazine/details.php?blog_id=2=======Copyright(C) NPO法人スローライフ・ジャパン スローライフ学会〒160-0002東京都新宿区坂町21 リカビル301TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554 http://www.slowlife-japan.jp/—————————————————————————————————————————————————————-“